Lifestyle10分2026-09-03

ゴールデンレトリバーあるある15選【うちの実話】

洗濯籠からタオルを盗む、散歩の挨拶は人が先、掃除機が心配になる抜け毛——ゴールデンレトリバーのレン(2歳)と暮らす飼い主が、うちで実際に起きている「あるある」を15個集めました。ゴールデンと暮らす方も、これから迎える方も。

ゴールデンレトリバーあるある15選【うちの実話】

デカワン編集部

ゴールデンレトリバーオーナー / 飼育歴15年

目次
  1. 咥える・盗む・破く:洗濯物の受難
    1. 1. 洗濯籠からタオルと靴下をかっさらってくる
    2. 2. タオルを咥えていたら、即、取り合いが始まる
  2. 人が好きすぎる:挨拶の優先順位
    1. 3. 散歩の挨拶は「人が先、犬が後」
    2. 4. 近所のおばちゃんの家で「在宅チェック」をする
    3. 5. うれしょんするレベルで人が好き
  3. 毛:量の概念が変わる
    1. 6. 掃除機が壊れるんじゃないかという抜けっぷり
    2. 7. 神経質な人には、たぶん耐えられない
  4. 食べもの:好みが渋い
    1. 8. プレーンヨーグルトが最近のお気に入り
    2. 9. きゅうりも好き
  5. 水と天気:こだわりの基準が謎
    1. 10. お風呂は平気なのに、雨は嫌い
    2. 11. なのに、水たまりには容赦なく入っていく
    3. 12. 雷が鳴ると、急に距離が近くなる
  6. 寝場所:家じゅうが彼女のもの
    1. 13. 番犬にはならない(基本ヘソ天)
    2. 14. 夏の寝場所は、フローリングの隙間か玄関
  7. 動物病院:まさかの「好き」
    1. 15. 動物病院を、嫌がらない
  8. まとめ:振り返れば、全部「人が好き」

我が家には、ゴールデンレトリバーの レン がいます。2歳の女の子です。

犬と暮らして15年。先代はボーダーコリーの ラク(男の子)でしたから、ゴールデンは私にとって2犬種目になります。まったく性格の違う2頭の比較は別の記事に書いたので、今回はレンの話だけに絞ります。

絞った理由は単純で、 ゴールデンとの毎日は「あるある」の宝庫だから です。洗面所からタオルが消える。散歩がご近所への挨拶回りになる。掃除機の中身がほぼ毛になる。どれも困っているような、笑っているような、そんな毎日です。

この記事では、レンと2年暮らして溜まりに溜まった「ゴールデンレトリバーあるある」を15個、書き出してみます。ゴールデンと暮らしている方は「うちもです」と頷きに、これから迎える方は「そういう毎日になるのか」と覗き見に来てもらえたらうれしいです。

咥える・盗む・破く:洗濯物の受難

ゴールデンレトリバーは「レトリバー=回収する犬」の名のとおり、何かを咥えて運ぶのが大好きです。それ自体は微笑ましいのですが、問題は 何を回収してくるか です。

1. 洗濯籠からタオルと靴下をかっさらってくる

うちの洗濯籠は、レンにとって宝箱です。

こちらも学習して、籠は洗面所の奥に隠しています。それでも、ふと気配を感じて振り向くと、 口にタオルを咥えたレンが、胸を張ってリビングに入場してくる のです。いつの間に侵入したのかは、いまだに分かりません。分かっているのは、レンの中で洗面所が「狩場」として完全に定着していることだけです。

咥えてくるのは、だいたいタオルか靴下。しかも洗濯前のものを選んできます。家族のにおいが濃いものほど価値が高いらしく、その基準がぶれたところは見たことがありません。妙なところで一貫している犬です。

2. タオルを咥えていたら、即、取り合いが始まる

タオルをただ咥えて満足してくれるなら、まだいいのです。レンの場合、放っておくと ビリビリに破きます

だから、咥えているのを見つけた瞬間、こちらは回収に動きます。レンは逃げる。こちらは追う。レンは首を振ってタオルを振り回す。——もうお気づきでしょうか。 これ、本人の中では完全に「遊び」なのです

被害は、笑い話で済む規模では終わりませんでした。気がついたときには、 家にあったタオルがほぼ全滅 していたのです。1枚2枚を買い足すという話ではなく、まとめ買いで一斉に入れ替えました。おかげで我が家のタオルは、いま全部が同い年です。

たぶんレンは、「タオルを破けば(あるいは破きそうにすれば)人が本気で構ってくれる」と学習しています。つまりタオル泥棒は、レンなりの遊びの誘い方。それが分かっているから強く叱る気にもなれず、我が家では今日もどこかで、タオル争奪戦のゴングが鳴っています。

人が好きすぎる:挨拶の優先順位

ゴールデンの人好きは有名ですが、レンのそれは「好き」という言葉では足りません。日々の行動の優先順位が、すべて「人」で決まっています。

3. 散歩の挨拶は「人が先、犬が後」

散歩中、犬連れの方と会ったときのレンの動きは、いつも決まっています。 まず飼い主さんのところへ行く。犬同士の挨拶は、その後 です。

相手の犬が「遊ぼうよ」と誘ってくれていても、レンの視線の先にいるのは、リードの上の人間。ひとしきり撫でてもらって満足してから、ようやく「ああ、君もいたの」という顔で犬に向き合います。犬より人が好きな犬なのです。

実はレン、子犬のころは散歩がそれほど好きではありませんでした。それが変わったきっかけは、走る楽しさに目覚めたから——ではなく、 「外に出れば人に会える」と気づいたから 。以来、毎日2時間ほどの散歩は、レンにとって運動というより社交の時間になっています。

4. 近所のおばちゃんの家で「在宅チェック」をする

散歩コースの途中に、レンが大好きな近所のおばちゃんの家があります。

その家の前まで来ると、レンは必ず門のところで立ち止まり、 中をじっと覗き込みます 。在宅チェックです。会えれば、当然の大喜び。会えなければ、しばらく門の前で粘り、後ろ髪を引かれるような足取りで歩き出します。

これが毎回なのです。昨日会えたから今日は素通り、ということがない。この律儀な巡回を見ていると、レンの頭の中の散歩マップには、「好きな人の家」に金色のピンが立っているのだと思います。

5. うれしょんするレベルで人が好き

レンの「人が好き」は、ときどき感情が体の容量を超えます。大好きな人に会えたときのテンションの上がり方が本当にすごくて、正直に書くと、 うれしょんをするレベル なのです。

だから、よそのお宅の庭に入れてもらうようなときは、こちらは非常に気をつかいます。とはいえ「落ち着かせてから挨拶させる」というような器用な芸当は、正直できません。 こちらにできる対策はひとつだけで、散歩に出る前におしっこを済ませておくことです 。それでも、人様の庭で盛大にやってしまった日はあります。「いいよいいよ」と言っていただいても、こちらの気の使い方は相当なものです。申し訳なさと、「そこまで喜ぶか」という半ばあきれた感心が、毎回同時にやってきます。

毛:量の概念が変わる

ゴールデンレトリバーと暮らすことは、毛と暮らすことです。先代のボーダーコリーもダブルコートでしたから、抜けやすさそのものは、たぶんそう変わらないのだと思います。違うのは体の大きさです。 同じように抜けても、体が大きいぶん、集まってくる毛の量が違う 。理屈にすればそれだけの話なのですが、その「それだけ」が、暮らしにはっきり効いてきます。

6. 掃除機が壊れるんじゃないかという抜けっぷり

我が家の掃除機はSharkのEVOPOWERです。よく働いてくれています。働いてくれているのですが、ダストカップを開けるたびに思うのです。 「この掃除機、いつか毛で壊れるんじゃないか」 と。

カップの中身は、ほぼ毛。ホコリを吸っているのか毛を吸っているのか分からない比率で、換毛期には1回の掃除でカップが金色のかたまりでみっちり埋まります。それを捨てながら毎回思います。これだけ抜けて、なぜ君は今日もフサフサなのか。

7. 神経質な人には、たぶん耐えられない

抜け毛対策の話は別の記事に詳しく書いたので、ここでは量のすごさだけ、笑い話として書かせてください。

ブラッシングはほぼ毎日しています。それでも、毛は舞います。関節を考えてレンを2階には上がらせていないのに、 2階の部屋から普通に金色の毛が見つかります 。本人が一度も足を踏み入れたことのない場所に、毛だけが先に到達している。空気の流れと家族の靴下が、毛の運び屋になっているようです。

きれい好きで神経質な方には、正直、ゴールデンとの暮らしは厳しいと思います。「服に毛が付いていない日はない」を笑って受け入れられるかどうかが、この犬種との相性の分かれ目です。

食べもの:好みが渋い

食いしん坊な犬種ですから、基本は何でもおいしそうに食べます。ただ、レンの「お気に入り」のラインナップが、ちょっと渋いのです。

8. プレーンヨーグルトが最近のお気に入り

最近のレンの大好物は、 無糖のプレーンヨーグルト です。

冷蔵庫からヨーグルトのパックを出す気配だけで、家のどこにいても飛んできます。スプーンにほんの少し取って差し出すと、この世の幸せを煮詰めたような顔でなめる。空になったスプーンまで、名残惜しそうにいつまでもなめています。

もともとは、私が健康のために食べていたものでした。それがある日、あまりにもおいしそうに見つめてくるので、ひと口あげたのが運の尽き。いつの間にか あのパックは、完全にレン専用 になりました。私はというと、最近はまったく食べていません。

冷蔵庫の定位置に鎮座するヨーグルトを見るたび、「プレーンヨーグルト、そんなにおいしいか?」と思います。正直、あれは本当に味がない。そう思いながら、切らさないように買い足しています。

※犬に与えるなら、砂糖や甘味料の入っていない無糖プレーンを少量、が基本です。

9. きゅうりも好き

もうひとつの好物が、 きゅうり です。

台所できゅうりを切っていると、いつの間にか足元にスタンバイしています。一切れ渡すと、ポリ、ポリ、と実にいい音をさせて食べる。夏の台所に響く、大型犬がきゅうりをかじる音。我が家ではすっかり季節の風物詩です。

ヨーグルトときゅうり。2歳の女の子の好物リストとしては、ずいぶん渋い。おやつの好みだけを見れば、健康志向のお年寄りと暮らしている気分になります。

※きゅうりも、初めて与えるなら少量から様子を見るのが安心です。

水と天気:こだわりの基準が謎

水遊びが好きと言われるゴールデンですが、レンの「水」への態度には独自の基準があります。そして、その基準がいまだに解読できません。

10. お風呂は平気なのに、雨は嫌い

レンは お風呂を嫌がりません 。2ヶ月に1回のトリミングサロンの合間の月には自宅でシャンプーをするのですが、シャワーで全身を流されても、実に落ち着いたものです。

ところが、 雨に打たれるのは今ひとつお気に召さない 。雨の日の散歩は明らかに歩みが重く、早々に「もう帰りませんか」という顔でこちらを見上げてきます。お湯は良くて、雨はダメ。どちらも同じ水では? と本人に聞いてみたいところです。レインコートを着せても、テンションまでは防水できません。

11. なのに、水たまりには容赦なく入っていく

雨が嫌いなら、濡れるのが嫌いなのだろう——普通はそう考えます。ところがレンは、 水たまりを見つけると容赦なく突っ込んでいきます

避けて歩くという発想が、まずない。むしろ心なしか嬉しそうに、ばしゃばしゃと踏み抜いていく。空から降ってくる水は嫌で、地面にたまった水は良い。基準は今日も不明のままですが、ひとつ確かなのは、雨の日の散歩から帰ってくると 足だけ泥だらけの犬 が仕上がっていることです。玄関で四本の足を拭き上げる作業までが、雨の日の散歩です。

12. 雷が鳴ると、急に距離が近くなる

ふだんは堂々として見えるレンですが、 雷は苦手 です。

遠くでゴロゴロと鳴りはじめると、そわそわとこちらに寄ってきて、大きな体をぴったり押しつけてきます。あの大きな体で、耳を伏せて、できるだけ小さくなろうとしている。申し訳ないけれど、少しかわいいと思ってしまいます。ふだんから甘えん坊の犬ですが、雷の日のくっつき方には「甘え」ではなく「避難」の切実さがあります。飼い主の隣が避難所に選ばれているのなら、それはそれで光栄なことです。

寝場所:家じゅうが彼女のもの

先に白状しておくと、我が家に 犬用ベッドは1つもありません 。子犬時代のレンがクッションというクッションを次々に食い破り、生き残ったのは低いフチの四角いマット1枚だけ。現在のレンの定位置は 人間用のソファ です(この顛末はベッドの記事に詳しく書きました)。そんなレンの「寝る場所」にも、あるあるが詰まっています。

13. 番犬にはならない(基本ヘソ天)

大型犬と暮らしていると言うと、「番犬にもなって頼もしいね」と言われることがあります。断言しますが、 レンは番犬になりません

まず、警戒心の在庫がありません。来客があれば真っ先に玄関へ走っていき、全力の歓迎をする。そして家の中では、安心しきって 基本ヘソ天 で寝ています。お腹を天井に向け、四肢を投げ出したあの寝姿に、防犯の意思は1ミリも感じられません。先代のラクも吠えて威嚇するタイプではありませんでしたが、レンの無防備さは、その比ではないと思います。

ちなみにペットサークルはあるのですが、扉は基本フルオープン。中に入ってもらうのは、来客の対応中と、ご飯のあとの運動禁止タイムの2つだけです。

14. 夏の寝場所は、フローリングの隙間か玄関

レンが滑って関節を痛めないよう、家の床にはほぼペットマットを敷いています。ところが夏のレンは、 マットの敷かれていない「露出したフローリング」をわざわざ探し当てて、そこに伸びます 。ひんやりした床が気持ちいいのでしょう。

マットだらけの我が家で、涼しい床は限られています。そしてその最終到達点が、 玄関のたたき です。夏の盛り、玄関で堂々と寝そべる大型犬。おかげで我が家は、 玄関を常にピカピカに保たざるを得なくなりました 。犬のおかげで玄関がきれいになった家は、たぶんうちだけではないはずです。

玄関のタイルの上でヘソ天になって伸びているゴールデンレトリバー

夏のある日の玄関です。ここまで気持ちよさそうに伸びられると、どいてもらうのが申し訳なくなります。

ただし、困るのは宅配便が来たときです。 先に退避させておかないと、配達員さんにもれなく飛びかかります 。しかもレンは、閉めておいたはずのドアの横に、いつの間にか立っている。とくに生協のお姉さんが大のお気に入りで、あの人が来る日は、どうやってか必ず玄関に現れます。ドアの開く音とチャイムの音は、完全に聞き分けているようです。

動物病院:まさかの「好き」

最後は、多くの犬にとって鬼門であろう、あの場所の話です。

15. 動物病院を、嫌がらない

犬は動物病院が嫌いなもの——そう思っていた時期が、私にもありました。レンは、 喜んで入っていきます

理由は明快で、病院は「人にも犬にもたくさん会える場所」だからです。待合室は、レンにとってちょっとした社交場。2ヶ月に1回通っているトリミングサロンと同じ場所ということもあって、あの建物には良い思い出のほうが積み上がっているのだと思います。

ただし、注射など痛いことをされた 次の回だけは、さすがに嫌がります 。入口で少し踏ん張って、「前回のこと、忘れてませんからね」という顔をする。それでも診察が終わって、先生やスタッフさんに撫でてもらえば、帰り道にはもう上機嫌です。引きずらないところも、いかにもゴールデンだと思っています。

まとめ:振り返れば、全部「人が好き」

15個並べてみて、あらためて気づきました。タオル泥棒も、挨拶の順番も、在宅チェックも、番犬失格も——根っこは全部「人が好き」 なのです。

構ってほしくてタオルを咥え、会いたくて門を覗き込み、うれしすぎて漏らし、安心しきってヘソ天で寝る。ゴールデンレトリバーは、人と一緒にいることを軸に一日が回っている犬なのだと、レンを見ているとつくづく思います。

だからこの犬種との暮らしは、家じゅう毛だらけで、洗濯物は常に狙われていて、夏の玄関には犬が寝ています。それでも、帰宅するたびに全身で「おかえり!」をぶつけてくる相手がいる生活は、一度知ってしまうと、なかなか手放せるものではありません。

これからゴールデンを迎える方は、飼い方の全体像をまとめた記事もあわせてどうぞ。迎えたが最後、あなたの家の「あるある」も、いつか15個では収まらなくなるはずです。

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