目次
  1. 雨の日の大型犬散歩で、本当に大変なのは帰ってから
    1. 玄関にはタオルを敷きっぱなし
    2. 拭いただけでは、雨の匂いが残る
    3. 濡れるのは犬だけではない
    4. 傘か、レインウェアか。分かれ目は「うんちを取るとき」
    5. 梅雨も秋も、やることは同じ。冬だけ少し気を使う
  2. 着せやすさで選ぶ理由|フルカバー型で挫折した話
    1. ラクのとき、フルカバー型が続かなかった
    2. いまはポンチョ型に落ち着いた
    3. 結論:着せるのが大変なコートは、続かない
  3. 大型犬のレインコート選び 3つのポイント
    1. 1. 着せやすさ(足を通すか、通さないか)
    2. 2. 防水か撥水か、そしてカバー範囲
    3. 3. サイズは胸囲を実測して合わせる
    4. この記事の「価格帯」の見方
  4. 大型犬用レインコートは、買える選択肢が本当に少ない
  5. 大型犬向けレインコートおすすめ7選
    1. 1位:ペピイ(PEPPY)らくちんレインコート【いま使っているレインコート】
    2. 2位:mont-bell(モンベル)ドッグ レインポンチョ
    3. 3位:Ruffwear(ラフウェア)サンシャワー ジャケット
    4. 4位:ALPHAICON(アルファアイコン)レインドッグガード
    5. 5位:rukka(ルッカ)プロテクト オーバーオール
    6. 6位:mont-bell(モンベル)ドッグ レインスーツ
    7. 7位:WHCY JコートB【ボーダーコリーのラクに着せていた】
  6. 比較一覧表
  7. タイプ別・あなたに合うのはどれ?
    1. 毎日着せたい・とにかく楽に → ペピイ らくちんレインコート/モンベル ドッグ レインポンチョ
    2. 絶対に濡らしたくない → rukka プロテクト オーバーオール/モンベル ドッグ レインスーツ/WHCY JコートB
    3. 頭が濡れるのを嫌がる子 → アルファアイコン レインドッグガード
    4. アウトドアにも連れて行く・通販で買いたい → Ruffwear サンシャワー ジャケット
  8. 雨の日の大型犬散歩のコツ
  9. よくある質問
  10. まとめ
  11. 関連記事

雨の日でも散歩は休めませんし、近ごろは雨の日そのものが多くて、我が家ではレインコートが必需品になっています。

ゴールデンレトリバーのレン(メス・2歳・35kg)は、雨だからといって散歩を休んでくれるわけではありません。梅雨はもちろん、秋の長雨も、冬の冷たい雨も、田舎の道を毎日歩きます。だからレインコート(カッパ)は季節ものではなく、一年中出番のある道具です。

ただ、犬と暮らしてきて分かったのは、 雨の日に本当に大変なのは、犬が濡れることではありませんでした。 大変なのは、帰ってきてからです。玄関に敷いたタオルの上でレインコートを脱がせて、足を拭いて、体を拭く。そのあいだ自分のレインウェアからも水が滴っていて、玄関はひどいことになります。

この記事は、その「帰ってからの後始末」を軸にした、大型犬のレインコート選びの話です。先に結論を書いておくと、 どれだけ濡れないコートでも、着せるのが大変なら続きません。 我が家はボーダーコリーのラクのときにフルカバー型で挫折し、いまはホック4か所・約20秒で着せられるポンチョ型に落ち着いています。

もう一つ。調べていくうちに分かったのですが、 大型犬用のレインコートは、買える選択肢が本当に少ない です。廃番、売り切れ、商品名の変更、大型犬サイズだけ無い。この記事では、 2026年9月時点で実際に買える7点だけ に絞って紹介します。

先に結論:大型犬のレインコートで迷ったら

  • 毎日着せたい・とにかく楽に→ペピイ らくちんレインコート(我が家で使用中)/モンベル ドッグ レインポンチョ
  • 絶対に濡らしたくない→rukka プロテクト オーバーオール(完全防水)
  • Amazonで買いたい→Ruffwear サンシャワー ジャケット(7点で唯一)
7選を先に見る

※ 大型犬用は買える選択肢がとても少なく、7点のうち5点はメーカー公式サイトでしか買えません。その事情と、帰ってからの後始末の話は、このあと本文で書きます。

雨の日の大型犬散歩で、本当に大変なのは帰ってから

レインコートの話に入る前に、我が家の雨の日の帰宅風景を書いておきます。ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

玄関にはタオルを敷きっぱなし

我が家の玄関には、雨の日用のタオルを常に敷いてあります。しまいません。雨の日はそこにレンを立たせて、拭く用のタオルで順番に拭いていきます。順番は決まっていて、

  1. レインコートを脱がせる
  2. 足を拭く(4本の足の裏と指の間)
  3. 体を拭く(お腹、胸、頭)

の3つです。ポンチョ型なので背中はほとんど濡れていませんが、お腹と足と頭はそれなりに濡れています。35kgの犬を拭くには、小型犬の何倍もタオルが要ります。

水分を取るのに使っているのは、大判のマイクロファイバータオルです。もともとはシャンプーのあとに使うために買ったものですが、 雨の日にもそのまま使えています。 75×127cmと大きいので、35kgのゴールデンレトリバーでも1枚で足りますし、3枚入りなので洗い替えが回せます。

Perco ペット用タオル 超吸水 厚手 マイクロファイバー 75×127cm 3枚入り

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我が家で使用中。本来はシャンプー後用だが、雨の日の水分取りにも使っている

拭いただけでは、雨の匂いが残る

ここが雨の日だけの話です。 水分を拭き取っただけでは終わりません。そのあとシャンプータオルで拭いておかないと、乾いたあとに雨の匂いが残ります。

我が家の順番は「大判タオルで水分を取る → シャンプータオルで仕上げる」です。この一手間を飛ばした日は、部屋の中でレンが寝ているあたりが、なんとなく雨の匂いになります。晴れた日の泥汚れとは別の話で、雨の日特有の匂いです。

アース・ペット うるおうコラーゲン シャンプータオル 中型・大型犬用 15枚×2

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水分を取ったあとの仕上げに。大判40×30cmで背中もまとめて拭ける

普段の散歩帰りに使っているタオルや、他の選択肢については、散歩帰りの足拭き・体拭きタオルの記事に詳しく書いています。

濡れるのは犬だけではない

犬だけの話ではありません。 人間側のレインウェアも、ぼとぼとになります。 さすがにそれを着たまま犬を拭くことはないので、玄関に入ったら自分のレインウェアを先に脱ぎます。それでも、脱いだレインウェアから落ちる水と、犬から落ちる水と、足裏についてきた砂。 玄関の床は一面が濡れて、そこに抜け毛が混ざります。 雨の日のいちばんの困りごとは、犬よりもむしろ玄関です。

傘か、レインウェアか。分かれ目は「うんちを取るとき」

小雨くらいなら、傘で行くこともあります。ただ、雨が強い日は傘をやめてレインウェアにしています。理由は単純で、 うんちを取るときに、傘を置くことになるからです。

35kgの犬のリードを片手で持ち、もう片方で傘を持っていたら、袋を出す手がありません。かといってリードは離せないので、置くのは傘のほうです。しゃがんで処理するあいだ、頭の上には何もありません。 小雨ならそれで済みますが、本降りだとこの数十秒でまともに濡れます。

だから「傘で行けるかどうか」は、雨の強さで決めています。強い日は最初からレインウェアを着て、両手を空けて歩くほうが結局は楽です。

梅雨も秋も、やることは同じ。冬だけ少し気を使う

梅雨でも、秋の長雨でも、冬の雨でも、やること自体は変えていません。脱がせて、足を拭いて、体を拭く。ただ、拭く大変さは同じではなく、季節と雨の降り方で毎回違います。

季節で変わるのは気の使い方のほうです。 冬は、濡れたままにして風邪を引かせないように気をつけています。 乾かすのは基本タオルだけなので、そのぶんしっかり拭きます。夏は逆で、ゴールデンレトリバーは濡れること自体を喜ぶくらいなので、そこまで神経質にはなりません。

だからこそ、 レインコートで濡れる面積をあらかじめ減らしておく ことに意味があります。濡らさなければ、拭くのも乾かすのも短くて済みます。

着せやすさで選ぶ理由|フルカバー型で挫折した話

我が家がレインコートを「着せやすさ」で選ぶようになったのには、理由があります。

ラクのとき、フルカバー型が続かなかった

だいぶ前、ボーダーコリーのラク(オス・20kg弱)と暮らしていたころに、WHCY(ウォームハートカンパニー)のJコートBというフルカバー型のレインコートを買いました。足まで覆うタイプで、濡れにくさで言えば、ポンチョ型とは比べものにならない作りです。

ところが、 着脱が本当に大変でした。 4本の足を1本ずつ通して、背中を閉じる。嫌がるのもそうなのですが、それ以上に、雨の中で出かける前と帰ったあとに毎回この作業をするのが続きませんでした。20kg弱のボーダーコリーでこれです。買ったものの、いつの間にか出番がなくなっていました。

いまはポンチョ型に落ち着いた

レンを迎えてから使っているのは、ペピイの「らくちんレインコート」というポンチョ型です。 頭も足も通さず、ホック4か所をパチンと留めるだけ。着脱は約20秒です。 背中にリード穴があるので、いつものハーネス(Julius-K9 IDCパワーハーネス)の上からそのまま着せて、リードを通せます。

正直な欠点も書いておきます。ポンチョ型なので、 お腹と足はそれなりに濡れます。フードがないので、頭も濡れます。 ただ、レンは根っからの水好きで、頭が濡れても平気な顔をしています。顔まわりが濡れるのを嫌がる子には、ポンチョ型は向かないかもしれません。

結論:着せるのが大変なコートは、続かない

濡れにくさで言えば、間違いなくフルカバー型が上です。それでも我が家がポンチョ型を使い続けているのは、 続けられるからです。 どれだけ濡れないコートでも、着せるのが大変なら出番がなくなり、結局は何も着せずに散歩に出て、帰ってから玄関で困ることになります。多少濡れても、さっと着せられて毎日使えるほうが、トータルの手間は少ない——これが我が家の結論です。

大型犬のレインコート選び 3つのポイント

1. 着せやすさ(足を通すか、通さないか)

いちばん最初に見るのはここです。大きく分けると、 足を通さないタイプ(ポンチョ型・マント型・ベスト型)と、 足を通すタイプ(フルカバー型・オーバーオール型)があります。大型犬は体が大きいぶん、足を通す作業も大がかりになります。毎日着せるなら足を通さないタイプ、本降りや泥道のときだけ着せるならフルカバー型、というのが目安です。

留め方も確認してください。ホックやバックルで留めるだけのものは早く、ファスナーや面ファスナーの箇所が多いものほど時間がかかります。

2. 防水か撥水か、そしてカバー範囲

「防水」と「撥水」は違います。撥水は表面で水をはじくもので、小雨や短時間の散歩向き。防水は水を通さない作りで、耐水圧(mm)の数値があればその目安になります。ただし犬用のレインコートは、防水をうたっていても 縫い目から浸水することがある と考えておくのが現実的です。メーカー自身がそう注記している製品もあります。

覆う範囲は、タイプでほぼ決まります。

タイプ 覆う範囲 着せやすさ 濡れにくさ
ポンチョ/マント型 背中中心 ◎ かぶせて留めるだけ △ お腹・足は濡れる
ベスト/ジャケット型 首〜背中〜脇腹 ○ 足は通さない ○
フルカバー/オーバーオール型 足まで全身(頭まで覆うものも) △ 足を通す ◎

3. サイズは胸囲を実測して合わせる

大型犬は、同じゴールデンレトリバーでも体格差が大きい犬種です。「大型犬用」「XL」という表記だけで選ばず、 胸囲(前足の付け根のすぐ後ろの、いちばん太いところ)を必ずメジャーで測って 、メーカーのサイズ表と照らし合わせてください。首回りと着丈(首の付け根から尻尾の付け根まで)も測っておくと安心です。境界の数値に当たる子は、サイズ表の中でどちら寄りかを見て、迷ったらメーカーに問い合わせるのが確実です。

この記事の「価格帯」の見方

この記事では、具体的な値段ではなく 4段階の価格帯 で比べています。レインコートの値段は売り場と時期でよく変わり、書いた数字がすぐ古くなってしまうためです。実際の値段は、各商品のボタンや公式サイトで確かめてください。

表示 価格帯 目安
¥ 手頃 3,000円台まで
¥¥ 標準 4,000〜7,000円台
¥¥¥ やや高め 8,000〜12,000円
¥¥¥¥ 高め 13,000円を超える

大型犬用レインコートは、買える選択肢が本当に少ない

「大型犬用のレインコートが見つからない」と感じたことがあるなら、それは探し方の問題ではありません。 実際に少ないです。 2026年9月時点で一通り調べたところ、こういう状況でした。

  • 廃番になっているものがある。 数年前まで定番だった商品が、メーカーの現行ラインナップから消えていることがあります
  • 商品名が変わっているものがある。 古い名前で検索しても出てこないだけで、後継が普通に売られている場合があります
  • 売り切れたまま、再入荷の予定が立っていないものがある
  • Amazonに出品はあるのに、大型犬サイズだけ無い。 小型犬・中型犬用のサイズは在庫があるのに、大きいサイズだけ買えない、という商品が実際にあります

この記事で紹介する7点でも、 Amazonで正規品を買えるのはRuffwearの1点だけ。楽天で買えるのは1点。残りの5点は、メーカーの公式サイトで買うことになります。 大型犬のレインコートは、通販モールで検索して出てきたものから選ぶ、という買い方が通用しにくいジャンルです。

ここから言えることは2つです。

  1. 気に入ったものを見つけたら、在庫があるうちに買っておいたほうがいい。 大型犬サイズは数が少なく、次の雨の季節まで残っている保証がありません
  2. Amazonや楽天で見つからなくても、公式サイトには普通にあることが多い。 「売っていない」と決める前に、メーカーの公式サイトまで探してみてください

大型犬向けレインコートおすすめ7選

ここからは7点を紹介します。 実際に使ったことがあるのは、1位のペピイと7位のWHCYの2点だけです。 この2つは見出しに【 】で印を付けました。印のない5点は、口コミ・評判とメーカー公式の仕様をもとに選んだもので、着せた感触を我が家で確かめたわけではありません。そのつもりで読んでください。

購入先は2026年9月時点で確かめたものです。ボタンがない商品は、通販モールで正規品を確認できなかったもので、代わりに購入先を注記しています。

1位:ペピイ(PEPPY)らくちんレインコート【いま使っているレインコート】

我が家がいま使っているレインコートです。正式名称は「【PEPPY LIFE】らくちんレインコート」。頭も足も通さないポンチョ(マント)型で、 ホック4か所をパチンと留めるだけ。約20秒で着せられて、脱がせるのも同じくらいです。 背中にリード穴があるので、いつものハーネスの上から着せてリードを通せます。反射パイピング付きで、暗い雨の日に少し安心です。

表地は、チェック柄がはっ水のポリウレタンコーティング、無地はコーティングなしで、どちらも防水ではありません。お腹と足はそれなりに濡れますし、フードがないので頭も濡れます。それでも、雨の日に玄関でぐずぐずしている時間がないので、この手軽さがいちばん効いています。レンは水好きなので頭が濡れても気にしませんが、顔まわりを嫌がる子は、4位のアルファアイコンのような頭まで覆うタイプを検討してください。

項目 内容
タイプ ポンチョ(マント)型・足を通さない
防水/撥水 チェック柄:はっ水ポリウレタンコーティング/無地:ノンコーティング(シレー加工)
大型犬サイズ 8号:着丈65cm・首周り60〜68cm・バスト80〜88cm
着脱 ホック4か所・約20秒
リード穴 / 反射材 あり / 反射パイピング
価格帯 ¥¥(標準)

おすすめポイント: 毎日着せる前提なら、この着せやすさに勝るものはないと思っています。ハーネスの上から着せられること、留めるだけで終わること。お腹・足・頭が濡れるのは承知のうえで、帰ってから拭けばいい、と割り切れる方に。

購入先について: ペピイ公式サイトでの取り扱いです(2026年9月時点で調査)。Amazonにも出品はありますが、確認できたのは4号・6号のみで、いずれも在庫切れでした。楽天でも見つかりませんでした。 大型犬向けの8号は、ペピイ公式サイトの商品ページで探してください。

2位:mont-bell(モンベル)ドッグ レインポンチョ

登山ウェアで知られるモンベルのポンチョ型です。1位と同じく足を通さない背中中心のタイプで、モンベルらしく生地と作りの評判が安定しています。モンベルは公式サイトで「レインウエアやアルパインウエアに求められる 耐水圧20,000mm以上をクリアした素材のみを使用 」と明記しており、ポンチョ型でありながら生地に数値の裏づけがあるのが強みです(ただし公式に「縫い目に防水処理(シームテープ)は施していません」との注記があります)。犬種別の対応表はありませんが、Largeのサイズ展開は50・55・60・65・70で、公式のサイズ表に背丈と胸囲のcm(60=胸囲75〜81cm、65=81〜87cm、70=87〜93cm)が載っています。実測した数値をサイズ表に当てはめて選びます。

なお、モンベルの犬用レインウェアには、かつて「ドギー レインウォーカー」という名前の商品がありました。 現在は「ドッグ レインポンチョ」と「ドッグ レインスーツ」(6位)に置き換わっています。 古い名前で検索しても出てこないので、見当たらないときはこの2つを探してください。

項目 内容
タイプ ポンチョ型(背中中心)・足を通さない
防水/撥水 防水透湿素材(モンベルは「耐水圧20,000mm以上をクリアした素材のみを使用」と明記)※縫い目のシームテープ処理なし
大型犬サイズ Large 50・55・60・65・70(公式サイズ表に胸囲cmあり:60=75〜81cm/70=87〜93cm)
価格帯 ¥¥(標準)

おすすめポイント: 足を通さない手軽さと、耐水圧20,000mm以上の生地が、この価格帯で両立している1本。ペピイの8号が体格に合わない子や、モンベルの店舗で実物を見て選びたい方に。公式サイズ表の胸囲・背丈と照らし合わせて選ぶので、胸囲と背丈の実測は必須です。

購入先について: モンベル公式オンラインショップ、またはモンベルストアでの取り扱いです(2026年9月時点で調査)。Amazon・楽天では正規品の取り扱いを確認できませんでした。

3位:Ruffwear(ラフウェア)サンシャワー ジャケット

アウトドア犬用品ブランド・ラフウェアの、 この記事で唯一、Amazonで正規品を買える レインジャケットです。首からヒップまでを覆うベスト型で、足は通しませんが、背中だけのポンチョ型より覆う範囲は広め。素材は70デニールのナイロンリップストップ(裂けが広がりにくい織り方の生地)で 防水・防風 。塩化ビニルを使わないPVCフリーです。口コミでは「軽くて動きを邪魔しない」「街でもアウトドアでも使える」という声が中心です。

サイズは胸囲基準で、 L=胸囲81〜91cm、XL=胸囲91〜107cm 。35kgのゴールデンレトリバーなら、実測次第でLかXLです。サイズが胸囲だけで決まっているので、実測した数字から選びやすいのも利点。Amazonの正規出品はRUFFWEAR JAPANですが、在庫が少なめなので、サイズが合うものがあるうちに、というのが実感です。

項目 内容
タイプ ベスト型(首〜ヒップ)・足を通さない
防水/撥水 防水・防風(70デニール ナイロンリップストップ・PVCフリー)
大型犬サイズ L=胸囲81〜91cm/XL=胸囲91〜107cm
価格帯 ¥¥¥(やや高め)

おすすめポイント: 「足は通したくないけれど、ポンチョ型より濡らしたくない」の中間に当たる1着。胸囲cmでサイズを選べて、Amazonの正規出品で買えます。この記事の中では、いちばん買いやすい商品です。

購入先について: Amazonの正規出品(RUFFWEAR JAPAN)での取り扱いです(2026年9月時点で調査)。楽天にもサンシャワーの名前は並びますが、 確認できたのはXX-Small〜X-Smallと旧モデル、あとは海外からの取り寄せだけで、大型犬に合うサイズは見当たりませんでした。 そのため楽天のボタンは付けていません。

Ruffwear サンシャワー ジャケット

Ruffwear サンシャワー ジャケット

防水・防風のベスト型。L=胸囲81〜91cm/XL=91〜107cm

4位:ALPHAICON(アルファアイコン)レインドッグガード

大型犬の飼い主のあいだで根強い人気がある、日本ブランド・アルファアイコンの全身カバーオール型です。 4本の足まで覆うつなぎに、頭を覆うスヌード(筒状の帽子)が一体になった作り で、この記事の中では唯一、頭まで覆うタイプ。素材は防水・撥水・防風に加えて透湿(内側の蒸れを外に逃がす)もうたう高機能素材で、現行は2026年モデルです。口コミでは、帰宅時に背中がほとんど濡れていない、という声が目立ちます。

ただし、 メーカー自身が「完全防水ではなく、縫い目から浸水する可能性がある」と注記しています。 その正直さも含めて信頼できる定番だと思いますが、過信は禁物です。サイズは大型犬向けに3L・4L・XL・1XL・2XLがあり、商品ページのサイズ表では体重13〜43kg(胴周75.5〜103cm)の範囲。サイズ表には体重のほか首周・胴周・着丈・袖丈のcmも載っているので、実測して照らし合わせて選びます。

項目 内容
タイプ フルカバー(カバーオール)型・スヌード一体で頭まで覆う・足を通す
防水/撥水 防水・撥水・防風・透湿 ※メーカーが「完全防水ではない」と注記
大型犬サイズ 3L/4L/XL/1XL/2XL(体重13〜43kg・胴周75.5〜103cm)
価格帯 ¥¥¥¥(高め)

おすすめポイント: 頭まで含めて、全身をできるだけ濡らしたくない方に。足を通すカバーオール型なので、ほかのフルカバー型と同じく着せる手間はかかりますが、頭まで覆えるのは7点の中でこれだけです。価格帯は高めです。

購入先について: アルファアイコン公式サイトでの取り扱いです(2026年9月時点で調査)。以前は楽天でも扱っている店がありましたが、その店が閉店し、Amazon・楽天では正規品の取り扱いを確認できませんでした。 アルファアイコン公式サイトの商品ページで探してください。

5位:rukka(ルッカ)プロテクト オーバーオール

フィンランドの本格アウトドアブランド・ルッカの、全身オーバーオール型です。 この記事の中で唯一「完全防水」と明記されている 製品で、脚先はマジックテープで留める作り。雨だけでなく雪や泥の日にも使えるフルカバーとして、アウトドア志向の飼い主の口コミで評価されています。

サイズ表は胸囲で示されていて、 サイズ50=胸囲76cm、サイズ55=胸囲84cm 。より大きい番号もありますが、楽天で在庫を確認できたのはこの2つでした。35kg・胸囲80cm前後の子なら50〜55が目安ですが、フルカバー型は足の長さも関わるので、実測とサイズ表の照合は念入りに。足を通すタイプなので、着脱の手間はそれなりにかかります。毎日ではなく、本降りや泥道の日の一着として考えるのが現実的です。

購入先は楽天です。Amazonには正規品が見当たらず、「ノーブランド品」表記の出品はありましたが正規品とは確認できず、しかも在庫切れでした。

項目 内容
タイプ フルカバー(オーバーオール)型・足を通す
防水/撥水 完全防水(メーカーが明記)
大型犬サイズ 50=胸囲76cm/55=胸囲84cm
価格帯 ¥¥¥¥(高め)

おすすめポイント: 「絶対に濡らしたくない」に、「完全防水」の明記で応える1着。着せる手間を受け入れられて、雨でも雪でもしっかり歩く家庭に。

楽天で見る

6位:mont-bell(モンベル)ドッグ レインスーツ

2位のポンチョと同じモンベルの、フルカバー型です。独自の防水透湿素材ドライテック2レイヤーを使い、 耐水圧20,000mm以上 。2位のポンチョと並んで、この記事の中で耐水圧の数値がいちばん高い製品です。フルカバーといっても下腹部から尻尾にかけては開放されているので、お腹の下まで完全に覆うわけではありません。

サイズはポンチョと同じく、Largeが50・55・60・65・70の展開で、公式のサイズ表に胸囲のcmが載っています。足を通すタイプなので、着せる手間はそれなりにかかります。

項目 内容
タイプ フルカバー型・足を通す(下腹部〜尻尾は開放)
防水/撥水 防水透湿(ドライテック2レイヤー・耐水圧20,000mm以上・縫い目はシームテープ処理)
大型犬サイズ Large 50・55・60・65・70(公式サイズ表に胸囲cmあり:60=75〜81cm/70=87〜93cm)
価格帯 ¥¥¥(やや高め)

おすすめポイント: 耐水圧の数字で選びたい方に。足まで覆いながら20,000mm以上。モンベルの店舗で実物を確かめられるのも安心材料です。

購入先について: モンベル公式オンラインショップ、またはモンベルストアでの取り扱いです(2026年9月時点で調査)。Amazon・楽天では正規品の取り扱いを確認できませんでした。

7位:WHCY JコートB【ボーダーコリーのラクに着せていた】

ボーダーコリーのラクと暮らしていたころに使っていた、国産メーカー・ウォームハートカンパニーのフルカバー型です。公式通販での商品名は「JコートB【普通犬用】」(ペピイでは「【ウォームハートカンパニー】JコートBレインコート(超撥水犬用レインコート)」)。ナイロン100%(ZAMZA®)の透湿防水素材で、 耐水圧8,000mm 。足つきの背中開きで、サイズはXS・SS・1号から10号まであり、 10号=着丈80cm・首回り56cm・バスト92cm と、大型犬が入るサイズがきちんと用意されています。

耐水圧8,000mmで足まで覆うので、濡れにくさで言えばポンチョ型とは比べものになりません。ただ、上に書いたとおり、 着脱が本当に大変で、続きませんでした。 嫌がったのもありますが、それ以上に、雨の中で毎回4本の足を通す作業が、とにかく重く感じました。だいぶ前のことなので、モデルは当時と変わっている可能性があります。それでも「フルカバー型は着せるのが大変」という感覚は、いまも変わっていません。それを承知で、本降りの日だけ着せる、という使い方なら選択肢になると思います。

項目 内容
タイプ フルカバー型(足つき・背中開き)・足を通す
防水/撥水 透湿防水(ナイロン100% ZAMZA®・耐水圧8,000mm)
大型犬サイズ 展開はXS・SS・1号〜10号。10号=着丈80cm・首回り56cm・バスト92cm
価格帯 ¥¥¥¥(高め)

おすすめポイント: 国産で、大型犬サイズが号数ではっきりしているフルカバー型。我が家は続きませんでしたが、それは製品ではなく「毎日着せる」という使い方のほうに無理があったのだと思っています。

購入先について: ウォームハートカンパニー公式サイト、またはペピイ経由での取り扱いです(2026年9月時点で調査)。ペピイのページは「取り寄せ」、公式通販は一部の色・サイズ(トリコロールの9号・10号など)が「入荷待ち(1か月程度)」の表示でした。Amazonでは取り扱いが見当たらず、楽天ではコーギー用など体型別のモデルは見つかるものの、大型犬向けサイズまでは確認できませんでした。そのためボタンは付けていません。

比較一覧表

順位 商品名 タイプ 防水/撥水 大型犬サイズ 購入先 価格帯
1 ペピイ らくちんレインコート ポンチョ 撥水(チェック柄) 8号(バスト80〜88cm) 公式のみ ¥¥
2 モンベル ドッグ レインポンチョ ポンチョ 防水(20,000mm以上・縫い目処理なし) Large 50〜70 公式のみ ¥¥
3 Ruffwear サンシャワー ジャケット ベスト 防水・防風 L/XL(胸囲81〜107cm) Amazon ¥¥¥
4 アルファアイコン レインドッグガード フルカバー(頭まで) 防水(完全防水ではない) 3L〜2XL(13〜43kg) 公式 ¥¥¥¥
5 rukka プロテクト オーバーオール フルカバー 完全防水 50/55(胸囲76/84cm) 楽天 ¥¥¥¥
6 モンベル ドッグ レインスーツ フルカバー 防水透湿(20,000mm以上) Large 50〜70 公式のみ ¥¥¥
7 WHCY JコートB フルカバー 透湿防水(8,000mm) 〜10号(バスト92cm) 公式/ペピイ ¥¥¥¥

タイプ別・あなたに合うのはどれ?

毎日着せたい・とにかく楽に → ペピイ らくちんレインコート/モンベル ドッグ レインポンチョ

足を通さない、留めるだけ。我が家がペピイに落ち着いたのはこの理由です。お腹・足・頭は濡れますが、留めるだけなので毎日使えます。ペピイの8号(バスト80〜88cm)に体格が合わない子は、モンベルのポンチョをサイズ表で合わせてください。 7点の中で価格帯がいちばん抑えられるのもこの2点 で、どちらも公式サイトでの購入になります。

絶対に濡らしたくない → rukka プロテクト オーバーオール/モンベル ドッグ レインスーツ/WHCY JコートB

足まで覆うフルカバー型の3点です(4位のアルファアイコンも足まで覆う型ですが、頭まで覆うので下で別に書きます)。「完全防水」の明記で選ぶならrukka、耐水圧の数字(20,000mm以上)で選ぶならモンベル、号数で選びたいならWHCYです。どれも着脱に手間がかかることは、我が家の失敗も含めて承知のうえで選んでください。本降りの日だけ、という使い方が現実的です。

頭が濡れるのを嫌がる子 → アルファアイコン レインドッグガード

7点の中で唯一、頭まで覆うタイプ。ただし4本の足を通すカバーオール型なので、ほかのフルカバー型と同じく着せる手間はかかります。価格帯も高めです。「足を通すのは平気で、顔まわりまで濡らしたくない」という子向けの1点です。

アウトドアにも連れて行く・通販で買いたい → Ruffwear サンシャワー ジャケット

防水・防風のベスト型で、胸囲cmでサイズを選べて、Amazonの正規出品で買える唯一の商品。在庫は少なめなので、合うサイズがあるうちに。

雨の日の大型犬散歩のコツ

レインコートと合わせて、我が家で実際にやっていることと、一般的に言われていることをまとめます。

  • 傘はささない。 リードと傘で両手がふさがると、うんちが取れません。人間は普通のレインウェアを着て、両手を空けておきます
  • 玄関にタオルを敷いておく。 我が家は雨の日用のタオルを常に敷いたままにしています。帰ったらその上に犬を立たせて、拭く用のタオルで「脱がせる → 足 → 体」の順番に拭きます(→ 散歩帰りの足拭き・体拭きタオル)
  • 濡れたままにしない。 拭いたあとも、しっかり乾くまで様子を見てください。生乾きのままだとニオイのもとになります
  • 視認性を確保する。 雨の日は昼でも視界が悪く、夕方はさらに危険です。反射材付きのレインコートに加えて、ライトや反射材があると安心です(→ 犬の散歩ライトおすすめ11選)
  • ハーネスは中に。 リード穴付きのレインコートなら、いつものハーネスの上から着せて、リードを通せます(→ 大型犬向けハーネス)
  • 嫌がる子は、家の中で短時間から。 特にフルカバー型は最初は嫌がりがちです。雨の日にいきなり着せるのではなく、晴れた日に家の中で数分着せてみることから始めると、抵抗が少なくなります

よくある質問

Q. 大型犬にレインコートは必要ですか?

我が家では必須品です。順番としては、 まず犬を濡らさないため 。とくに冬は、濡れたままにして風邪を引かせたくありません。濡らさなければ、タオルでさっと拭くだけで済みます。

そして結果として、拭く手間も玄関の惨状も減ります。 35kgの犬が全身びしょ濡れで帰ってくるのと、背中が乾いたまま帰ってくるのとでは、使うタオルの量がまったく違います。

ただ、夏は事情が変わります。ゴールデンレトリバーは濡れること自体を喜ぶくらいなので、暑い時期は「濡れてもいいか」という気分になることもあります。 気を使うのは、やはり寒い時期です。

Q. ポンチョ型とフルカバー型、どちらがいいですか?

濡れにくさならフルカバー型、続けやすさならポンチョ型です。我が家はボーダーコリーのラクのときにフルカバー型(WHCY JコートB)を買って、着脱が大変で続きませんでした。いまのレンにはポンチョ型(ペピイ らくちんレインコート)を使っています。お腹・足・頭は濡れますが、毎日使えています。 どれだけ濡れないコートでも、着せるのが大変なら続かない。 これが我が家の答えです。ただし、顔まわりが濡れるのを嫌がる子には、ポンチョ型は向かないかもしれません。

Q. サイズはどう選べばいいですか?

胸囲を必ずメジャーで実測してください。 前足の付け根のすぐ後ろの、いちばん太いところです。あわせて首回りと着丈も測っておくと、サイズ表と照らし合わせやすくなります。この記事の7点は、どれもサイズ表に胸囲(胴周り)のcmが載っていますが、号数・体重・背丈など何を軸にしているかはメーカーごとに違います。「大型犬用」「XL」という言葉だけで選ばないことが、失敗を減らすいちばんの近道です。

Q. 雨の日は散歩を休んでもいいですか?

犬と飼い主の状況次第で、無理をしないのがいちばんだと思います。我が家のレンは雨でも歩きたがるので出ていますが、雨を嫌がる子や、体調が万全でない日にまで無理に出る必要はありません。ただ、外でしかトイレをしない子は、短時間でも出る必要があります。その「短時間でも出る」ときに、さっと着せられるレインコートがあると、気持ちの負担がだいぶ軽くなります。

Q. レインコートを嫌がるときは?

まず疑うのは「足を通しているかどうか」です。ラクがフルカバー型を嫌がったのも、足を通す作業がきっかけでした。足を通さないポンチョ型やベスト型に変えるだけで、着せる側も着る側もずっと楽になることがあります。そのうえで、雨の日にいきなり着せるのではなく、晴れた日に家の中で短時間だけ着せてみて、慣らしていく方法が一般的です。それでも嫌がるなら、無理に着せず、帰ってからしっかり拭く、という割り切りもありだと思います。

まとめ

大型犬のレインコート選びで、この記事がいちばん伝えたいのは3つです。

  1. 雨の日に本当に大変なのは、帰ってからの後始末。 玄関にタオルを敷いておく、拭く用のタオルを用意しておく、人間は傘ではなくレインウェア。レインコートは、この後始末を減らすための道具です
  2. どれだけ濡れないコートでも、着せるのが大変なら続かない。 我が家はフルカバー型で挫折して、20秒で着せられるポンチョ型に落ち着きました。お腹・足・頭が濡れるのは、帰ってから拭けばいい
  3. 大型犬用は、買える選択肢が本当に少ない。 7点のうちAmazonで買えるのは1点、公式サイトでしか買えないものが5点。気に入ったものは在庫があるうちに。見つからなくても、公式サイトまで探してみてください

我が家の1位は、ペピイのらくちんレインコートです。8号は公式サイトでしか買えませんが、それでも、毎日続けられるという一点で、これに勝るものをまだ知りません。

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