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Cleaning7分2026-03-06

犬の抜け毛に勝てる掃除機はこれだけだった【Shark EVOPOWER SYSTEM レビュー】

ゴールデンレトリバーの抜け毛と2年間戦い続けた結果、たどり着いた掃除機がShark EVOPOWER SYSTEM。ブラシに毛が絡まない、自動ゴミ収集、軽い。大型犬飼い主が本気で選んだ1台をレビューします。

犬の抜け毛に勝てる掃除機はこれだけだった【Shark EVOPOWER SYSTEM レビュー】

デカワン編集部

ゴールデンレトリバーオーナー / 飼育歴15年

大型犬を飼っている人なら、全員がうなずくはずです。

毎日どれだけ掃除しても、抜け毛がなくならない。

ゴールデンレトリバーの抜け毛は本当にすさまじい。朝リビングを掃除しても、夕方にはもうソファの周りにふわふわと毛玉ができている。換毛期なんて地獄で、黒い服を着るのを諦めた飼い主は少なくないはずです。

我が家もこれまでいくつもの掃除機を試してきました。国内メーカーのコードレス、某有名外国メーカーのサイクロン式。どれも「吸引力」は十分なんですが、共通する致命的な問題がありました。

ブラシロールに毛が絡まって、掃除機の掃除が必要になる。

犬の毛を掃除するための道具を掃除する。この無限ループに疲れ果てていたとき、出会ったのがShark(シャーク)のEVOPOWER SYSTEMでした。

結論から言います。 犬の抜け毛問題に本気で向き合うなら、この掃除機一択です。

我が家で使っているモデル

項目 内容
ブランド Shark(シャーク)
シリーズ EVOPOWER SYSTEM
使用モデル NEO II+ LC501J
現行モデル BOOST+ LC701J
タイプ コードレススティッククリーナー
重量 約1.6kg(スティック時)
充電方式 自動ゴミ収集ドック兼充電スタンド
参考価格 LC701J: 約70,000〜80,000円前後

我が家で使っているのはNEO II+(LC501J)ですが、現在はBOOST+(LC701J)に進化しています。基本的な設計思想は同じで、BOOST+のほうがセンサー性能と吸引力が向上しています。

なぜ大型犬の飼い主にSharkなのか

1. ブラシに毛が絡まない(これが全て)

正直、この1点だけでSharkを選ぶ価値があります。

Sharkのブラシロールは「パワーフィン」と「ソフトローラー」の組み合わせになっていて、犬の毛が巻きつかない構造になっています。他の掃除機だと週に1回はハサミでブラシに絡まった毛を切る作業が必要でしたが、Sharkに変えてからその作業がゼロになりました。

ゴールデンレトリバーの長い毛は特に絡まりやすいので、この恩恵は計り知れません。掃除が終わったらドックに戻すだけ。ブラシのメンテナンスを気にしなくていい生活は、一度味わうと戻れません。

2. 自動ゴミ収集ドック(ただし過信は禁物)

掃除機をドックに戻すと、自動でダストカップのゴミを吸い上げてくれます。公式では「約1ヶ月分のゴミを溜められる」とうたっていて、最初はそれを信じていました。

大型犬の毛をなめてはいけません。

ゴールデンレトリバーの家で使うと、2〜3回掃除しただけでドックのダストボックスがパンパンになります。最初の頃、1ヶ月いけると思って放置していたら、ドックが詰まって自動回収が動かなくなりました。開けてみたらダストボックスが毛で膨張していて、引き抜くのに苦労したほど。部屋に毛が舞い散る大惨事です。

それ以降、我が家では 週1〜2回のペースでダストボックスを確認する 運用に切り替えました。「自動」とはいえ大型犬の家では完全放置は無理。ただ、毎回ダストカップを手で空にする手間と比べれば、ダストボックスをポンと捨てるだけなので圧倒的にラクなのは間違いありません。

「1ヶ月放置OK」は一般家庭の話であって、大型犬の家では「週イチ確認のほぼ自動収集」ぐらいに考えておくのが正解です。

3. 軽い(約1.6kg)

大型犬がいる家は掃除の頻度が高い。朝と夜の最低2回は掃除機をかけたいところです。

スティック時約1.6kgという軽さは、毎日何度も使う道具としてかなり重要。片手でさっと取り出して、気になったところをサッとかけて戻す。この手軽さがないと、結局めんどうになって掃除頻度が落ちます。

某有名外国メーカーの掃除機は吸引力は文句なしですが、毎回「よいしょ」と持ち上げる感じがありました。Sharkにはそれがない。この差は地味に大きいです。

4. ヘッドが壁際まで届く

BOOST+(LC701J)にはエッジセンサーが搭載されていて、壁や家具の際を検知すると自動で吸引力が最大2.5倍にアップします。

大型犬の毛は壁際やソファの下に溜まりやすいので、この機能はかなり実用的です。わざわざノズルを替えなくても、スティックのまま壁際をきれいにできます。

実際に使ってみた評価

評価項目 スコア
総合評価 ★★★★★ 4.7
犬の毛の吸引力 ★★★★★ 5.0
ブラシの絡まなさ ★★★★★ 5.0
軽さ・取り回し ★★★★★ 5.0
自動ゴミ収集 ★★★★★ 4.5
メンテナンスのしやすさ ★★★★★ 5.0
静音性 ★★☆☆☆ 2.0
コスパ ★★★★☆ 4.0

良かった点

ブラシロールのメンテナンスフリー が最大の恩恵です。以前の掃除機では、ゴールデンの長い毛がブラシに巻きつき、週1でハサミとピンセットで除去する作業がありました。これが本当にストレスだった。Sharkに変えてからこの作業がまるごと消えました。

自動ゴミ収集ドック も便利です。掃除機をドックに戻すだけで勝手にゴミを回収してくれます。ただし前述のとおり、大型犬の家では「1ヶ月放置」は幻想。週1〜2回のダストボックス確認は必要ですが、毎回ダストカップを手で空にする生活に比べたら天と地の差です。

本体のメンテナンスが圧倒的にラク なのも大きいです。Sharkはダストカップ、フィルター、ブラシロールなど主要パーツがほぼ丸洗いできます。犬の毛だらけになっても、ザバッと水洗いしてすっきり。

以前使っていたダイソンは、これが本当に大変でした。フィルターの乾燥に24時間かかる、ダストカップの内部構造が複雑で毛が奥に入り込む、分解にコツがいる...。ダイソンは吸引力に関しては文句なしの名機ですが、大型犬の家で毎日酷使するとメンテナンスの負担がどうしても重くなります。あと個人的にはトリガー式のスイッチがわりと早い段階で接触不良を起こしたのも地味につらかった。ずっと握り続ける設計なので、毎日使うと消耗が早いんですよね。

犬の毛は「ゴミ」としてはそこまで汚くないので、正直ゴミに触ること自体は気になりません。それよりも 掃除機本体をきれいに保てるか、壊れずに使い続けられるか の方がはるかに重要で、そこでSharkとダイソンには大きな差がありました。

念のため言っておくと、ダイソンをけなしたいわけではありません。吸引力と技術力は本当にすごい。ただ「大型犬の毛を毎日掃除する」という特殊な使い方だと、メンテナンス性と耐久性でSharkに軍配が上がった、というのが正直な感想です。

Sharkはアメリカのメーカーで、良くも悪くも全体的に作りが大雑把です。でもこれが大型犬の家にはちょうどいい。繊細な構造は犬の毛に負ける。パーツが少なくてシンプル、丸洗いOK、ちょっとやそっとじゃ壊れない。この「雑に扱っても大丈夫」な頑丈さが、大型犬との暮らしには何より心強いんです。

軽さと取り回しのよさ も見逃せません。大型犬がいると掃除の頻度が上がるので、「さっと出してさっとかけてさっと戻す」が苦なくできるかどうかは死活問題です。約1.6kgなら、食後にリビングだけサッとかけるのも全然おっくうになりません。

正直な注意点

音はめちゃくちゃうるさい です。掃除中の動作音もそれなりですが、特に自動ゴミ収集のときの音がすごい。ドックに戻した瞬間「ギュイーーーン」と轟音が鳴り響きます。犬がびっくりすることはありませんでしたが(ゴールデンは大らかなので)、神経質な犬種だと最初は慣れが必要かもしれません。夜遅くのゴミ収集は近所迷惑レベルなので絶対に避けたほうがいいです。

価格は安くはない です。BOOST+(LC701J)で約7〜8万円。コードレス掃除機としてはかなりの価格帯です。ただ、ブラシのメンテナンス時間、ゴミ処理のストレス、掃除の快適さを考えると、大型犬飼い主にとっては十分にペイする投資だと思います。安い掃除機を買って毛の絡まりに苦しむ方がよっぽど高コストです。

バッテリーは1回の掃除で普通に切れます。 カタログ上はecoモードで約60分となっていますが、大型犬の毛が大量にある家ではiQモード(自動調整)が頻繁にパワーを上げるので、体感はもっと短いです。4LDKの我が家だと、1本では家全体を掃除しきれません。

ただし、バッテリーが2本付属しているのでトータルでは家中カバーできます。1本目が切れたら交換してそのまま続行。バッテリー交換はワンタッチで数秒なので、ストレスはほぼゼロです。むしろ「最初から2本前提の設計なんだな」と割り切れば、実用上の問題はありません。

NEO II+(LC501J)とBOOST+(LC701J)どっちがいい?

我が家はNEO II+を使っていますが、これから買うなら BOOST+(LC701J)一択 です。

比較 NEO II+(LC501J) BOOST+(LC701J)
エッジセンサー なし あり(壁際2.5倍吸引)
360度クリーニング なし あり
バッテリー 2本付属 2本付属
販売状況 型落ち・在庫限り 現行モデル

エッジセンサーとバッテリー2本は、大型犬飼い主にとってかなり実用的なアップグレード。犬の毛は壁際に溜まりやすいし、広い範囲を掃除するならバッテリー2本の安心感は大きいです。

NEO II+が安く手に入るならそれもアリですが、長く使うものなので現行モデルをおすすめします。

大型犬の抜け毛掃除で大切なこと

掃除機選びも大切ですが、大型犬の抜け毛対策は 「頻度」がすべて です。

どんなに高性能な掃除機を使っても、週1回の掃除では犬の毛には勝てません。逆に、毎日さっとかけるだけでリビングは見違えるほどきれいになります。

だからこそ掃除機に求めるのは「吸引力」よりも 「手軽さ」と「メンテナンスの少なさ」 。毎日使うものだからこそ、出すのが面倒、終わったあとのブラシ掃除が面倒、ゴミ捨てが面倒...という小さなストレスが致命的になります。

Sharkはその「面倒」をほぼ全部消してくれた、我が家にとっての最適解でした。

まとめ

ゴールデンレトリバーの抜け毛と本気で戦うなら、掃除機は以下の3つを満たすものを選んでください。

  1. ブラシロールに毛が絡まない構造 であること
  2. 本体のメンテナンスがラク なこと(丸洗いできるのが理想)
  3. 軽くて毎日使うのが苦にならない こと

この3つを全部満たしているのが、我が家の知る限りShark EVOPOWER SYSTEMだけでした。

7〜8万円の掃除機は安い買い物ではありません。でも、大型犬と暮らす以上、掃除機は「家電」ではなく「生活インフラ」です。毎日使うものだからこそ、ストレスのない1台を選ぶことが、犬との暮らしの満足度を大きく変えてくれます。

犬の毛に負け続けている飼い主さん、一度Sharkを試してみてください。掃除機に対する考え方が変わります。

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