目次
  1. なぜ大型犬のベッドは「残らない」のか
  2. 我が家のゴールデンの実際の寝場所【実体験】
    1. 定位置は人間用のソファ
    2. 一年中、玄関の床にいる時間が長い
    3. 冬は人間の布団と玄関を行ったり来たり
    4. ただし、寒さ対策が要らない犬ばかりではない
    5. クレートは使っておらず、サークルはフルオープン
  3. この経験から言える「いつ・何を買うか」
    1. 子犬期に高いベッドは買わない
    2. 冬用の寝床は、犬が使うのを見てから
    3. サイズは表記ではなく実寸で選ぶ
    4. 1万円超のベッドは「破壊期の後」か「シニア期」に
  4. それでも選ぶなら:口コミで評判のベッド4選
    1. 1. フチの低い四角いマット型【我が家で唯一生き残ったのがこのタイプ】
    2. 2. トゥルースリーパー ペットベッド(Lサイズ)【関節ケア重視なら】
    3. 3. EMME ペットソファー(XLサイズ)【1万円未満で防水つき】
    4. 4. guguドギー(ラージサイズ)【暑がりな子の通年用に】
  5. クレートとサークルの考え方【我が家の場合】
    1. アイリスオーヤマ 折りたたみファブリックケージ POSC-800B(Lサイズ)
    2. リッチェル キャンピングキャリー XL
  6. 比較一覧表
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ:1万円のベッドは「必要になってから」でいい
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最初に正直に告白します。我が家に、いま「犬用ベッド」は1つもありません。

子犬の頃に用意したベッドやクッションは、ことごとく食い破られました。何個やられたか正確には覚えていませんが、「3個や4個」というレベルではありません。犬用グッズだけでは済まず、家にあった座布団まで全滅しました。その激戦を生き延びたのは、フチの低い四角いマット型クッション、たった1枚です。

では今どこで寝ているのかというと、 人間用のソファ です。頭をちょうど端っこに乗せられるのがお気に入りらしく、気づけばソファは犬専用の家具になっていました。もう1か所、一年を通して、いる時間が長いのが 玄関の床 です。冬はここに、 人間の布団の上 が加わります。

「大型犬 ベッド」で検索している方がいちばん知りたいのは、おそらく 「1万円以上する立派なベッドを買う価値があるのか」 だと思います。この記事では商品を並べる前に、まずこの問いに実体験から答えます。そのうえで、「それでも買うならいつ・何を買うべきか」と、口コミ・評判をもとにしたおすすめを紹介します。

なぜ大型犬のベッドは「残らない」のか

大型犬の子犬は、体は小さくても顎の力が段違いです。特に歯の生え変わり時期(生後4〜7ヶ月頃)は、目に入るものを手当たり次第に噛みます。子犬にとってベッドやクッションは寝床ではなく、 噛みごたえのある巨大なおもちゃ です。

我が家の場合も、新しいクッションを用意しては破られ、また用意しては破られの繰り返しでした。ファスナーの角、フチの縫い目、少しほつれた糸——取っかかりを見つけると、そこから中綿を引きずり出すのはあっという間です。

ここで気をつけたいのは、もったいないという話では済まないことです。 引きずり出した中綿やスポンジを飲み込んでしまうと、腸に詰まって開腹手術が必要になるケースもある と言われています。「破られたら買い替えればいい」ではなく、「破られ始めたベッドは早めに撤去する」が正解です。

つまり、破壊期の子犬に1万円超のベッドを与えるのは、経済的にもリスク管理としても分が悪い。これが全滅を経験した我が家の結論です。

我が家のゴールデンの実際の寝場所【実体験】

参考までに、35kg級のゴールデンレトリバー(2歳)が実際にどこで寝ているかを紹介します。ちなみに関節を考えて2階には上がらせていないので、寝場所はすべて1階です。

場所 いつ
人間用のソファ 昼間の定位置(一年中)
玄関の床 一年中。夜もたいていここ(夏の夜を除く)
フローリング・畳 夏の夜など、エアコンをつけて部屋を閉めているとき
人間の布団の上(1階) 冬。寝るときに来て、夜中に玄関へ移る
サークル内のマット(冬は毛布も) 来客時・食後の安静時間。それ以外はあまり使わない

定位置は人間用のソファ

いちばんのお気に入りは人間用のソファです。頭をちょうど端っこに乗せられるのが良いらしく、ほぼ毎日ここで寝ています。人間が座る場所はもうありません。犬と暮らすと、布製品はだいたい犬のものになります。

当然ソファは毛だらけになるので、掃除はセットで考える必要があります。我が家は毛が絡まないコードレス掃除機で毎日さっと吸い、毎日のブラッシングで落ちる毛そのものを減らす、という二段構えです。

一年中、玄関の床にいる時間が長い

ソファのほかに、いる時間が長いのが玄関の床です。ずっと床で寝ているわけではありませんが、夜もたいていここで寝ています。

例外は夏の夜です。夜はエアコンをつけて部屋のドアを閉めるので、玄関には行けなくなります。そのときはフローリングや畳など、部屋の中のひんやりした場所を自分で探して寝ています。ダブルコートのゴールデンは暑がりなので、これは体温調節として理にかなった行動です。無理にベッドへ誘導する必要はないと考えています。

夏の昼間は、玄関の床で寝たがるので、仕方なくドアを開けて家全体を冷房することもあります(電気代がかさむので、たまにですが)。そのぶん夏は、寝床よりも部屋全体の暑さ対策のほうがずっと重要です。

冬は人間の布団と玄関を行ったり来たり

冬は、サークルの中に毛布を入れています。サークルには、子犬期の激戦を生き延びた四角いマット型クッションも置いてあります。正直に書くと、このクッションの商品名はわかりません(かなり前のもので、飼い主自身も覚えていないのです)。なぜこれだけ生き残ったのかも確証はありませんが、フチの立ち上がりが低く、噛む取っかかりになる装飾がなかったのが大きかったのだろうと推測しています。

ただ、せっかく入れた毛布も、うちのゴールデンはあまり使いません。冬の夜に来るのは、1階で寝ている家族の布団の上です。寝るときに布団に来て、夜中に玄関の床へ移る。布団と玄関のあいだを行ったり来たりするのは、完全に気まぐれです。

冬の大型犬はあったかいので、人間のほうがむしろ一緒に寝たいくらいです。

服も着せていません。寒さ対策らしいことは、ほとんど何もしていないのが正直なところです。冬のあいだ、うちのゴールデンは寒がるどころか元気すぎるくらいで、飼い主のほうが寒さ対策を考えたことがありませんでした。

犬用の冬の寝床は出番がなく、人間の布団と玄関の床で足りている——これが我が家の実態です。

ただし、寒さ対策が要らない犬ばかりではない

これはあくまで、若くて健康なゴールデン1頭の話です。アメリカンケネルクラブ(AKC)の獣医師監修の解説でも、毛の厚い大型犬は一般に寒さから守られているとしたうえで、次のような犬は寒さの影響を受けやすいとしています。

  • 子犬とシニア犬(犬種や体の大きさに関係なく)
  • 関節炎などの持病がある犬
  • 毛を短く刈っている犬
  • もともと痩せ型で、毛の短い犬

同じ大型犬でも、毛の短い犬種や、年を取って寒がるようになった子には、冬の寝床や防寒が必要になることがあります。犬が寒がるそぶりを見せたら、そこで寝床や防寒を足す、という順番で考えるのが現実的だと思います。気になる様子があれば、かかりつけの獣医師に相談してください。

参考:AKC「Does My Dog Need a Winter Coat?」

クレートは使っておらず、サークルはフルオープン

クレートは今は使っていません。ペットサークルはあり、中にクッションを置いていますが、扉は基本的に開けっぱなしのフルオープン運用です。閉めるのは次の2つの場面だけです。

  • 来客のとき
  • ご飯のあとの安静時間

食後の安静時間を設けているのは、胃拡張・胃捻転症候群(胃がガスで膨らみ、ねじれてしまう病気)への備えです。大型で胸の深い犬種では、食後すぐの激しい運動は避けるよう、よく注意されます。心配な点があれば、かかりつけの獣医師に相談してみてください。

この経験から言える「いつ・何を買うか」

ベッドが1つも残らなかった家の話を、選び方に落とし込むとこうなります。

子犬期に高いベッドは買わない

破壊期は「破られる前提」で回すのが現実的です。3,000〜5,000円台の洗えるマットにしておけば、破られたときの金銭的ダメージも、買い替えのハードルも小さくて済みます。中綿が出始めたら誤飲する前に撤去、が鉄則です。

大型犬はフードやトリミングなど毎月の飼育費用がそれなりにかかるので、消耗品と割り切れる価格帯から始めるのは家計的にも合理的です。なお、噛み癖そのものへの向き合い方はゴールデンレトリバーの飼い方でも触れています。

冬用の寝床は、犬が使うのを見てから

我が家のゴールデンは、冬は人間の布団と玄関の床を行き来していて、用意した毛布はあまり使いません。寝床は人間が季節で決めるより、 犬が実際にどこで寝ているかを見てから足した ほうが無駄がありません。冬用のふかふかベッドを買う前に、まず手持ちの毛布を1枚置いて、使うかどうかを見てみるのがおすすめです。夏も同じで、床で寝たがるならそれを許すのもひとつの答えです。

サイズは表記ではなく実寸で選ぶ

買うと決めたら、サイズだけは妥協しないでください。犬は体を伸ばして寝るので、 体長+15〜20cm の余裕が理想です。ゴールデンレトリバーは体長約60〜65cmですが、足を伸ばすと100cm以上になります。

アイテム ゴールデンレトリバーの目安
ベッド 110 × 85cm以上(体長+15〜20cmの余裕)
クレート 幅60 × 奥行90 × 高さ65cm以上(立って方向転換できる広さ)

「L」「XL」の表記はメーカーによってまったく違います。必ず実寸(cm)で確認してください。

1万円超のベッドは「破壊期の後」か「シニア期」に

低反発などの高機能ベッドの価値は、体圧分散による関節への優しさにあります。それが本当に効いてくるのは、落ち着いた成犬期以降、特に関節に不安が出てくるシニア期です。若くて元気で、床やソファで勝手に快適に寝ている時期に、無理して買う必要はないというのが我が家の結論です。

それでも選ぶなら:口コミで評判のベッド4選

ここからは商品紹介です。先に正直にお伝えしておくと、 この中に我が家が使っている商品は1つもありません(唯一の生き残りマットは商品名がわからないため、商品として紹介できません)。いずれも口コミ・評判をもとにした紹介で、実体験と混ざらないように書き分けています。価格は具体的な金額ではなく、4段階の価格帯で示します(¥=3,000円未満/¥¥=3,000〜6,000円/¥¥¥=6,000〜10,000円/¥¥¥¥=1万円以上)。

1. フチの低い四角いマット型【我が家で唯一生き残ったのがこのタイプ】

まずおすすめしたいのは、特定の商品ではなく 「フチの低い四角いマット型」というタイプそのもの です。我が家で唯一生き残ったのがこのタイプでした。

  • 構造がシンプル で、噛む取っかかりになる装飾やフチの立ち上がりが少ない
  • 薄くて軽い ので、丸洗いしやすく乾きも早い
  • 価格が手頃(3,000〜5,000円台が中心)で、万一破られても被害が小さい

大型犬サイズの例としては、EMPSIGNのリバーシブルペットマット(XL・XXLサイズあり)などがこのタイプにあたります。子犬期の1枚目、あるいは「まずは安く様子を見たい」という方の1枚目に向いています。

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2. トゥルースリーパー ペットベッド(Lサイズ)【関節ケア重視なら】

テレビCMでおなじみの寝具ブランド「トゥルースリーパー」が作ったペット用ベッド。 人間用マットレスと同じ低反発素材 を使っているので体圧分散に優れ、関節に負担がかかりやすい大型犬・シニア犬向きです。

最大の特徴は カバーだけでなく本体(Lサイズは上層のみ)も洗濯機で洗える こと。衛生面で大きなアドバンテージです。公式では、適度な高さで上り下りしやすく、「ベビーからシニアまで」ラクにベッドに上がれる設計だと説明しています。破壊期を卒業した成犬〜シニア犬に、1万円超を出す価値が出てくる1枚だと思います。

項目 内容
サイズ(L) 約65 × 123 × 12.5cm
素材 低反発ウレタンフォーム
カバー 取り外し可・洗濯機OK
本体の洗濯 上層のみ可(Lサイズ・洗濯機OK)
滑り止め 底面に滑り止め加工あり
原産国 本体:日本製/カバー:中国製
価格帯 ¥¥¥¥(1万円以上)

なおLサイズは約65×123cmの縦長タイプなので、体を伸ばして寝るのが好きな子向きです。丸まって寝る子には幅のあるタイプ(後述のEMMEなど)のほうが合います。

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3. EMME ペットソファー(XLサイズ)【1万円未満で防水つき】

Amazon・楽天で売れ筋の大型犬用ベッド。 3面にボルスター(枕のような縁) があるソファタイプで、犬が顎を乗せてリラックスできる設計です。うちのゴールデンがソファの端に頭を乗せて寝るのを見ていると、「顎乗せできるフチ」を好む犬は確かに多いのだろうと思います。

マット部分はプロファイル加工の高反発ウレタン100%で、体圧分散に優れています。生地の裏面に 防水膜 が入っているので、粗相や水飲み後のよだれも中まで染み込みにくい。カバーはファスナーで外して洗濯機で洗えます。XLサイズは約111×86cmと、ゴールデンのゆったり基準(110×85cm以上)をしっかり満たします。

項目 内容
サイズ(XL) 約111 × 86 × 26cm(内寸 約85 × 70cm)
素材 プロファイル加工 高反発ウレタン(マット部)、ポリエステル綿(枕部)
カバー ファスナー取り外し・洗濯機OK
防水ライナー あり(生地裏面に防水膜)
ボルスター あり(3辺)
抗菌防臭 中綿に抗菌防臭加工
価格帯 ¥¥¥(XL)
EMME 大型犬用ペットソファー XLサイズ

EMME 大型犬用ペットソファー XLサイズ

高反発ウレタン。カバーは洗える

4. guguドギー(ラージサイズ)【暑がりな子の通年用に】

睡眠専門企業「グーグースリープ」が開発した犬用ベッド。 低反発フォーム+高反発フォームの2層構造 で、上層が体にフィットし、下層がしっかり支える設計です。

特徴的なのは クーリングジェル内蔵 で、ベッドに熱がこもりにくいこと。「夏はベッドを避けて床で寝る」というダブルコート大型犬あるあるに、真正面から対策した作りです。中のフォームのカバーには防水加工が施されていて、中央のクッションカバーは取り外して手洗い、または洗濯機のデリケートモードで洗えます。なお、乗り降りしやすいスロープ付きは別モデルの「gugu シニア」です。

ただし正直に書くと、 価格帯は¥¥¥¥(1万円以上)で、ベッドとしてはかなり高い部類 です。破壊期を卒業していること、そして「夏に床で寝てしまうのを本気で何とかしたい」という目的がはっきりしていること。この2つが揃ってからでも遅くない価格帯だと思います。

項目 内容
サイズ(L) 約118 × 93 × 17cm(横幅×奥行×高さ)
素材 2層構造(上層:低反発+クーリングジェル、下層:高反発フォーム)
カバー 取り外し可・手洗いまたは洗濯機のデリケートモード
防水加工 あり(中のフォームのカバー)
クーリングジェル あり
スロープ なし(スロープ付きは別モデル「gugu シニア」)
価格帯 ¥¥¥¥(どのサイズも1万円以上)
Gugu Sleep ドギーベッド ラージ

Gugu Sleep ドギーベッド ラージ

低反発。カバーは洗濯可

クレートとサークルの考え方【我が家の場合】

正直に書くと、 我が家ではクレートを今は使っていません 。代わりにペットサークルを置き、中にクッションを入れて、扉は開けっぱなしにしています。閉めるのは来客時と、食後の安静時間だけ。「囲われた自分の場所はあるけれど、閉じ込められてはいない」という運用が、我が家には合っています。

とはいえ、クレートに意味がないとは考えていません。一般論として、クレートには次の価値があります。

  • 災害時の避難 。避難所ではクレートに入れることが同行避難の条件になるケースが多いと言われます
  • 車での移動や通院 。暴れずに安全に運べる
  • 犬にとっての「巣穴」 。慣れれば囲われた空間は落ち着ける場所になる

使う・使わないは家庭の方針次第ですが、「いざというとき用に1つ持っておき、日頃から慣らしておく」のは合理的な備えです。以下の2つは、口コミで定番とされるものです(こちらも我が家で使用しているものではありません)。

アイリスオーヤマ 折りたたみファブリックケージ POSC-800B(Lサイズ)

コスパで選ぶならまず候補に挙がるソフトクレート 。折りたたむと厚さ約5.5cmになるので、使わないときの収納に困りません。メッシュ生地なので、外から中の様子が見えます。

普段はリビングに広げて犬のくつろぎスペースにして、来客時はファスナーを閉めてクレートとして使う——という二刀流ができるのが便利です。災害用としても、折りたたんで車に積んでおけるのは大きなメリット。上部・側面・前面の3か所から出入りでき、前面は開けた状態で固定できます。

項目 内容
サイズ(L・POSC-800B) 幅80.5 × 奥行51 × 高さ65.5cm
素材 ポリエステル・スチールフレーム
重量 約1.8kg
出入り口 上部・側面・前面の3か所
価格帯 ¥¥

ただし、そのまま鵜呑みにしないでください。 上の実寸は幅80.5×奥行51cmで、長い辺・短い辺ともこの記事で挙げたクレートの目安(幅60×奥行90cm以上)を下回ります。35kg級のゴールデンだと、中で立って方向転換するには手狭です。

「安くて畳めるソフトクレートというカテゴリの入口」として挙げていますが、実際に買うなら、もっと大きいもの(短い辺60cm以上・長い辺90cm以上)を探してください。ここでも効いてくるのが、さきほどの 「LやXLの表記ではなく実寸で選ぶ」 という話です。耐荷重・適応体重の表記も、購入前に必ず最新の仕様を確認してください。

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リッチェル キャンピングキャリー XL

ハードタイプの定番 。プラスチック製でしっかりした作りなので、車での移動時も安心です。なおメーカーは、キャンピングキャリーは国際航空運送協会(IATA)の基準を満たしていないと回答しています。飛行機で運ぶ場合は、事前に航空会社への確認が必要です。

上下はボルトで留める構造で、使わないときは分解して重ねるとコンパクトに収納できます(収納時の高さ約40.5cm)。掃除もしやすく、水洗いOKなのが衛生的。ただし重量が約8.9kgあるので、車に常備するか定位置に置いておく使い方が向いています。

項目 内容
サイズ(XL) 幅62 × 奥行87 × 高さ65cm
素材 ポリプロピレン・スチール
重量 約8.9kg
IATA基準 満たしていない(メーカー回答)
分解収納 可(ボルト留め。収納時の高さ約40.5cm)
価格帯 ¥¥¥¥

実寸は幅62×奥行87×高さ65cmで、この記事のクレート目安(幅60×奥行90×高さ65cm以上)をほぼ満たします。ただし 適応体重の上限はメーカー仕様を必ず確認してください 。「大型犬用」と書かれていても上限があり、35kg級だとぎりぎりになることがあります。

価格帯は¥¥¥¥(1万円以上)と決して安くありませんが、車移動や災害時まで見据えるなら、このクラスが現実的な選択肢になります。

リッチェル キャンピングキャリー XL(大型犬用)

リッチェル キャンピングキャリー XL(大型犬用)

クレートを選ぶならの候補(我が家は未使用)

比較一覧表

商品名 タイプ サイズ 素材 カバー洗濯 防水 価格帯
フチの低い四角いマット型(例:EMPSIGN) マット 商品による 商品による 丸洗いできるものが多い 商品による ¥¥前後
トゥルースリーパー ペットベッド ベッド 65×123cm 低反発ウレタン カバーと本体上層が洗濯機OK なし ¥¥¥¥
EMME ペットソファー ベッド 111×86cm 高反発ウレタン 洗濯機OK あり ¥¥¥(XL)
guguドギー ベッド 118×93cm 低反発+高反発2層 手洗い・洗濯機(デリケート) あり ¥¥¥¥
アイリスオーヤマ ファブリックケージ クレート 幅80.5×奥行51cm ポリエステル 拭き取り なし ¥¥
リッチェル キャンピングキャリー クレート 幅62×奥行87cm ポリプロピレン 水洗いOK - ¥¥¥¥

よくある質問(FAQ)

Q. ゴールデンレトリバーに合うベッド・クレートのサイズは?

A. ベッドは110×85cm以上、クレートは幅60×奥行90×高さ65cm以上が目安です。 ゴールデンレトリバーは体長約60〜65cmですが、足を伸ばして寝ると100cm以上になるため、「L」「XL」の表記ではなく実寸で確認するのが失敗しないコツです。クレートは体重30kgを超える子だと耐荷重・適応体重が足りない商品もあるので、そちらの表記も忘れずチェックしてください。

Q. 大型犬にベッドは本当に必要?床で寝ていても大丈夫?

A. 我が家は犬用ベッドなしで暮らせていますが、犬の年齢と季節によります。 うちのゴールデンは一年を通して玄関の床にいる時間が長く、無理にやめさせていません。ただし一般論として、硬い床で長時間寝続けると肘にタコ(カルス)ができやすいと言われますし、シニア期や関節に不安のある子には体圧分散できる寝床の価値が上がります。若く健康なうちは床もソファもあり、年齢とともにクッション性を足していく、と考えるのが現実的です。気になる症状があれば獣医師に相談してください。

Q. 犬がベッドを噛んで壊してしまいます。対策はある?

A. 破壊期は「壊されても惜しくないもので回す」のが現実的です。 ベッドやクッションを軒並み食い破られた我が家から言えるのは、破壊期に高いものを買っても結果は同じだった可能性が高い、ということです。3,000〜5,000円台の洗えるマットにして、中綿が出始めたら誤飲する前に撤去・交換してください。運動と遊びで噛む欲求を発散させるのも大前提です。多くの子は成長とともに落ち着きます。うちの場合も、いまはソファと玄関の床で落ち着いています。

Q. 人間用のソファやベッドで寝かせてもいい?

A. 家庭の方針次第ですが、我が家はソファが定位置で、冬は家族の布団の上にも来ます。 うちに限らず、犬と一緒に寝ている家は多いようです。「いぬのきもち」のアプリで行われたアンケート(2025年5月・113人)では、66%の飼い主が愛犬と一緒に寝ていると答えています(小型犬も含めた数字です)。同じ記事で獣医師は、子犬や老犬、体調の悪い犬は飼い主の寝返りを避けられないことがあるので、離れた場所に寝床を用意するよう注意しています。

もうひとつ気をつけたいのは、飛び降りるときの着地衝撃です。高さ40〜50cmから毎日飛び降りると、股関節や肘への負担が積み重なります。我が家の布団は床に敷くタイプなのでこの心配はありませんが、ソファには毎日乗り降りしています。ゴールデンレトリバーは股関節形成不全のリスクがある犬種なので、シニア期に入ったらドッグステップやスロープで衝撃をやわらげる方法もあります。また、ソファを許すなら抜け毛の掃除はセットです。我が家の掃除体制は掃除機のレビュー記事にまとめています。

参考:いぬのきもちWEB MAGAZINE「愛犬と一緒に寝ている人はどれくらい?」(2025年7月)

Q. ベッドとクレート、どちらを先に買うべき?

A. 迷ったら、まずは安価なマット型ベッドからで大丈夫です。 毎日の寝床がまず先、クレートは「災害時や移動のために慣らしておく備え」という位置づけです。我が家のようにクレートを使わない運用でも日常は回りますが、同行避難ではクレートが前提になる場面が多いと言われるので、備えとして1つ持っておく価値はあります。

Q. ベッドの洗濯頻度はどのくらい?

A. カバーは2週間に1回、換毛期は毎週が目安です。 大型犬、特にゴールデンの抜け毛の量は相当なもので、ベッドも毛布もすぐ毛だらけになります。ふだんは掃除機やコロコロで表面の毛を取るだけでもだいぶ違います。そもそもの抜け毛を減らすブラッシングについては抜け毛対策とブラシの記事にまとめています。

まとめ:1万円のベッドは「必要になってから」でいい

ベッドが1つも生き残らなかった我が家の経験から、お伝えしたいことをまとめます。

  • 子犬の破壊期に高いベッドは買わない 。3,000〜5,000円台の洗えるマット型で回し、中綿の誤飲にだけは注意する
  • 冬用の寝床は、犬が使うのを見てから 。我が家のゴールデンは、冬は人間の布団と玄関の床を行き来して、用意した毛布はあまり使わない。ただし子犬・シニア・毛の短い犬は寒さに弱いことがある
  • 1万円超の高機能ベッドは、破壊期を卒業した後か、関節ケアが必要になってから が買いどき。候補はトゥルースリーパー(低反発・カバーと本体上層が洗える・¥¥¥¥)と guguドギー(クーリングジェル・¥¥¥¥)。その前段としては EMME(防水・XLで¥¥¥)が口コミの定番です
  • クレートは災害への備え として1つ持っておく価値がある(我が家は今は使っていませんが)

そして最後にひとつ。立派なベッドを用意しても、犬はソファや玄関のタイルなど、自分の気に入った場所で寝ます。我が家のソファはもう犬のものです。それも含めて大型犬との暮らしだと思えば、ベッド選びはもう少し気楽に考えられるはずです。

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