目次
ゴールデンの子犬期は、私の腕から毎日血が出る半年と、タオルの全滅でした。
うちの犬は、ゴールデンレトリバーのレン(メス・2歳半・35kg)です。先代はボーダーコリーのラク(オス)で、12年一緒に暮らして見送りました。
レンが家に来たのは、2024年の7月後半。生後5ヶ月ごろのときです。だから、生後2〜3ヶ月のころのレンを、私は知りません。ここは最初に正直に書いておきます。
この記事は、その生後5ヶ月から先の、我が家の子犬期の記録です。甘噛みのこと、壊したもののこと、トイレのこと、嫌いだった車と病院のこと。しつけの方法を教える記事ではありません。我が家ではこうだった、を覚えているかぎり書きます。
生後5ヶ月、ペットショップで出会った
レンとは、ショッピングモールのペットショップで出会いました。ペットショップで迎えたと書くと、いい印象を持たない方も多いと思います。それでも、レンが生後5ヶ月で家に来た理由でもあるので、隠さずに書いておきます。
ふらりと立ち寄ったその店に、もうずいぶん大きくなったゴールデンがいました。ペットショップの子犬は、もっと小さいうちに家族が決まっていくことが多いはずです。売れ残ってしまっているのかな、と気にはなりました。ただ、そのころの私は、まだラクを見送った喪失感の中にいて、新しく犬を迎える気にはなれていませんでした。その日は、そのまま帰りました。
1週間かそこらたって、また店に立ち寄ると、まだいました。そして値札が、まさかの25万円から1万円に下がっていました。
ここは誤解されやすいので、補足しておきます。ペットショップで「1万円」の値札がついていても、1万円で迎えられるわけではありません。あれこれ諸費用がついて、総額は20〜30万円ほどになります。それでも、最初の値札のままなら総額50万円ほどだったことを考えると、破格でした。そして何より、生後5ヶ月になってもまだ店にいることが、気になって仕方がありませんでした。
本当に、迎える予定はなかったのです。それでも、お迎えすることにしました。

家に来たばかりの2024年7月に撮った、数少ない写真です。いまと比べると、毛の色合いがかなり違います。
最初に用意したもの
レンを迎えるとき、最初に用意したものはこれです。
- ハーネス
- フード(セレクトバランスのパピー。1歳ごろまで食べていました)
- ペットシーツとトレー
- マナーおむつ
- おもちゃ
- おやつ
- 足をふくボディタオル
サークルは、ラクのものが残っていたので、最初は買いませんでした。レンが大きくなってから、買い替えました。
体重の記録は、ほとんど残っていません。迎えてから初めて動物病院に行ったとき、たしか18kgぐらいだった気がします。1歳ごろの体重は覚えていません。毎日が忙しすぎて、記録を残す余裕がなかった、というのが本当のところです。
最初のハーネスは、すぐに小さくなった
迎えたときに最初に買ったハーネスは、安くはない、おしゃれな感じのものでした。ところが、あっという間に体が大きくなって、着せられなくなりました。
そして、子犬期の散歩は首輪でした。ハーネスに替えたのは、体ができてからです。いまは散歩も車も、Julius-K9のIDCパワーハーネスのサイズ2を使っています。
甘噛みと引っかき:半年ほど、毎日どこかから血が出ていた
子犬期でいちばんきつかったのは、甘噛みです。
噛まれるのは、私の腕がいちばん多く、家族の手もやられました。
血が出たのは、甘噛みだけではありません。引っかきも、けっこうありました。力加減が分かっていないので、前足が腕にしゅっと当たっただけで、さくっと血が出るくらいの傷になります。毎日どこかしらから血が出ている。そんな日々が、半年ほど続きました。
ラクのときは、そんなに血が出た記憶がありません。体重をのせて、爪でがっとやられるのが原因なのかもしれません。だとすると、これは体の大きい犬ならではなのかもしれない、と思っています。
特別な対策は、していません。子犬は甘噛みをするものだと思っていたので、噛みたいならおもちゃを噛んでもらう、というだけでした。うちの歴代の犬がいちばんハマったおもちゃは、コングのウァバです。ラクとは10年ほど遊び、レンも引っ張りっこで遊びます。

いつ終わったかは、覚えていない
「甘噛みはいつ終わりますか」と聞かれたら、正直に答えます。覚えていません。
ある日を境にぴたりと止まった、という記憶がないのです。半年ほど続いた、ということは言えても、いつ終わったかは言えません。
ただ、ひとつ確かなことがあります。レンは2歳半のいまも、甘噛みのようにして遊んできます。違うのは力加減で、これが圧倒的に違います。
だから、我が家の実感で言えば、甘噛みは 「なくなった」というより「加減が変わった」 です。子犬の甘噛みは成長とともに落ち着くと一般に言われますが、うちで起きたのは、噛む遊びが消えることではなく、噛む力が変わることでした。これはレン1頭を見ての話なので、どの犬もそうだとは言いません。
壊したもの:タオル全滅、クッション全滅。家具は意外に無事
次にきつかったのが、壊すことです。何を壊したかを、そのまま書きます。
まずタオル。家にあったタオルは全滅しました。レンはタオルをくわえて、びりびりに破きます。1枚2枚ではなく、全部です。
次にクッションと座布団。子犬期に買った犬用のクッションは次々に食い破られ、3個や4個では済みませんでした。家の座布団まで全滅して、残ったのはフチの低い四角いマット1枚。商品名はもう分かりません。
それから、ペットシーツ。これは次のトイレの話で書きます。
一方で、 家具は意外に無事でした 。壊すのはもっぱら布で、椅子やテーブルをかじられた記憶はほとんどありません。
いまも、タオルは盗まれる
タオルの話には続きがあります。レンは2歳半のいまも、遊ぶときはタオルを破きます。洗面所に侵入して、靴下やタオルを盗んでくるのも変わりません。
ただ、昔ほどは破かなくなりました。子犬期の「全滅」の勢いは、もうありません。甘噛みと同じで、なくなったのではなく、加減が変わったのだと思っています。
ラクのほうが、暴れっぷりはすごかった
壊すものは、犬によって違います。これは2頭と暮らして、はっきり感じたことです。
先代のボーダーコリーのラクは、椅子の脚がなくなるくらいガジガジにかじりました。USBケーブルも噛みちぎりました。レンが布を破く犬なら、ラクは固いものをかじる犬でした。そして暴れっぷりで言えば、ラクのほうがすごかったです。
ただ、これを「ボーダーコリーだから」「ゴールデンだから」とは言えません。犬種も違いますが、ラクはオス、レンはメスで、性別も違います。どちらが効いているのかは、2頭だけでは分かりません。言えるのは、「大型犬の子犬はこれを壊す」と決めてかかると外れる、ということだけです。
トイレ:わりとすんなり。失敗は絨毯と、ソファの上
トイレは、わりとすんなり覚えました。ここは助かったところです。
ただ、失敗もそこそこありました。多かったのは、トレーのすぐ近くの絨毯の上です。うちの絨毯はいくつかに分かれていて、めくって洗えるタイプなので、ここは困りませんでした。
一番ひどかったのは、ソファの上です。これは、きつかったです。
子犬のころは、ペットシーツもびりびりに破いて遊びました。シーツはおもちゃではないので、シーツの上に格子の蓋がかぶさるトレーにしました。さすがにいまはもう破かないと思いますが、外す理由もないので、蓋はそのままです。
夜鳴きはゼロ、留守番は買い物の1〜2時間まで
夜鳴きは全くありませんでした。
ただ、我が家は一軒家なので、あっても気にならなかったと思います。なぜ鳴かなかったのかは分かりませんし、推測で書くのはやめておきます。
留守番は、子犬期は基本的にさせていません。連れて行ける用事は連れて行きました。いちばん長くて、買い物の1〜2時間です。いまも留守番はほとんどさせていなくて、これまでで最長が5〜6時間です。
留守番のあいだは、サークルに入れて寝てもらっていました。留守番中は、寝ていてくれるのがいちばんです。
おもちゃは、人が見ているとき以外は渡しません。子犬期は特に、飲み込んでしまうのが怖かったからです。
散歩:子犬のころは、そんなに好きではなかった
意外に思われるかもしれませんが、子犬のころのレンは、散歩がそれほど好きではありませんでした。少し外に出ると、すぐ帰ろうとするのです。
変わったのは、外に出れば大好きな人にたくさん会える、と気づいてからです。それからは、すっかり散歩好きになりました。いまは散歩の挨拶が「人が先、犬が後」で、運動というより社交の時間になっています。
車と病院:子犬のころは、どちらも嫌いだった
子犬のころのレンは、車も病院も嫌いでした。車は酔うわけではないのに、乗ってくれませんでした。ちょうど避妊手術などで、痛い目にあっていた時期です。
いまは、どちらも違います。
車は、ここ最近、自分で乗るようになりました。特別なことはしていません。最近は病院で痛い目にあっていないからかもしれません。子犬のころは、車に乗った先の病院で痛い思いをしていましたから。ただ、これは私の見立てです。たまに嫌がる日もあって、その日だけは35kgを抱き上げて乗せています。
病院はいまは平気で、むしろ喜んで入っていきます。人にたくさん会える場所が単純に好きなのか、併設のトリミングサロンのトリマーさんが好きなのかは、分かりません。どちらかに決めるつもりもありません。
「子犬のころは嫌いだったものが、あとで平気になる」。これはレンで実際に起きたことです。だからといって、どの犬もそうなるとは言えません。ただ、いま車や病院を嫌がる子犬と暮らしている方に、こういう例もある、とだけお伝えしておきます。
パピー教室・しつけ教室には行っていない
書いておくべきことが、もう1つあります。我が家は、パピー教室にも、しつけ教室にも行っていません。
だから、この記事には「こうすれば直る」が出てきません。甘噛みの対策もしていません。我が家にあったのは、おもちゃと、トレーと、タオルを取り合う毎日だけです。教室に行っていれば違ったのか、それは分かりません。行かなかった家の記録として読んでください。
振り返って:写真を、もっと撮っておけばよかった
子犬期を振り返って、いちばん思うのはこれです。写真や動画を、もっと撮っておきたかった。
でも、それどころではありませんでした。毎日が忙しすぎて、余裕がなかったのです。腕から血が出て、タオルが破られて、散歩に出てもすぐ帰りたがる。そういう日々の中で、カメラを構える時間は、ほとんどありませんでした。
ペットロスには子犬を迎えるのがいちばん、とよく言われます。これは本当にそうだと思います。世話が忙しすぎて、悲しみに浸る暇がなくなります。
いまレンは2歳半、35kgになりました。甘噛みは加減が変わり、タオルは昔ほど破かなくなり、車には自分で乗り、病院は好きな場所になりました。 これから迎える方に言えるのは、ひとつだけです。写真と動画は、撮れるときに撮っておいてください。私は、それができませんでした。
よくある質問
Q. ゴールデンレトリバーの子犬の甘噛みは、いつ終わりますか?
A. うちは、いつ終わったか覚えていません。 私の腕から毎日血が出る時期が半年ほど続き、ある日を境に止まった記憶はありません。2歳半のいまも甘噛みのようにして遊んできますが、力加減が圧倒的に違います。「なくなる」より「加減が変わる」が、我が家の実感です。
Q. 子犬のトイレは、すぐ覚えましたか?
A. わりとすんなり覚えましたが、失敗もそこそこありました。 多かったのはトレーのすぐ近くの絨毯の上、一番ひどかったのはソファの上です。子犬のころはペットシーツも破いて遊んだので、格子の蓋があるトレーにしました。
Q. 子犬のころ、留守番は何時間させましたか?
A. 基本的にさせていません。最長で、買い物の1〜2時間です。 連れて行ける用事は連れて行きました。留守番のあいだはサークルに入れて、寝てもらっていました。いまも留守番はほとんどさせていなくて、これまでの最長は5〜6時間です。
Q. ゴールデンの子犬を迎えるとき、何を用意しましたか?
A. ハーネス、フード、ペットシーツとトレー、マナーおむつ、おもちゃ、おやつ、足をふくボディタオルです。 サークルは先代のものを使い、大きくなってから買い替えました。最初に買ったハーネスはすぐ小さくなり、子犬期の散歩は首輪でした。
まとめ
- レンが家に来たのは生後5ヶ月ごろ(2024年7月後半)。ショッピングモールのペットショップで値下げされていたのを見かけ、予定はなかったけれど迎えた。生後2〜3ヶ月のころは知らない。体重は初めての病院でたしか18kgぐらい
- 甘噛みと引っかきで、私の腕を中心に毎日血が出る時期が半年ほど。特別な対策はせず、おもちゃ(コングのウァバ)を噛ませていた。いつ終わったかは覚えておらず、いまも力加減の違う甘噛みで遊んでくる
- 壊したのはタオル(全滅)・クッション・座布団(全滅)。家具は意外に無事。ラクは椅子の脚とUSBケーブルで、壊すものは犬によって違う
- トイレはわりとすんなり。失敗は絨毯と、ソファの上。シーツを破いて遊んだので、格子の蓋があるトレーにした
- 夜鳴きはゼロ。留守番は買い物の1〜2時間までで、サークルで寝てもらった。おもちゃは見ているときだけ。パピー教室には行っていない
- 子犬のころ好きではなかった散歩、嫌いだった車と病院は、いまはどれも変わった
- 写真と動画は、撮れるときに撮っておく。それどころではなかった、が我が家の反省
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