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大型犬のおもちゃは、通販だとサイズ感が分かりません。
写真では大きさが伝わらないので、届いてみないと手のひらに乗る大きさなのか、両手で持つ大きさなのか分からない。それなら実物を見て買いたいのですが、近所の店に並んでいるのは小型犬用ばかりです。手に取って比べられるものが、そもそも売り場にありません。
そこで頼りにするのが「大型犬用」という表示です。うちもまずはそこから探します。ただ、この記事で書きたいのは、 最後は対応体重の数字で確かめたほうがいい 、ということです。うちの35kgのゴールデンレトリバーは「大型犬用」のおもちゃを壊しましたし、無事に残ったおもちゃも、調べてみたら公式の対応体重を超えていました。
うちの犬は、いまのゴールデンレトリバーのレン(メス・2歳半・35kg)と、12年暮らして見送ったボーダーコリーのラク(オス・20kg弱)。これから書くのは、この2頭で起きたことと、メーカーの公式ページで確かめた数字です。
先に結論:大型犬のおもちゃのサイズで迷ったら
- 「大型犬用」で探したら、最後に→公式ページの対応体重(kg)を確かめる
- 35kgでコングを買うなら→公式で27〜41kgのXL(Lは上限30kg)
- 「壊れない」と評判のものでも→飲み込めるサイズになったら交換
※ うちの35kgが何を壊して何が残ったか、そしてなぜ「残った=頑丈」と言えないのかは、このあと本文で書きます。
35kgのゴールデンが壊したもの
テニスボールと、ゴムのボール
レンが壊したおもちゃは、まずボールです。テニスボールと、ゴムのような素材のボールでした。どちらも犬のおもちゃとしてはごく普通のもので、特別に弱い作りだったとは思いません。
35kgの顎で繰り返し噛まれれば、ボールはいつかは破れる。それだけのことだと思っています。
ラクが10年壊さなかったウァバを、レンは壊した
コングウァバは、ラクの時代から使っているおもちゃです。ラクは10年使って、一度も壊しませんでした。汚れて新しいものを足すことはあっても、壊れて買い替えたことはありません。
そのウァバを、レンは壊しました。しっぽの付け根のナイロンを噛みちぎって、中のボールを取り出したのです。同じおもちゃでも、20kg弱のボーダーコリーと35kgのゴールデンレトリバーでは、かかる力がまるで違うのだと思います。
コングウァバのレビューでは「大型犬に耐える頑丈さ」と書きました。それは嘘ではないのですが、 「20kg弱のラクで10年」という条件つきの話 だった、といまは思っています。壊れた理由は、ラクとレンの噛む力と遊び方の違いだと思っています。
ラクが大好きだったボールの、最後の1個
ラクが大好きだったおもちゃに、GoFetch(プラッツ)のスポーツボール バスケットボールがあります。ラクのために3個以上は買いました。
その最後の1個を、破ったのはレンです。ラクのお気に入りが、レンの代で終わりました。
もう1個ほしいのですが、Amazonでは在庫切れで、再入荷の予定は立っていないと表示されています(2026年9月確認)。
壊し方は1つではなかった
レンの壊し方をふり返ると、3通りありました。
- かじって破る
- 振り回しまくって、ちぎる
- 中身が出てくる
「頑丈なおもちゃ」と聞いて思い浮かべるのは、たいてい1つ目の、かじる力への強さです。ところが大型犬は、振り回す力も強い。ウァバの場合は、噛みちぎられて中身が出るという、1つ目と3つ目の合わせ技でした。
3つ目の「中身が出てくる」は、他の2つと少し性質が違います。おもちゃとして壊れただけでなく、 中から飲み込めるサイズの物が出てくる からです。ここは後半の「遊ぶときに気をつけていること」でもう一度書きます。
残ったもの:コングL、ホーリーローラー、ごついロープ
子犬のときに買ったL。いまは公式の上限を超えている
いま無事に残っているおもちゃは3つです。まず、中におやつを詰めるタイプのコング(コング クラシック)。サイズはLで、レンが子犬のときに買いました。買った時点では、公式の対応体重の範囲に入っていました。
ところが、日本の正規代理店の公式ページを見ると、Lの対応体重は13〜30kg(2026年9月確認)。35kgになったレンは、上限を5kg超えています。正直なところ、いまも見た目には小さいと感じていません。
35kgに合うのは、公式で27〜41kgとされているXLです。つまり我が家は、いまのレンには 公式のサイズ表の外にあるコング を、そのまま置いている状態でした。
「壊れない」と「遊ばない」は、見た目では区別がつかない
ここで正直に書いておかなければいけないことがあります。コングが無事なのは、頑丈だからではありません。 レンがほとんど遊んでいないから です。
最初から、おもちゃとしての食いつきはいまひとつでした。理由はたぶん、レンが好きなのは引っ張りっこができるウァバのほうだったから、ではないかと思っています。詰めるコングは投げても転がるだけで、引っ張り合いにはなりません。
同じ「壊れていないおもちゃ」でも、毎日噛まれて壊れないのと、噛まれないから壊れないのとでは、意味がまるで違います。ところが見た目では、どちらなのか分かりません。「うちの犬は壊さなかった」という感想を読むときは(この記事も含めて)、その犬がどれくらい遊んだかまで書いてあるかを見てほしいと思います。
ちなみに、卵の形をした鳴るゴムのボールも、レンにはまったく人気がありませんでした。コングもそうですが、転がるゴムのおもちゃは、レンの好みではないのかもしれません。
穴だらけなのに現役のホーリーローラー
2つ目は、JW Pet のホーリーローラーボール(Lサイズ)です。これは、うちでもちょっと不思議に思っています。
網のように穴だらけのゴムのボールで、見た目はいかにもすぐ壊れそうです。ところが、そこそこ遊んでいるのに、いまだに壊れていません。
理由として思い当たるのは、これでは 引っ張りっこをしない ことです。噛んだり転がしたりはしても、ウァバのように両側から引っ張り合うことはありません。壊れるかどうかは、おもちゃの見た目より、その犬がどう遊ぶかで決まるのかもしれません。
大型犬用のごついロープが1本
3つ目は、大型犬用のとても太いロープのおもちゃです。いま1本だけ生き残っています。
レンはやっぱり、ウァバやロープのような引っ張れるおもちゃが好きなのだと思います。ただ、このロープには別の困りごとがあります。それは次の「遊ぶときに気をつけていること」で書きます。
「大型犬用」の中身を公式の数字で見てみた
表示と、公式の対応体重を並べる
うちにあるおもちゃについて、メーカーの公式ページ(コングは日本の正規代理店であるスペクトラム ブランズ ジャパンの公式ページ)で対応体重を確かめました。並べてみると、同じ「大型犬用」の棚に並ぶものでも、対応体重はそれぞれ違うと分かります。
| 商品 | 表示 | 公式の対応体重 | 35kgは? |
|---|---|---|---|
| コング クラシック L | L(Amazonの商品ページには対応体重の記載なし) | 13〜30kg | 上限超え |
| コング クラシック XL | XL・大型犬(Amazonの商品ページにも27〜41kgの記載あり) | 27〜41kg | 範囲内 |
| コング ウァバ(日本の正規品・大きい方) | 中・大型犬(成犬) | 日本の公式ページにkgの記載なし。米国公式では30〜65ポンド=約13.6〜29.5kg | 上限超え |
いずれも2026年9月に確認した数字です。変わることがあるので、買う前に公式ページで見直してください。
コングは、日本の正規品ではXLまで
日本の正規代理店の公式ページでは、コング クラシック(赤)はLが13〜30kg、XLが27〜41kgです。米国にはさらに上のXXLがありますが、日本の正規ラインには入っていません。35kgなら、選ぶのはXLです。
気をつけたいのは、Amazonの商品ページです。コングLのページには対応体重が書かれていません。XLのページには27〜41kgとあります(2026年9月確認)。 Lのページだけを見て「大型犬ならLだろう」と決めると、うちと同じことになります。
ウァバの大きいほうは、米国公式では約29.5kgまで
ウァバは、日本の公式ページには「中・大型犬(成犬)」としか書かれていません。kgの数字がないので米国のKONG公式を見ると、日本で正規に売っている大きいほうのサイズは30〜65ポンド、 約13.6〜29.5kgの犬向け です。
米国には、その上に60〜90ポンド向けのXLがあります。ただ、日本の正規品には入っていません。つまり35kgの犬に合うウァバは、いまの日本の正規品では選べない、ということになります。
ただ、これは 壊れにくさの話ではありません 。小さいサイズだから弱い、ということは無いはずで、対応体重はあくまで「その犬の口に合った、遊びやすい大きさか」の目安です。35kgのレンにとっては、少し小ぶりなサイズ、ということになります。
噛むもの:かじれる木は1日でなくなった
ラクの時代に、かじれる木を試したことがあります。結果は、1日でなくなりました。数千円のものが1日でなくなるのは、さすがに割に合わないと思い、それきりやめました。
「長持ち」は、犬しだいで簡単にひっくり返ります。ラクは20kg弱で、ウァバを10年壊さなかった犬です。その犬でも、木は1日でした。
遊ぶときに気をつけていること
飲み込めるものを置かない
飲み込みで怖い思いをしたことは、じつは案外ありません。ただ、気をつけていることはあります。
おもちゃにプラスチックの部品は、基本的にありません。それより気をつけているのは、家の中の物です。食品のラップ、小さいプラスチックの入れ物、それからペットシーツ。こういうものでは遊ばせないようにしています。
おもちゃについても、考え方は人間の子どもと同じです。 飲み込めるサイズの物は、おもちゃであっても注意する。 壊れて中身が出たウァバのボールのように、壊れる前は大きかったものが、壊れた途端に飲み込めるサイズになります。壊れかけのおもちゃを使い続けないのは、そのためです。
飲み込んだときに体の中で何が起きるか、という医学的なことは、ここでは書きません。飼い主としてできるのは、飲み込めるサイズの物を口の届くところに置かない、ということだけだと思っています。
振り回すロープは、人と窓に当たる
もう1つは、残っている太いロープです。35kgがぶんぶん振り回すと、当たったときに痛い。正直、勘弁してほしいところです。
ガラスにまともに当たったら、割れそうだとも思っています。太くて重い、壊れにくいロープほど、振り回されたときの勢いも強くなります。窓や割れ物のそばでは遊ばせないほうが安心です。
通販でサイズを外さない4つの見方
1. 「大型犬用」の文字ではなく、体重の数字を見る
同じ「大型犬用」の棚にあっても、上の表のとおり、コングのLは上限30kg、XLは41kgまでです。「大型犬用」で探したら、最後は対応体重の数字を見ます。 その数字が自分の犬の体重を挟んでいるか 、それだけを確かめます。
なお、対応体重は 大きさ(口に合うか・遊びやすいか)の目安 で、壊れにくさの目安ではありません。壊れにくさは、また別の話です。
2. 数字が無ければ、寸法とメーカー公式を見る
販売ページに体重が無いときは、メーカー公式を見ます。海外ブランドなら日本の正規代理店の公式ページ、それでも無ければ本国の公式です。コングLのように、販売ページには無くても公式にはある、ということがあります。
体重の数字がどこにも無いときは、寸法を見ます。いま家にあるおもちゃの大きさと比べれば、写真の印象より確実です。
3. 成長期に買ったものは、体重が変わったら見直す
うちのコングLがこれでした。買った時点では公式の範囲内、いまは上限超え。ハーネスなら留まらなくなるので気づきますが、おもちゃは合わなくなっても使えてしまうので気づきません。大人の体重になったら、一度サイズ表と突き合わせてください。
4. 壊れかけは交換する
どんなおもちゃも、壊れかけると飲み込めるサイズの部品が出てきます。中身が見えてきたら交換。使い切ろうとしないことです。
まとめ
- 「大型犬用」で探したら、最後は 公式の対応体重の数字 で確かめる。うちの35kgは、コングLもウァバも上限を超えていた
- 「壊れなかった」は「遊ばなかった」なのかもしれない。うちのコングLがそうだった
- 飲み込めるサイズになったら、おもちゃも家の物も同じ。壊れかけは交換する
よくある質問
Q. 35kgのゴールデンレトリバーに、コングはどのサイズですか?
日本の正規代理店の公式ページでは、Lが13〜30kg、XLが27〜41kg(2026年9月確認)です。35kgならXLです。うちはLを子犬のときに買ってそのまま置いていますが、これは公式の範囲を外れています。Amazonのコング Lの商品ページには対応体重が書かれていないので、公式ページで確かめてから選んでください。
Q. 「大型犬用」と書いてあれば安心ですか?
探す入り口としては十分ですが、最後は対応体重で確かめてください。うちの場合、日本のウァバは「中・大型犬」とだけ書かれていて、米国の公式を見ると約29.5kgまででした。コングもLは30kgまで、XLは41kgまでです。数字が無ければ、メーカー公式か寸法を見てください。詳しくは「大型犬用」の中身を公式の数字で見てみたに書きました。
Q. 壊れないおもちゃはありますか?
「絶対に壊れない」ものは、うちでは見つかっていません。ラクが10年壊さなかったウァバを、レンは壊しました。一方で、穴だらけのホーリーローラーは、そこそこ遊んでいるのに現役です(引っ張りっこには使いません)。無事なコングLは、レンがほとんど遊んでいないだけです。「壊れない」という評判は、その犬の遊び方しだいで変わるものとして読むようにしています。
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