目次
  1. コング チキン味ペーストってどんな商品?
  2. 一番役に立ったのは「投薬」だった
  3. KONGに詰めると「永遠に遊んでくれる」
  4. 詰め方の注意点:奥で固まると取れなくなる
  5. こんな人におすすめ / 微妙な人
  6. よくある質問(FAQ)

追記(2026年9月): レンにアレルギーがあり、原因がまだ分からないため、いまはおやつをほぼやめています。このペーストを使うのは、 薬を嫌がるときだけ です(チュールでも代わりになります)。KONGに詰めて舐めさせていたのは、おやつをやめる前の話です。

結論から言うと、コングのチキン味ペーストは「KONGの詰め物用に買ったのに、投薬でいちばん活躍した」おやつです。

もともとは、うちのゴールデンにKONG(コング)で長く遊んでもらうための詰め物として買いました。もちろんその用途でも優秀なのですが、使っているうちに気づいたのは、 薬を飲ませるとき(投薬)にこれがめちゃくちゃ便利 だということ。以前、ビーフキューブのレビューで「投薬には固形おやつは小さすぎて、チュールのような舐めるペーストが向く」と書きましたが、その"舐めるペースト"の有力候補がまさにこれでした。

この記事では、ゴールデンと暮らす筆者が、コングのチキン味ペーストを実際に使ってわかった「一番おいしい使い方」と、 KONGに詰めるときの失敗しないコツ まで、正直にレビューします。

コング チキン味ペーストってどんな商品?

コング(KONG)は、あの丈夫な赤いラバー製おもちゃ「KONG」で有名なブランド。その KONGの中に詰めるためのペースト が、このチキン味ペーストです。

特徴は、 スプレー缶(エアゾール式) になっていること。ノズルをKONGの内側に向けて押すと、ペーストが出てくる仕組みで、 手を汚さずにKONGの奥まで詰められる のがよくできています。ドライフードと一緒に詰めたり、 詰めてから凍らせて「フローズンKONG」 にしたりできるのも特徴で、メーカーも夏の時期はコングに詰めて冷やす「アイスコング」を紹介しています。

項目 内容
商品名 Kong(コング) チキン味ペースト
タイプ スプレー缶(エアゾール式)のペースト
主な用途 KONGの詰め物 / 投薬 / ご褒美・トレーニング
味の展開 チキン味のほか、ミルククッキー味・レバー味・ピーナッツバター味もあり(チーズ味などはチューブ入りの別商品)
価格帯 ¥(手頃)
内容量 226g(1缶)
販売元 スペクトラム ブランズ ジャパン(日本の正規代理店)
KONG イージートリート チキン味ペースト

KONG イージートリート チキン味ペースト

いまは薬を嫌がるときだけ使っている

一番役に立ったのは「投薬」だった

正直に言うと、 この商品の真価は薬を飲ませるときに発揮されます。

最近はフィラリアの薬などは おやつタイプで食べやすいものが増えていて 、そこまで苦労しません。本当に手を焼くのは、 お腹をこわしたときの整腸薬のような「ただの錠剤や粉薬」 のほう。うちのゴールデンは、 ごはんの上にそっと乗せてもきれいによけて食べる し、 口の中に放り込んでも器用にペッと吐き出す——なかなかの強者です。

そんな手強い薬でも、 ペーストでしっかり包んだり、少量のペーストに埋め込んで舐めさせたりすると、薬に気づかずペロッと平らげてくれます 。チキンの香りが強いので食いつきがよく、「薬だけ器用に吐き出す」あの困ったやつが起きにくいのが助かります。粉薬なら、ペーストに練り込んでしまえばOK。急な体調不良で数日だけ薬を飲ませる、といった場面で本当に頼りになります。

ただ、 ここは正直に書きます 。同じことは チュール(舐めるタイプのおやつ)でもできます 。「投薬のためだけ」に選ぶなら、チュールでも十分事足ります。それでもコングのペーストを推せるのは、 KONGの詰め物と兼用できること 、 スプレー缶なので常温でストックしやすく、少量ずつ無駄なく使えること 。「投薬もするし、KONGでも遊ばせたい」という人には、一本で二役こなせるのが強みです。

💊 投薬の注意:薬によっては食べ物と一緒に飲ませてはいけないもの、量に注意が必要なものもあります。処方薬をおやつで与えてよいかは、事前にかかりつけの獣医師に確認してください。

KONGに詰めると「永遠に遊んでくれる」

本来の用途である KONGの詰め物 としても、もちろん優秀です。おやつをあげていたころは、KONGの中にペーストを仕込むと、 レンは夢中で舐め続けて、しばらく静かに集中してくれました 。おもちゃとしてはほとんど遊ばなかったKONGも、詰めたときだけは別でした。留守番前や、来客中にちょっと大人しくしていてほしいとき、退屈しのぎとして頼りになります。

さらに、 詰めてから冷凍庫で凍らせる「フローズンKONG」 にすると、舐め取るのに時間がかかってもっと長持ちする——というのは定番のテクで、メーカーも夏の時期はコングに詰めて冷やす「アイスコング」を紹介しています(缶のまま冷凍はしないよう注意書きがあります)。 正直に言うと、これは我が家では試していない使い方 です。真夏の暑さ対策・留守番にもよさそうですが、おやつをやめたこともあって、この夏も試さないままでした。

詰めるKONG本体は、 体重でサイズを選んでください 。日本の正規代理店の公式では、Lが13〜30kg、XLが27〜41kg(2026年9月確認)。35kgならXLです。うちのLは子犬のときに買ったもので、いまのレンには公式の上限を超えています(詳しくは大型犬のおもちゃ、サイズは体重で確かめる)。

KONG(コング)クラシック XLサイズ

KONG(コング)クラシック XLサイズ

ペーストを詰める本体。公式の対応体重は27〜41kg

ちなみに同じKONG社のおもちゃでは、詰め物用のKONG本体とは別に、投げて遊ぶタイプの コングウァバ も我が家の歴代ワンコたちの一番のお気に入りです。

詰め方の注意点:奥で固まると取れなくなる

ここが この記事で一番伝えたい失敗談 です。

KONGの奥のほうまでペーストだけをたっぷり詰めると、 乾いたり固まったりして、奥に張り付いて取れなくなる ことがあります。犬が舐めても届かず、洗おうにもKONGは奥が細くて洗いにくいので、 カピカピに固まったペーストが取れず往生する——これを何度かやりました。

そこでたどり着いた、 失敗しない詰め方のコツ がこちらです。

  • まず普通のおやつやドライフードを詰めて、その"上からフタをするように"ペーストを乗せる のが無難。奥までペーストで埋めない
  • ペーストは 入り口〜手前側 に使い、奥は乾きにくいおやつにする
  • 一度に詰めすぎない 。舐め切れる量を意識する
  • 使ったKONGは その日のうちに洗って乾かす 。固まる前ならぬるま湯で流せば落ちやすい

要は、 ペーストは「奥まで詰める接着剤」ではなく「手前のごほうび/フタ」として使う のがコツです。これだけで、取れなくなるトラブルはかなり防げます。

こんな人におすすめ / 微妙な人

おすすめな人

  • 整腸薬などの錠剤・粉薬を飲ませるのに手を焼いている 人(ごはんによけられる・吐き出される人)
  • KONGで留守番・退屈しのぎ をさせたい人(投薬と兼用したい人はとくに◎)
  • 夏に フローズンKONG で涼しく遊ばせたい人

あまり向かない人

  • 投薬だけ が目的なら、 チュールでも十分(無理にこれを選ぶ必要はない)
  • KONG本体を持っておらず、詰めて遊ばせる予定もない人
  • 香料・添加物が気になり、 無添加のおやつだけ にしたい人(原材料が気になる場合はパッケージ表示を確認してください)

よくある質問(FAQ)

Q. チュールとの違いは何ですか? A. 投薬という一点だけなら、正直 チュールでも同じことができます 。コングのペーストの強みは、 KONGの詰め物と兼用できる こと、 スプレー缶で常温ストックしやすく少量ずつ使える こと、 凍らせてフローズンKONGにできる こと。「投薬もKONG遊びもしたい」なら一本二役で便利、という位置づけです。

Q. 1回にどのくらいあげていいですか? A. あくまで おやつ・補助 なので、少量にとどめましょう。KONGに詰める場合も、舐め切れる量に。おやつ全体で1日の摂取カロリーの1〜2割以内を目安にし、その分ごはんを少し調整すると太りません。

Q. 子犬やシニアにも使えますか? A. 全犬種・パピーから使える商品ですが、量は控えめに。持病がある子や療法食中の子は、念のため獣医師に相談すると安心です。

Q. 保存はどうすればいい? A. スプレー缶タイプなので、直射日光・高温を避けて常温保存が基本です。開封後は早めに使い切り、詳しい保存方法はパッケージの表示に従ってください。

Q. KONGに詰めたあと、うまく洗えません。 A. ペーストは 固まると取れにくい のが弱点。使ったらその日のうちに、固まる前にぬるま湯で流すのがコツです。奥まで詰めず「手前のフタ」として使うと、そもそも取れなくなりにくいです(→上の「詰め方の注意点」参照)。


コングのチキン味ペーストは、「KONGの詰め物」と「投薬」という 地味だけど助かる場面 で効いてくる、縁の下の力持ちのようなおやつです。投薬だけならチュールでもいいけれど、 KONG遊びと兼用したいなら一本持っておくと本当に便利 。詰めるときは「奥まで入れず、手前のフタとして使う」——これだけ覚えておけば、失敗せずに長く活躍してくれますよ。