目次
  1. 大型犬のドッグフード選び 3つのポイント
    1. 1. 粒のサイズと形状
    2. 2. 関節サポート成分
    3. 3. コスパ(月あたりで考える)
  2. 大型犬ドッグフードおすすめランキング【総合10選】
    1. 1位:アカナ アダルトラージブリード
    2. 2位:オリジン オリジナル
    3. 3位:ネルソンズ ドッグフード
    4. 4位:モグワン ドッグフード
    5. 5位:カナガン ドッグフード
    6. 6位:ブッチ ドッグフード
    7. 7位:ロイヤルカナン マキシ アダルト
    8. 8位:ドッグフード工房
    9. 9位:このこのごはん
    10. 10位:ピュリナ プロプラン 中型犬・大型犬 成犬用
  3. 比較一覧表
  4. 市販で買いやすい大型犬フード4選(ホームセンター・ペットショップ派に)
    1. ヒルズ サイエンス・ダイエット 大型犬用 アダルト:大容量で手頃な定番
    2. ユーカヌバ ラージ アダルト:関節サポートを数字で語る市販フード
    3. ニュートロ ナチュラルチョイス 中型犬〜大型犬用:自然素材派の市販定番
    4. セレクトバランス アダルト チキン:うちのゴールデンが子犬期に食べていたブランド
  5. タイプ別おすすめ
    1. 品質重視なら → アカナ or オリジン
    2. コスパ重視なら → ヒルズ or プロプラン
    3. 食いつき重視なら → モグワン + ブッチ
    4. 店頭で買い続けたいなら → ヒルズ or ユーカヌバ
  6. 年齢別の選び方(子犬・成犬・シニア)
    1. 子犬(〜1歳半):「大型犬の子犬用」表記のフード一択
    2. 成犬(1歳半〜7歳):この記事のランキングが対象
    3. シニア(7歳〜):カロリー控えめ+関節ケア強化へ
  7. 食べ方の注意:胃拡張・胃捻転(GDV)
    1. 食事で言われていること(根拠の強さはまちまち)
  8. 我が家のフード代の実費(アカナ・35kg)
    1. 計算より実際は高くつきます
  9. 安全なドッグフードの見分け方
  10. 【PR】国産・無添加で選ぶなら:犬猫生活ドッグフード
  11. よくある質問
  12. まとめ

結論から言うと、大型犬のドッグフードは「アカナ アダルトラージブリード」が一番おすすめです。

大型犬専用設計で粒が大きく、関節への負担に配慮して脂肪と炭水化物を控えめにしてあります。うちのゴールデンレトリバー(35kg)に1歳ごろから約1年半、メインで与えてきました。その間、毛艶・便の状態・食いつきは安定していました。 実際にかかっていた費用は、おやつ分も込みで月3万円前後 です(くわしくは後半の「我が家のフード代の実費」で)。

なお、2026年8月からは 動物病院の指示で、療法食(ロイヤルカナン ユリナリーS/O)に切り替えています 。療法食は獣医師の指示のもとで与えるものなので、このランキングには入れていません。

ただ、大型犬のフード選びは「どの子にも正解」がありません。 コスパ重視なら価格帯が手頃なヒルズやプロプラン 、 最高品質なら動物原材料85%のオリジン と、優先するものによってベストが変わります。

この記事では、 ゴールデンと暮らす筆者 が、実際に与えてきたフードの経験と、各製品の口コミ・評判をもとに、 体重25kg以上の大型犬 向けドッグフードを 総合ランキング10選+市販で買いやすい4選の計14種 、大型犬目線で徹底比較します。年齢別(子犬・シニア)の選び方や、我が家のフード代の実費もまとめました。

🐾 この記事の「実体験の範囲」を先に正直に書きます

・アカナ アダルトラージブリード — 1歳ごろから2026年8月まで、ゴールデン(35kg)に約1年半。いまは動物病院の指示で療法食に切り替え中

・セレクトバランス — 子犬期(〜1歳ごろ)に子犬用(パピー)を与えていました。成犬用のアダルトも1袋買ったことがあります

・ピュリナ プロプラン — 先代のボーダーコリー時代に長く与えていました

この3種以外は、公式情報と利用者の口コミ・評判をもとに比較しています(本文でも「未使用」と明示します)。獣医師の監修は受けていません。迷ったら、かかりつけの獣医師に相談するのが一番確実です。

🥇 先に結論:大型犬のドッグフードで迷ったら

総合1位・筆者が1年半与えてきた → アカナ アダルトラージブリード(大型犬専用設計・関節への負担に配慮・大粒)

とにかくコスパ重視 → ピュリナ プロプラン 中型犬・大型犬 成犬用(価格帯¥・12kgの大袋)

※ 14製品の価格帯・粒サイズ・関節サポートと、我が家の実費は記事内で解説しています。

大型犬のドッグフード選び 3つのポイント

ランキングの前に、大型犬のフード選びで押さえておきたいポイントを解説します。小型犬向けのランキングにはない、 大型犬だからこそ重要な視点 です。

1. 粒のサイズと形状

大型犬は丸呑みしがちです。うちのゴールデンも小粒フードだと噛まずに飲み込んで、食後に吐き戻すことがありました。

大きめの粒 を選ぶと、噛んで食べてくれることがあります。実際にアカナの大粒に変えてからは、吐き戻しがほぼなくなりました。

大型犬向けドッグフードの大粒(カリカリ)をボウルに入れたアップ

2. 関節サポート成分

大型犬は体重による関節への負担が大きく、股関節形成不全や関節炎のリスクが高い犬種が多いです。特にゴールデンレトリバーやラブラドールは股関節の問題が出やすい犬種。

グルコサミン・コンドロイチン・オメガ3脂肪酸 が配合されているフードを優先的に選びましょう。シニア期になってからではなく、成犬のうちから関節ケアを意識しておくと将来の医療費にも差が出る可能性があります。

3. コスパ(月あたりで考える)

大型犬は食べる量が多いため、フード代は家計に直結します。1日の量はフードのカロリーと運動量で大きく変わります。たとえばアカナ アダルトラージブリードの公式の目安はこうです。

体重 通常(運動1日1時間未満) 活発(運動1日1時間以上)
30〜40kg 270〜330g 400〜510g
40〜50kg 330〜390g 510〜600g

出典:アカナ公式サイトの給与量(1日2回に分けるのがおすすめ、とされています)

うちのゴールデン(35kg)は1回250g弱×1日2回で、「活発」の目安に近い量でした。この量だと 月に15kg前後 のフードが必要です。ほかのフードでは目安の数字が変わるので、袋の表示で確かめてください。

小型犬なら月3,000円程度で済むフードでも、大型犬では月30,000円を超えることも。「1kgあたりいくらか」だけでなく、 月あたりのコスト で比較することが重要です。月あたりの目安は、袋の値段を容量で割って1gあたりの値段を出し、1日の量×30日を掛ければ計算できます。実例は後半の「我が家のフード代の実費」に載せています。

この記事の「価格帯」の見方

この記事では、具体的な値段ではなく 4段階の価格帯 で比べています。フードの値段は売り場や時期でよく変わり、書いた数字がすぐ古くなってしまうためです。各メーカーの公式価格(公式に載っていないものは通販の相場)から1gあたりの値段を出し、次のように振り分けました(2026年9月時点)。目安として、¥と¥¥¥では1gあたりの値段がおよそ2倍ちがいます。

表示 価格帯 目安
¥ 手頃 大型犬でも毎月続けやすい
¥¥ 標準 市販フードの中〜上位
¥¥¥ やや高め いわゆるプレミアムフード
¥¥¥¥ 高め 大型犬のメインにすると負担が大きい

段階の幅は広めにとっているので、多少の値上げ・値下げでは変わりません。実際の値段は、各商品のボタンから売り場で確かめてください。 我が家が与えてきたアカナだけは、実際に払っていた金額を書いています。

大型犬ドッグフードおすすめランキング【総合10選】

以下の評価基準で厳選しました:

  • 原材料の質:主原料が動物性タンパク質か、添加物の有無
  • 大型犬適合度:粒サイズ、関節サポート成分、大型犬向け設計か
  • 価格帯:公式価格から出した4段階(上の「価格帯の見方」を参照)
  • 食いつき:実際に与えた製品は実体験、それ以外は利用者の口コミ・評判をもとに評価
  • 栄養バランス:タンパク質・脂質のバランス、AAFCO基準適合

ステンレスのボウルからドッグフードを食べる大型犬のゴールデンレトリバー

1位:アカナ アダルトラージブリード

カナダの自社工場で製造。 大型犬向けのレシピ で、公式の説明では、大型犬に多い太りすぎによる関節への負担に配慮して、脂肪と炭水化物を控えめに調整しています。カナダ産の新鮮な鶏肉や生のヘイク(白身魚)など動物原材料が60%、穀類は不使用です。

うちのゴールデンには1歳ごろから約1年半、このフードをメインで与えていました。切り替えた直後から便がしっかり形になり、毛艶も明らかに良くなりました。粒が大きいのでちゃんと噛んで食べてくれるし、11.4kgの大容量パックがあるので、プレミアムフードの中では続けやすいと感じていました。

買う場所で1袋約2,900円ちがいます。 公式ショップの表示は19,500円ですが、これは 税抜 で、税込21,450円に送料770円が加わって 22,220円 。我が家がいつも買っていた通販の専門店では 19,305円(送料無料)です。1袋が20日もたなかったので、 月4,000円以上、年間で5万円ほど の差になります(2026年9月時点)。

なお、検索すると 1万円台前半で売っている見慣れないサイト が出てくることがありますが、ペット用品と関係のないドメインで異様に安いサイトは、偽ショップの可能性があるので、我が家では避けていました。

項目 内容
主原料 新鮮鶏肉・鶏ミール・七面鳥ミールなど(動物原材料60%・穀類不使用)
タンパク質 31%以上
粒サイズ 大粒(公式に寸法の記載なし)
関節への配慮 脂肪と炭水化物を控えめにして、体重による負担を減らす設計(公式の説明)
内容量 11.4kg
我が家の購入先の価格 11.4kg 19,305円(通販の専門店・2026年9月時点)
我が家の実費(35kg) 月3万円前後(おやつ分込み・与えていた当時)
価格帯 ¥¥¥(やや高め)
原産国 カナダ

良いところ

  • 大型犬専用設計で、粒は大きめ。小粒を丸呑みしていたうちのゴールデンが、噛んで食べるようになった(我が家で約1年半)
  • 与えていた間、便の形・毛艶・食いつきが安定していた
  • 11.4kgの大袋があり、ホームセンターでも手に入る

気になる点

  • 価格帯は¥¥¥(やや高め)。35kgでおやつ分込み月3万円前後かかった
  • 公式ショップは税抜表示。送料込みだと、通販の専門店より1袋約2,900円高かった

こんな家に

  • 大粒で関節への負担にも配慮したフードを、店頭でも買える大袋で選びたい家

→ アカナ ラージブリードの詳しいレビューを見る

アカナ アダルトラージブリード 11.4kg(国内正規品)

アカナ アダルトラージブリード 11.4kg(国内正規品)

療法食に切り替えるまで、うちのゴールデンに約1年半与えたメインフード。粒は大きめ

2位:オリジン オリジナル

アカナの上位ブランド。 動物原材料85% という圧倒的な高タンパク。放し飼いチキン、七面鳥、天然魚など多種のタンパク源を使用。WholePrey(丸ごと獲物)コンセプトで内臓・軟骨も含む自然に近い栄養バランスです。

「最高のフード」を求めるならオリジンが候補筆頭です。口コミでも『食いつきが抜群』『毛艶が良くなった』という声が多く、アカナの上位版として高く評価されています。ただアカナと同じ¥¥¥の中でも高めの部類で、大型犬には重い。毎月の出費として続けられるかがポイントです。

項目 内容
主原料 鶏肉、七面鳥肉、魚、卵(動物原材料85%)
タンパク質 38%以上
粒サイズ 公式に記載なし(全犬種用)
関節サポート 公式にグルコサミン・コンドロイチンの記載なし(DHA・EPA配合)
内容量 11.4kg
価格帯 ¥¥¥(やや高め)
原産国 カナダ

良いところ

  • 動物原材料85%・タンパク質38%以上。この記事の14種でいちばん高タンパク
  • 口コミでは「食いつきが抜群」「毛艶が良くなった」という声が多い

気になる点

  • 同じ¥¥¥の中でも高めで、大型犬のメインにすると毎月の負担が重い
  • 全犬種用で、大型犬専用の設計ではない(粒の寸法は公式に記載なし)

こんな家に

  • 予算に余裕があり、品質を最優先したい家
オリジン オリジナル 11.4kg(正規品)

オリジン オリジナル 11.4kg(正規品)

高タンパク。全犬種用

3位:ネルソンズ ドッグフード

大型犬のために開発された プレミアムフード。三角形の大粒設計(1辺約15mm)で、丸呑み防止を意識した設計。チキン50%配合で高タンパク、グルコサミン・コンドロイチン配合で関節ケアもカバーしています。

三角形の大粒が特徴的で、噛まないと飲み込みにくい形状。口コミでも『丸呑みが減った』という声が見られます。「丸呑みして吐く」問題に悩んでいるなら、粒形状だけでも試す価値ありです。

項目 内容
主原料 チキン 50%
タンパク質 29%以上
粒サイズ 1辺約15mm(三角形)
関節サポート グルコサミン・コンドロイチン配合
内容量 10kg
価格帯 ¥¥¥(やや高め)
原産国 イギリス

良いところ

  • 大型犬向けに作られた、1辺約15mmの三角形の大粒。「丸呑みが減った」という口コミ
  • チキン50%。グルコサミン・コンドロイチン配合

気になる点

  • 通販のみで、店頭では買えない
  • 価格帯は¥¥¥(やや高め)。定期購入の割引はある

こんな家に

  • 丸呑みや吐き戻しに悩んでいる家
ネルソンズ ドッグフード 大型犬用 10kg

ネルソンズ ドッグフード 大型犬用 10kg

大型犬(30kg〜)向けの大容量パック

4位:モグワン ドッグフード

チキン&サーモンのダブル主原料で 動物性タンパク質50%以上 。グレインフリーで消化に優しく、オメガ3脂肪酸が豊富。全犬種対応ですが、栄養バランスの良さで大型犬にもおすすめです。

食いつきの良さは口コミでも評判で、『初日から完食した』という声が多いフードです。ただし粒が小さめ(約10mm)なので、丸呑みしやすい子は 早食い防止の食器と併用 するのがポイント。

項目 内容
主原料 チキン&サーモン 56%
タンパク質 27%
粒サイズ 約10mm(リング型)
関節サポート グルコサミン・コンドロイチン配合
内容量 5kg(1.8kgもあり)
価格帯 ¥¥¥¥(高め)
原産国 イギリス

良いところ

  • 食いつきの良さが口コミで特に評判
  • 2026年に5kgパックが出た(以前は1.8kgのみ)

気になる点

  • 粒が約10mmと小さめ。丸呑みしやすい子は早食い防止の食器と併用を
  • 価格帯は¥¥¥¥(高め)で、通販のみ

こんな家に

  • 食いつきに悩んでいる家
モグワン ドッグフード チキン&サーモン 1.8kg

モグワン ドッグフード チキン&サーモン 1.8kg

粒は約10mmのリング型。2026年に5kgパックが出た

5位:カナガン ドッグフード

チキン52%配合の 高タンパクフード 。グレインフリーで、サツマイモやエンドウ豆を炭水化物源に使用。関節サポート成分も配合されており、活動量の多い大型犬に特に向いています。

散歩量が多い子や、アジリティなど運動する大型犬にはタンパク質34%以上が嬉しい設計。大型犬用は12kgの大袋があり、粒も直径約24mm(ハート型)と大きめ。ただ、大型犬が食べる量だとコスト面はややネックです。

項目 内容
主原料 チキン 52%(生肉26%・乾燥26%)
タンパク質 34%以上
粒サイズ 約24mm(ハート型・大型犬用)
関節サポート グルコサミン・コンドロイチン配合
内容量 12kg(2kgもあり)
価格帯 ¥¥¥(やや高め)
原産国 ドイツ

良いところ

  • チキン52%・タンパク質34%以上で、よく動く子向き
  • 12kgの大袋がある
  • 大型犬用は粒が直径約24mm(ハート型)と大きめ

気になる点

  • 通販のみ。価格帯は¥¥¥(やや高め)

こんな家に

  • 散歩やアジリティなどで、運動量の多い大型犬の家
カナガン ドッグフード チキン 大型犬用 12kg

カナガン ドッグフード チキン 大型犬用 12kg

大型犬向けの12kgパック

6位:ブッチ ドッグフード

ニュージーランド産の ウェットフード(チルドタイプ) 。ビーフ・ラム・チキンが計76.5%で、生肉に近い水分量・栄養バランス。ドライフードのトッピングとしても優秀で、食いつきが落ちた時に頼りにする人が多いフードです。

『食欲が落ちた時にドライフードへ混ぜたら食べてくれた』という口コミが多く、トッピング用として人気です。香りが生肉に近いので、犬の本能に訴えかけるのだと評判。大型犬のメインフードにするとコストが厳しいですが、トッピングとして少量ずつ使うなら負担は抑えられます。

買うなら公式サイトが無難です。 2026年9月時点で、Amazonに出ていた出品は 公式の1.5倍以上の値段 になっていました。チルド品なので出品者が限られるためだと思います。

項目 内容
主原料 ビーフ33%・ラム25%・チキン18.5%(計76.5%)
タンパク質 10.5%(ウェットのため水分含む)
タイプ チルド(冷蔵)ウェットフード
関節サポート なし
内容量 800g(公式は1本単位)
価格帯 ¥¥¥(やや高め)※トッピング前提。メインにすると大幅に高くつく
原産国 ニュージーランド

良いところ

  • ビーフ・ラム・チキンが76.5%のチルド(冷蔵)タイプ。「ドライに混ぜたら食べてくれた」という口コミが多い

気になる点

  • 要冷蔵。メインにすると大幅に高くつくので、トッピング前提
  • 2026年9月時点で、Amazonの出品は公式の1.5倍以上だった。買うなら公式サイト

こんな家に

  • 食欲が落ちたときのトッピングを探している家
ブッチ ブラックレーベル 800g×3本セット

ブッチ ブラックレーベル 800g×3本セット

生タイプ(ロール状)・要冷蔵。Amazonは公式より割高なので、購入は公式サイトがおすすめ

7位:ロイヤルカナン マキシ アダルト

大型犬専用ライン「マキシ」 がある定番ブランド。26〜44kgの大型犬に合わせた設計で、独自の大粒キブルで噛みやすさにも配慮しています。動物病院でも取り扱いの多いブランドです。

「迷ったらロイヤルカナン」と言われる定番で、安定感は抜群。大型犬用の粒も大きくしっかりしていて、口コミでも『どこでも買えて安心』という声が多い定番です。

ただし、公式価格で見ると価格帯は「手頃」ではありません。 2026年9月時点の公式価格から計算すると、¥¥¥(やや高め)に入ります。一方で、ホームセンターや通販では値引きされて売られていることも多いブランドです。実際に買う値段は、売り場ごとに比べてみてください。

項目 内容
主原料 肉類(鶏・七面鳥・ダック)、コーン、小麦、米など
タンパク質 24%以上
粒サイズ 大型犬用の大粒(公式に寸法の記載なし)
関節サポート グルコサミン・加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)・EPA+DHA配合
内容量 10kg(4kg・15kgもあり)
価格帯 ¥¥¥(やや高め)
原産国 韓国

良いところ

  • 26〜44kg向けの大型犬専用ライン
  • ホームセンター・ペットショップ・通販と、どこでも買える

気になる点

  • 公式価格では¥¥¥(やや高め)。売り場ごとの値引きの差が大きいので、比べてから買う

こんな家に

  • 近所で切らさず買い続けたい家
楽天で見る Amazonで見る

8位:ドッグフード工房

国産・無添加の 生づくり製法 が特徴のドッグフード。馬肉・鶏肉・鹿肉・野菜畑の4種類から味を選べます。保存料・着色料は不使用で、素材の風味を活かした昔ながらの製法です。

国産の無添加系フードは公式サイト限定販売が多い中、 ドッグフード工房は楽天・Amazonの両方に公式販売がある 数少ない存在。口コミでも『食いつきが良い』『小分けで使いやすい』という声が見られます。いちばん大きい袋でも1.8kgで、価格帯も高め(¥¥¥¥)なのは大型犬には正直重めですが、「国産無添加をモールで普通に買いたい」なら現実的な選択肢です。

項目 内容
主原料 馬肉・鶏肉・鹿肉・野菜(味により異なる)
タンパク質 味により異なる(公式サイト参照)
粒サイズ 普通粒/小粒(公式に寸法の記載なし)
関節サポート なし
内容量 1.8kg(ほか50g〜1.4kg)
価格帯 ¥¥¥¥(高め)
原産国 日本

良いところ

  • 国産・無添加。馬肉・鶏肉・鹿肉・野菜畑の4種類から選べる
  • 楽天・Amazonの両方に公式販売がある。少量のお試しセットもある

気になる点

  • いちばん大きい袋でも1.8kg。価格帯は¥¥¥¥(高め)で、大型犬のメインには重い
  • 関節サポート成分は入っていない

こんな家に

  • 国産・無添加をモールで買いたい家、トッピングで試したい家

国産フードだけを大型犬目線で比較した大型犬の国産ドッグフードおすすめ7選もあわせてどうぞ。

楽天で見る Amazonで見る

9位:このこのごはん

国産で、人も食べられる品質 の原材料にこだわったフード。鶏のささみ、鹿肉、まぐろなど良質なタンパク源を使用。小麦グルテンフリーで、余計なものを控えたシンプルな設計です。

品質は申し分ないのですが、大型犬にはコストが高すぎるのが正直なところ。今回の14種の中でも、いちばん高い価格帯です。メインフードにするのは現実的ではないですが、ご褒美やトッピングとして取り入れるなら「国産で安心」という価値は大きいです。

項目 内容
主原料 鶏肉(ささみ・胸肉・レバー)・玄米・大麦など(鹿肉・まぐろも使用)
タンパク質 20.9%以上
粒サイズ 約7〜8mm(小粒)
関節サポート なし
内容量 1kg
価格帯 ¥¥¥¥(高め)
原産国 日本

良いところ

  • 国産。鶏ささみ・鹿肉・まぐろなど、人も食べられる品質の原材料

気になる点

  • 公式では「小型犬に特化して開発したドッグフード」とされている。この記事の14種でいちばん高い価格帯で、粒も約7〜8mmと小さい
  • 関節サポート成分は入っていない

こんな家に

  • ご褒美やトッピングに国産を使いたい家
楽天で見る Amazonで見る

10位:ピュリナ プロプラン 中型犬・大型犬 成犬用

ネスレ傘下の、 コスパに優れた定番フード 。中型犬・大型犬用のラインがあり、成犬用は公式で「筋肉バランスのサポート」をうたっています。手に入りやすさとコストパフォーマンスのバランスが良好です。

実は筆者、 先代のボーダーコリー時代はプロプランを長く与えていました 。今のゴールデン(レン)には与えていませんが、食いつきと便の安定は当時の実感として信頼しています。価格帯からは想像できないくらい、堅実に作られているブランドです。

総合ランキング10選の中では、 いちばん手頃な価格帯(¥) です。「大型犬のフード代がきつい」という方には本気でおすすめです。12kgの大容量パックがあるので買い出しの手間も少ないし、楽天でまとめ買いすればさらにポイントがつきます。

項目 内容
主原料 チキン
タンパク質 26%
粒サイズ 中型犬・大型犬用(公式に寸法の記載なし)
関節サポート グルコサミン400mg/kg(公式の含有成分)
内容量 12kg
価格帯 ¥(手頃)
原産国 アメリカ

良いところ

  • 総合10選でいちばん手頃な価格帯(¥)。12kgの大袋がある
  • 中型犬・大型犬の成犬用。グルコサミン400mg/kg入り(公式の含有成分)
  • 先代のボーダーコリーに中型犬向けを長く与え、食いつきと便は安定していた

気になる点

  • 今のゴールデン(レン)には与えていない(与えていたのは先代のボーダーコリー)

こんな家に

  • フード代を抑えたい家
ピュリナ プロプラン オプティライフ 中型犬・大型犬 成犬用 12kg

ピュリナ プロプラン オプティライフ 中型犬・大型犬 成犬用 12kg

中型犬・大型犬用。市販で手に入りやすい

比較一覧表

総合ランキング10選の比較です(価格帯の見方は「大型犬のドッグフード選び 3つのポイント」を参照)。ホームセンターやペットショップで買える市販フードは、この後の市販で買いやすい大型犬フード4選でも紹介しています。

順位 フード名 タンパク質 粒サイズ 関節サポート 入手性 価格帯
1 アカナ ラージブリード 31% 公式に記載なし ○ 店頭+通販 ¥¥¥
2 オリジン 38% 公式に記載なし ○ 店頭+通販 ¥¥¥
3 ネルソンズ 29% 15mm ◎ 通販のみ ¥¥¥
4 モグワン 27% 10mm ◎ 通販のみ ¥¥¥¥
5 カナガン 34% 24mm ◎ 通販のみ ¥¥¥
6 ブッチ 10.5% ウェット × 通販中心 ¥¥¥(トッピング)
7 ロイヤルカナン マキシ 24% 公式に記載なし ◎ 店頭+通販 ¥¥¥
8 ドッグフード工房 味により異なる 公式に記載なし × 通販中心 ¥¥¥¥
9 このこのごはん 20.9% 7〜8mm × 通販のみ ¥¥¥¥
10 プロプラン 中型犬・大型犬 26% 公式に記載なし ○ 店頭+通販 ¥

市販で買いやすい大型犬フード4選(ホームセンター・ペットショップ派に)

ここまでのランキングは通販中心のプレミアム系が多めでした。ただ正直に言うと、 「高いフード=正義」ではありません 。総合栄養食の基準を満たした市販の定番フードで健康に長生きしている大型犬はたくさんいます。

それに大型犬には市販ならではの実利があります。35kgの犬は 月に15kg前後 のフードを消費するので、「切らした日に近所ですぐ買える」「12〜15kgの大袋が普通に売っている」は思った以上に効きます。ここでは、店頭でも通販でも買える定番4種を大型犬目線で紹介します(セレクトバランス以外は未使用のため、公式情報と口コミ・評判ベースです)。

ヒルズ サイエンス・ダイエット 大型犬用 アダルト:大容量で手頃な定番

世界的な獣医療系ブランドの大型犬専用ライン。 12kgの大袋で価格帯は手頃(¥) 。今回紹介する14種の中でも、いちばん安い価格帯に入ります。関節サポート成分の含有量を数値で公表している(グルコサミン602ppm・コンドロイチン736ppm)誠実さも、大型犬の飼い主には嬉しいポイント。

正直な注意点は、主原料がトウモロコシ・小麦中心の穀物メインなこと。「肉が最初に来る原材料表」を重視する方には向きませんが、『価格のわりに品質が安定している』という口コミが多いフードです。

項目 内容
主原料 トウモロコシ・小麦・チキンなど(穀物メイン)
タンパク質 25.3%(公式の乾物量分析値=水分を除いた値なので、ほかのフードの「◯%以上」とはそのまま比べられない)
粒サイズ 大粒(大型犬向け設計)
関節サポート グルコサミン602ppm・コンドロイチン736ppm
内容量 12kg
価格帯 ¥(手頃)
原産国 チェコ(米国ヒルズ開発)

良いところ

  • 12kgの大袋で価格帯は手頃(¥)。この記事の14種でいちばん安い価格帯
  • 関節成分の量を公表している(グルコサミン602ppm・コンドロイチン736ppm)

気になる点

  • 主原料はトウモロコシ・小麦中心の穀物メイン

こんな家に

  • プレミアムは難しいが、大型犬専用設計を選びたい家
ヒルズ サイエンスダイエット 大型犬用 成犬 大粒

ヒルズ サイエンスダイエット 大型犬用 成犬 大粒

市販の大容量。大粒設計

ユーカヌバ ラージ アダルト:関節サポートを数字で語る市販フード

Mars傘下の老舗ブランドの大型犬専用ライン。特徴は関節ケアへの振り切り方で、 グルコサミン+軟骨成分を中型犬用と比べて50%以上増量 と明示しています。市販価格帯で「大型犬の関節」に正面から応えるフードは貴重です。

口コミでも『大粒でしっかり噛んで食べる』『食いつきが安定している』という声が見られます。注意点は店舗による価格差が大きいことと、取り寄せ表記の店もあること。買うときは価格を見比べるのがおすすめです。

項目 内容
主原料 肉類(鶏・七面鳥)+トウモロコシ・小麦・大麦
タンパク質 21%
粒サイズ 大型犬向け設計(数値非公表)
関節サポート グルコサミン+軟骨成分(中型犬用比50%以上増量)
内容量 13.5kg(Amazonでは15kgも販売)
価格帯 ¥(手頃)
原産国 ポーランド

良いところ

  • グルコサミン+軟骨成分を、中型犬用より50%以上増量と明示
  • 13.5kgの大袋。価格帯は手頃(¥)

気になる点

  • 店舗による価格差が大きく、取り寄せ表記の店もある
  • 粒の大きさは数値が公表されていない

こんな家に

  • 体重が重めで、将来の関節が心配な家
ユーカヌバ ラージアダルト 大型犬用 15kg

ユーカヌバ ラージアダルト 大型犬用 15kg

関節サポート成分を数値で公表

ニュートロ ナチュラルチョイス 中型犬〜大型犬用:自然素材派の市販定番

「市販で買えるけど原材料の先頭はちゃんと肉」という、プレミアムと量販の中間を取ったポジション。『毛艶が良くなった』『お腹の調子が安定した』という口コミが多いフードです。13.5kgの大袋があるのも大型犬家庭向き(15kgがあるのは別フレーバーのチキン&玄米です)。

正直な注意点は、「大型犬専用」ではなく中型犬〜大型犬兼用であることです。粒の大きさは公式に記載がないので、丸呑みしがちな子は早食い防止食器と組み合わせてください。

項目 内容
主原料 ラム+玄米(原材料の先頭は肉)
タンパク質 22%以上
粒サイズ 公式に記載なし
関節サポート グルコサミン・コンドロイチン配合
内容量 13.5kg(最大)
価格帯 ¥¥(標準)
原産国 アメリカ

良いところ

  • 原材料の先頭が肉で、市販で買える。価格帯は標準(¥¥)
  • 13.5kgの大袋がある

気になる点

  • 大型犬専用ではなく、中型犬〜大型犬の兼用
  • 粒の大きさは公式に記載がない

こんな家に

  • 原材料と買いやすさのバランスで選びたい家
ニュートロ ナチュラルチョイス ラム&玄米 中型犬〜大型犬用 7.5kg

ニュートロ ナチュラルチョイス ラム&玄米 中型犬〜大型犬用 7.5kg

中型犬〜大型犬の兼用。いちばん大きい袋は13.5kg

セレクトバランス アダルト チキン:うちのゴールデンが子犬期に食べていたブランド

ペットショップでの取り扱いが多い米国製フード。 実はうちのゴールデンが子犬期(〜1歳ごろ)に食べていたのが、このセレクトバランスの子犬用(パピー) でした。食いつきも便の調子も安定していて、いま振り返っても堅実なブランドだったと思います。ここで紹介している成犬用のアダルトも、 1袋だけですが買ったことがあります 。グルコサミン・コンドロイチンも配合されています。

ただし大型犬目線での正直な注意点があって、 粒は小粒・中粒のみで大粒がありません 。記事の冒頭で「小粒だと噛まずに飲み込んで吐き戻すことがあった」と書いたのは、ちょうど子犬用を食べていた頃の話です。うちのように丸呑みが気になる子には、粒の大きいフードか早食い防止食器の併用をおすすめします。パックも最大7kgなので、大型犬だと月に2袋以上の買い足しが必要です。

項目 内容
主原料 チキン
タンパク質 22%
粒サイズ 小粒・中粒のみ(大粒なし)
関節サポート グルコサミン・コンドロイチン配合
内容量 7kg(最大)
価格帯 ¥¥(標準)
原産国 アメリカ

良いところ

  • うちのゴールデンが子犬期(〜1歳ごろ)に食べていたブランド。食いつき・便の調子は安定していた
  • ペットショップでの取り扱いが多い。グルコサミン・コンドロイチン配合

気になる点

  • 粒は小粒・中粒のみ。うちの子は小粒だと丸呑みして吐き戻すことがあった
  • 最大7kgで、大型犬だと月に2袋以上の買い足しが要る

こんな家に

  • 中型犬〜やや小柄な大型犬の家
セレクトバランス アダルト チキン 中粒 7kg

セレクトバランス アダルト チキン 中粒 7kg

子犬期は同ブランドのパピーを、成犬用のこれも1袋使ったことがある

タイプ別おすすめ

品質重視なら → アカナ or オリジン

大型犬専用設計のアカナか、動物原材料85%の最高品質オリジン。どちらもカナダの自社工場で製造。予算に余裕があるならこの2択。

コスパ重視なら → ヒルズ or プロプラン

価格帯が手頃(¥)で、大型犬向けのラインがあります(プロプランは中型犬・大型犬用)。関節サポートを重視するなら、同じ価格帯のユーカヌバも候補になります。「大型犬のフード代がきつい」と感じているなら、まずこの2つから試すのがおすすめです。楽天のお買い物マラソンやスーパーSALEのタイミングでまとめ買いするとポイント分さらにお得。

食いつき重視なら → モグワン + ブッチ

モグワンをベースに、ブッチをトッピングする組み合わせは、口コミでも食いつきの評判が高い組み合わせです。食いつきが悪い子、シニアで食欲が落ちた子に特におすすめ。

店頭で買い続けたいなら → ヒルズ or ユーカヌバ

「通販の定期便より、近所で切らしたらすぐ買えるほうが安心」という方は、市販で買いやすい4選から。とにかく安くならヒルズ、関節重視ならユーカヌバです。

年齢別の選び方(子犬・成犬・シニア)

同じ大型犬でも、年齢によってフード選びの正解は大きく変わります。特に子犬期は「成犬用ランキングの上位を選べばOK」とはいかないので、先に押さえておいてください。

子犬(〜1歳半):「大型犬の子犬用」表記のフード一択

大型犬の子犬にだけは、 全犬種用の子犬フードではなく「大型犬の子犬用(ラージブリードパピー)」と明記されたフード を選んでください。

理由は成長スピードです。大型犬の子犬は1年で体重が20〜30kg増える急成長をするため、 カルシウムの過剰摂取や高カロリーによる急激な体重増加が、股関節形成不全など骨格トラブルのリスク につながります。大型犬の子犬用フードは、このリスクに配慮してカルシウムとエネルギーが調整されています(AAFCOの栄養基準にも大型犬の成長期向けの規定があります)。

  • 例:ロイヤルカナン「マキシ パピー」、プロプラン「子犬用 中型犬・大型犬」、アカナ「パピーラージブリード」など
  • 成犬用への切り替えは 1歳〜1歳半が目安(超大型犬種はさらに遅め)。体格の完成が遅いのが大型犬なので、焦って早く切り替えないのがポイントです

成犬(1歳半〜7歳):この記事のランキングが対象

本記事のランキング14種は成犬向けです。粒サイズ・関節サポート・価格帯の3点で選べば大きく外しません。

シニア(7歳〜):カロリー控えめ+関節ケア強化へ

大型犬は7歳前後からシニア期に入ります。選び方の詳細はよくある質問のシニア項目で解説していますが、要点は「カロリー控えめ・関節サポート強化・タンパク質は量より質」の3つです。

食べ方の注意:胃拡張・胃捻転(GDV)

大型犬の食事で、フード選びと同じくらい知っておきたいのが 胃拡張・胃捻転症候群 です。胃がガスなどで急にふくらみ、さらにねじれてしまう病気で、数時間で命に関わることがある緊急の病気です。大型で胸の深い犬種に多いとされています。

こんな様子が見えたら、様子を見ずにすぐ動物病院へ。 夜間でも、救急を受け付けている病院に連絡してください。

  • 吐こうとしているのに、何も出てこない
  • お腹が張って、ふくらんで見える
  • よだれが多い、落ち着きなくうろうろする
  • 呼吸が荒い、ぐったりしている

食事で言われていること(根拠の強さはまちまち)

  • 1日1回にまとめて大量に与えない:米国獣医外科専門医協会(ACVS)などが、共通して危険因子に挙げています。アカナの公式サイトも1日2回をすすめています
  • 食器は高い台に乗せなくてよい:「高い位置の食器は胃捻転を防ぐ」と言われることがありますが、大型犬を追った研究では、 高い位置の食器のほうがリスクが高かった という報告があります
  • 早食いとの関係ははっきりしていない:早食いは危険だとよく言われますが、複数の研究をまとめた検証では、結果が一致していませんでした
  • 食後すぐの激しい運動は避ける:よく注意される点ですが、研究で確かめられた数字は見つけられませんでした。それでも避けて損はありません

我が家は 1日2回に分けて与え、ご飯のあとはしばらくサークルで休ませています 。サークルに入るのは、来客のときとこの時間だけです。

予防のために胃をお腹の壁に固定しておく手術(予防的胃固定術)もあります。心配な方は、かかりつけの獣医師に相談してみてください。

参考:ACVS「Gastric Dilatation-Volvulus」/コーネル大学獣医学部/Glickman ほか(2000, JAVMA)食器の高さの研究/Buckley(2016, Veterinary Evidence)早食いの検証

我が家のフード代の実費(アカナ・35kg)

「大型犬のフード代って実際いくら?」への、いちばん確かな答えとして、我が家の実費を書いておきます。 価格帯¥¥¥(やや高め)のフードを、35kgのゴールデンに与えていたとき の実例です(値段は2026年9月時点)。2026年8月からは療法食に切り替えているので、ここに書いているのはアカナを与えていた期間の数字です。

内容
フード アカナ アダルトラージブリード 11.4kg
買っていた値段 1袋 19,305円(通販の専門店・送料無料)
食事の量 1回250g弱 × 1日2回
1袋のもち 20日もたない
月の実費 月3万円前後

計算より実際は高くつきます

食事の量は、ほぼパッケージの目安(活発な犬の量)どおりでした。食事だけなら11.4kgで23日ほどもつ計算になり、月2万5千円前後に収まるはずでした。

それでも 20日もたなかった のは、 同じフードをおやつ(しつけのご褒美)にも使っていたから です。

フードをご褒美に使っている方は多いと思います。パッケージの給餌量から計算した金額より、 2割前後は多めに見積もっておく と、実際の出費に近くなります。

大型犬のフードは10年以上続く固定費です。我が家は月3万円前後なら続けられると判断してアカナを選んでいましたが、背伸びした価格帯を選んで途中で変えるより、 無理なく続けられる価格帯 で選ぶほうが、結果的に愛犬のためになると感じています。

安全なドッグフードの見分け方

「ドッグフード 安全」で検索すると成分検査をうたうサイトも出てきますが、当サイトは検査機関ではないので、成分の実測はできません。その代わり、 飼い主が店頭・通販ページで確認できる安全性のチェックポイント を共有します。

  1. 「総合栄養食」の表記があるか — 水とそのフードだけで健康を維持できる基準を満たした表示です。主食にするなら必須
  2. AAFCO(米国飼料検査官協会)基準への適合表記 — 「AAFCOの栄養基準をクリア」等の記載。日本のフードもこの基準を採用しているものが多いです
  3. 原材料の先頭が動物性タンパク質か — 原材料は配合量の多い順に書かれています。チキン、ラム、魚など具体名があると◎
  4. ペットフード安全法の対象 — 日本で販売されるフードは同法(農林水産省・環境省所管)の規制対象です。国内正規流通品を選ぶ理由はここにあります。並行輸入品は輸送中の品質管理が不明な場合があるので、大袋を買う大型犬こそ正規品をおすすめします

そしてもうひとつ、大型犬の飼い主として実感している盲点が 「開封後の保存」 です。無添加フードは魅力的に見えますが、酸化防止剤には開封後の劣化を防ぐ役割もあります。大型犬は11kg級の大袋を3〜4週間かけて食べるので、 どんな高級フードでも保存が悪ければ台無し 。高温多湿を避けて密閉容器で保存する方が、「無添加かどうか」より安全性への影響は大きい、というのが正直な実感です。

【PR】国産・無添加で選ぶなら:犬猫生活ドッグフード

大型犬のランキングとは少し毛色が違いますが、「国産で、余計なものを入れていないフードを選びたい」という方に向けた選択肢として、 犬猫生活のドッグフード も紹介します(※筆者は未使用。公式情報と口コミ・評判をもとに紹介しています)。

国産の生肉を主原料に、 保存料・着色料・香料不使用※1で、完全グレインフリー(穀物不使用)。使用する食材は 人も食べられる原材料 を使っているのが特長です。さらに3種の乳酸菌も配合。口コミでは「食べっぷりが良い」「うんちのニオイが軽くなった」※2といった声が見られます。

ただ、大型犬目線で正直にお伝えすると——これは 全年齢・全犬種向けの総合栄養食で、大型犬専用設計ではありません 。30kg級だと食べる量が多くコストも高めになるため、メインの常用フードというより 「品質重視のトッピングや少量併用」「健康を意識した切り替え候補」 として考えるのが現実的です。9位のこのこのごはんと同じく、国産プレミアム枠として割り切って取り入れるのがおすすめです。

定期コースですが 回数のしばりはなく、1回での解約も可能 です(次回お届けの7日前までに連絡)。初回は割引価格で試せるので、まずは食いつきや体調の変化を確認してみてください。最新の価格・キャンペーン内容は公式ページでご確認ください。

※1 保存料、着色料、香料不使用 / ※2 乳酸菌により善玉菌が増え、便のニオイを軽減

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よくある質問

Q. 大型犬のドッグフード代は月いくらかかる?

選ぶ価格帯で大きく変わります。我が家のアカナ(価格帯¥¥¥)は、35kgのゴールデンでおやつ分も込みで 月3万円前後 かかっていました。価格帯¥のフード(ヒルズ・プロプラン・ユーカヌバ)なら1gあたりの値段がおよそ半分なので、同じ量でも負担はかなり軽くなります。¥¥¥¥のフードはさらに高くなります。

大型犬は小型犬の5〜10倍のフードを消費するので、1gあたりのわずかな差が月間では大きな差になります。フードをおやつにも使う場合は、計算より2割前後多めに見ておいてください。

Q. 大型犬にグレインフリーは必要?

一概に必要とは言えません。穀物アレルギーがある子にはグレインフリーが有効ですが、健康な犬には良質な穀物(玄米、オーツ麦など)も優れた栄養源です。FDA(米国食品医薬品局)は2018年からグレインフリーなどのフードと拡張型心筋症の関連を調べてきましたが、因果関係は確かめられておらず、2022年12月を最後に「新しい科学的な情報が出るまで公表は更新しない」としています。 まずはアレルギーの有無を確認してから判断 しましょう。

Q. 大型犬に低GIフードは必要?

大型犬は体が大きい分、血糖値の急上昇が体に与える負担も大きくなります。低GI(食後の血糖値が上がりにくい)フードは、肥満傾向の子やシニア犬には役立つとされています。ただし、健康で適正体重の成犬であれば、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

Q. フードの切り替え方は?

新しいフードに切り替える際は 7〜10日かけて徐々に混ぜる のが鉄則です。初日は新フード25%、4日目で50%、7日目で75%、10日目で100%が目安。急な切り替えは下痢の原因になります。大型犬は食べる量が多い分、お腹を壊すと飼い主のダメージも大きいので、焦らず切り替えましょう。

Q. 大型犬の子犬用フードは成犬用と何が違う?

一番の違いは カルシウムとカロリーの設計 です。大型犬の子犬は1年で20〜30kgも成長するため、カルシウム過多や急激な体重増加が股関節など骨格トラブルのリスクになります。大型犬の子犬用フードはこの点が調整されているので、 「大型犬の子犬用(ラージブリードパピー)」と明記されたフード を選び、1歳〜1歳半(超大型犬種はさらに遅め)まで続けてください。詳しくは年齢別の選び方で解説しています。

Q. 大型犬のシニア用フードはどう選べばいい?

大型犬は 7歳前後からシニア期 に入る犬種が多く、中型・小型犬よりシニア化が早めです。選ぶポイントは3つ。 ①カロリー控えめ(基礎代謝が落ちるため肥満予防)、 ②関節サポート成分の強化(グルコサミン・コンドロイチン・オメガ3)、 ③消化に優しい良質なタンパク質(量を落としすぎず質を上げる)。

今回紹介したブランドにも大型犬用のシニア(エイジング)ラインがあり、たとえば ロイヤルカナンには「マキシ エイジング 8+」 といった年齢別ラインが用意されています。アカナやオリジンを成犬期から続けて、シニア期に給餌量を調整するという方法もあります。いずれにせよ切り替えは7〜10日かけて、体重と便の状態を見ながら進めてください。

Q. 国産で大型犬におすすめのフードは?

「原材料の産地が分かる国産フードを選びたい」という方も多いですね。今回の総合ランキング10選では ドッグフード工房(馬肉・鶏肉など/国産・無添加/楽天・Amazonで購入可)と このこのごはん(鶏ささみ・鹿肉・まぐろ/人も食べられる品質/日本製)が国産です。

このこのごはんは小粒・高コストなので、メインよりトッピングやご褒美向き。国産フードだけを大型犬目線で比較した記事も用意したので、大型犬の国産ドッグフードおすすめ7選をあわせてご覧ください。

Q. 楽天とAmazon、どっちで買うのがお得?

結論から言うと、 楽天のほうがお得になるケースが多い です。お買い物マラソンやスーパーSALEの時期にまとめ買いすれば、ポイント還元で実質10〜20%OFFになることも。大型犬はフードの消費量が多いので、まとめ買いしても余る心配がなく、ポイント戦略と相性が良いです。

まとめ

大型犬のドッグフード選びで最も重要なのは、 粒サイズ・関節サポート・コスパ の3つのバランスです。

筆者のイチオシは 1位のアカナ ラージブリード 。大型犬専用設計で粒が大きく、関節への負担に配慮して脂肪と炭水化物を控えめにしてあります。プレミアムフードの中では続けやすい価格帯です。約1年半うちのゴールデンに毎日与えて、毛艶も便の調子も安定していました(今は動物病院の指示で療法食に切り替えています)。

コスパを最優先するなら価格帯¥の ヒルズ サイエンス・ダイエット 大型犬用 や プロプラン 中型犬・大型犬用 、最高品質を求めるなら オリジン がおすすめです。

どのフードも「お試し」してから本格導入するのが大型犬飼い主の鉄則。大型犬は食べる量が多いので、合わないフードを大量買いすると痛い出費になります。まずは少量パックで愛犬の食いつきと体調の変化を確認してみてください。


大型犬との暮らしに役立つ情報は他にもあります。