我が家のリードは、2頭続けて伸縮リード1本です。
ボーダーコリーのラクと暮らした12年も、いまのゴールデンレトリバーのレン(メス・2歳半・35kg)になってからも、散歩に持って出るのはflexi(フレキシ)の伸縮リードだけ。散歩用の短いリードは持っていません。信号待ちやすれ違いで短く持ちたいときは、手元で短く持つだけです。
ただ、最初にはっきり断っておきます。 これは万人向けの選び方ではありません。 もっと正直に言えば、 田舎暮らし以外の方に、伸縮リードはおすすめしません。 我が家は広い公園や河川敷が身近にあるから続けられているだけです。都会で使ったことはないので言い切れませんが、人や自転車の多い場所では、伸ばせること自体がトラブルのもとになりそうだと思っています。
つまり、 この記事の1位は、読者の多くにとっての1位ではありません。 街中の散歩がメインの方は、2位以降のスタンダードリードから選んでください。そのための比較も、この記事にきちんと入れています。
この記事では、まず我が家がなぜ2頭続けて伸縮リード1本でやってこられたのか、途中でどう失敗したのかを正直に書きます。そのうえで、大型犬向けのリードを8本、 実際に使ったことがあるもの(2本)と、口コミ・評判をもとに選んだもの(6本)をはっきり分けて 紹介します。ゴールデンレトリバーやラブラドールなど、体重25kgを超える犬と暮らしている方のリード選びの参考になれば幸いです。
先に結論:大型犬のリードで迷ったら
- 田舎暮らしで広い場所が身近にある→flexi ジャイアント テープ L 8m(我が家で使用中)
- 街中の散歩がメイン→EzyDog ゼロショック/ペティオ グランデ
- 走る・両手を空けたい→EzyDog ロードランナー(腰巻き対応)
※ 8本のうち耐荷重が公表されているのは5本だけです。その見分け方と、我が家が伸縮リード1本でやってきた理由は、このあと本文で書きます。
我が家の場合|2頭とも伸縮リード1本でやってきた
先に、我が家のリード遍歴を時系列で並べておきます。ハーネスはJulius-K9のIDCパワーハーネスで、リードはflexi。この組み合わせで毎日散歩しています。
| 時期 | 犬 | リード |
|---|---|---|
| ラクの1本目 | ボーダーコリー(オス・20kg弱) | flexi 細いコードタイプ → 引きちぎられた |
| ラクの2本目以降 | 同上 | flexi 10mタイプ |
| ラクのとき | 同上 | 30mのロングリード → 挫折 |
| レンのとき(一度だけ) | ゴールデンレトリバーのレン(メス・35kg) | FOUND MY ANIMAL ロープリード → 真鍮のカラビナを壊された |
| いま | 同上 | flexi ジャイアント テープ L 8m(まだ買い替えていない) |
1本目の細いコードタイプは、引きちぎられました
最初に買ったflexiは、細いコード(ひも)タイプでした。当時のラクは20kg弱のボーダーコリー。大型犬ではなく中型犬です。それでも、引きちぎられました。
コードタイプは軽くて巻き取りもスムーズなのですが、細いぶん、引っ張る力がかかったときの余裕がありません。この経験があるので、35kgのレンには 最初からテープタイプしか使っていません 。
そのあとは10mのタイプを、ラクを見送るまで
2本目からは10mのタイプに替えました。それ以降はラクを見送るまで、ずっとこのタイプです。
ボーダーコリーは、とにかく走らせてやりたい犬種です。田舎の広い公園や河川敷に着いたら、リードを伸ばすだけで走り回れる。これが伸縮リードを使い続けた理由のすべてで、いまも変わりません。
30mのロングリードは、折りたたむのが大変すぎて挫折
ラクと暮らしていた頃に一度、30mのロングリード(伸縮しない、ただ長いひも)も試しました。長さは30mもあるので、これなら思う存分走れるだろうと。
結果は、あっさり挫折でした。 折りたたむのが大変すぎて、すぐに絡まる。 遊び終わって30mのひもをきれいに束ねる作業を毎回やるのは、正直かなりの手間でした。そのうえ公園に着くまでの道中、その長いひもをずっと持って歩かなければいけません。
それでflexiに戻りました。 遊ばせられる広いところに着いたら、リードを伸ばすだけ。いちいちロングリードを持って歩かなくていい。 この手軽さは、一度知ってしまうと戻れません。
いまはレンと、flexi ジャイアント テープ L 8m
レンを迎えてからは、flexiの大型犬向けシリーズ「ジャイアント」のテープタイプ、L(50kg未満)の8mを使っています。いまも現役で、まだ買い替えていません。
35kgのゴールデンレトリバーが河川敷で走り回るのを、8mの範囲で自由にさせておける。いまの我が家の散歩は、このリード1本で成り立っています。
一度だけ、伸縮リード以外を買いました
厳密に言うと、これまでに一度だけ、伸縮リード以外のリードを買いました。FOUND MY ANIMAL(ファウンド・マイ・アニマル)のロープリードです。海洋グレードのロープに真鍮のカラビナがついた、本当に見た目の良いリードでした。
ところが、 その真鍮のカラビナを、レンに壊されました。 いつ壊れたのかは分かりません。おそらく、強く引っ張ったときだと思います。安い買い物ではなかっただけに、悔しさが残っています。詳しくは後の8位で書きますが、この経験から「金具は見た目より強度」というのが、我が家の教訓になりました。
正直に書く、伸縮リードの欠点
ここまで読むと「伸縮リード最高」に聞こえるかもしれませんが、欠点もはっきりあります。ここを濁すとこの記事の意味がないので、正直に書きます。
1. 慣れが要ります。 伸縮リードは、飼い主の側にブレーキとロックの操作が求められます。油断して長く伸ばしたままにしていると、 リードが邪魔になっている場面 が出てきます。たとえば河川敷でジョギングの人が来たとき。犬が8m先にいれば、その間にリードが横たわっているわけで、相手の進路をふさいでしまいます。「人が見えたら短くしてロック」が体に染みつくまでは、正直、気を使います。
2. 重いです。 ジャイアント テープ L 8mは、公式販売店の表記で 630g あります。500mlのペットボトルより重いものを、散歩のあいだずっと片手で持つことになります。慣れてしまえば気になりませんが、 重いと感じる人は多いと思います。 片手にうんち袋、もう片手にリード、という散歩スタイルの方は、買う前に一度店頭で持ってみてください。
3. 細いコードタイプは、大型犬に使ってはいけません。 上に書いたとおり、20kg弱のボーダーコリーで引きちぎられています。35kgのゴールデンレトリバーなら、なおさらです。伸縮リードを大型犬に使うなら、 テープタイプで、大型犬向けの体重表記があるもの に限ります。
4. 田舎暮らし以外の人には、おすすめしません。 歩道の幅が狭い、車道がすぐ隣にある、人や自転車とひっきりなしにすれ違う。こういう環境では、伸縮リードの「伸ばせる」という長所が、そのままトラブルのもとになりかねません。我が家が伸縮リード1本でやってこられたのは、田舎で広い場所が身近にあるからです。これは環境の話であって、伸縮リードの良し悪しの話ではありません。
大型犬のリード選び 3つのポイント
我が家の遍歴を踏まえて、大型犬のリードを選ぶときに見るべき点を3つに絞ります。
1. 耐荷重が「公表されているか」を見る
大型犬が走り出した瞬間にリードにかかる力は、体重よりずっと大きくなります。だからみなさん「頑丈なリード」を探すわけですが、ここに落とし穴があります。 頑丈さを数字で確かめられるリードと、確かめようがないリードがある ということです。
以前のこの記事では「耐荷重は体重の3倍以上を目安に」と書いていました。ところが今回8本を調べ直したところ、 メーカーが耐荷重の数値を公表していないリードが、半分近くありました。 Julius-K9のリードもRuffwearのクラッグも、日本の公式サイトには耐荷重の記載がありません。目安を書いておきながら、比べようのない商品を並べていたわけです。
そこで今回は、選び方そのものを変えました。 耐荷重や適応体重を公表しているメーカーのリードを優先する。 公表されていれば、自分の犬の体重に対してどれだけ余裕があるかが一目で分かります。公表していないメーカーが悪いわけではありませんが、「大型犬でも大丈夫そう」という印象だけで選ぶのは、我が家のカラビナのような結果につながります。
この記事の商品紹介では、 耐荷重が公表されていないものは「公式に記載なし」とそのまま書いています。
あわせて、金具(ナスカン・カラビナ)の材質と大きさも見てください。リード本体がどれだけ強くても、金具が先に壊れれば意味がありません。
2. 長さは用途で決める
リードの長さは、どこで散歩するかで決まります。
- 1.2〜1.8m(スタンダード):街中の散歩、信号待ち、人混みでの制御に。大型犬の日常使いはこの長さが基本です
- 2〜3m(トレーニング・ショルダー):しつけや呼び戻しの練習に。この長さになると、肩掛け・たすき掛けにできるショルダーリードや、腰に巻くハンズフリータイプも選択肢に入ります
- 5〜10m(伸縮・ロング):広い公園や河川敷での自由運動に。ドッグランに入れない場面で重宝します
「伸ばせる場所がどれだけあるか」で、1本目に何を買うかが変わります。街中がメインなら1.2〜1.8m、我が家のように田舎で広い場所が身近にあるなら伸縮リード、という判断です。
なお、5〜10mの「ロングリード」と「伸縮リード」は別物です。ロングリードは伸縮しないただの長いひもで、軽くて安い反面、扱いに手間がかかります(上の30mの挫折談のとおりです)。
3. グリップの持ちやすさ
大型犬の散歩は、手への負担が想像以上に大きいです。急に引っ張られたときにリードが手から滑ると、そのまま事故につながります。
- ネオプレン(ウェットスーツ素材)やラバーのパッド:クッション性があり、長時間の散歩でも手が痛くなりにくい
- 滑り止め加工:雨の日や汗をかいた手でも滑りにくい
- サブグリップ(トラフィックハンドル):犬の近くをつかめる持ち手があると、とっさの制御がしやすい
ハーネスと同じで、持ったときのフィット感は実際に握ってみないと分かりません。可能であれば店頭で手に取ってみることをおすすめします。
この記事の「価格帯」の見方
この記事では、具体的な値段ではなく 4段階の価格帯 で比べています。リードの値段は売り場や時期でよく変わり、書いた数字がすぐ古くなってしまうためです。実際の値段は、各商品のボタンから確かめてください。
| 表示 | 価格帯 | 目安 |
|---|---|---|
| ¥ | 手頃 | 3,000円台まで |
| ¥¥ | 標準 | 4,000〜6,000円台 |
| ¥¥¥ | やや高め | 7,000円〜1万円 |
| ¥¥¥¥ | 高め | 1万円を超える |
大型犬向けリードおすすめ8選
ここからは8本を紹介します。改めて書いておくと、 我が家で実際に使ったことがあるのは、1位のflexiと8位のFOUND MY ANIMALの2本だけ です。この2本は見出しに【 】で印を付けました。
印のない残り6本は、 口コミ・評判とメーカー公式の仕様をもとに選んだもの で、握った感触や使い心地を我が家で確かめたわけではありません。そのつもりで読んでください。
1位:flexi ジャイアント テープ L 8m【いま使っているリード】
ラクのころからつき合っているflexiの、いま我が家で使っているモデルです。flexiというブランドはラクのころから、このジャイアントはレンを迎えてから。「ジャイアント」は、flexiが中・大型犬のために特別に開発したシリーズで、 テープタイプしかありません。コードタイプは存在しません。 細いコードで引きちぎられた我が家からすると、この割り切りこそが大型犬向けの証だと思っています。
Lサイズは適応体重50kg未満と公式に明記されており、35kgのゴールデンレトリバーには十分な余裕があります。長さは8m。田舎の河川敷でレンを走らせるには、これで足りています。ドイツ製です。
繰り返しになりますが、 これをすすめられるのは田舎暮らしの方だけです。 加えて、重さ(630g)と、慣れが要ること。この記事の1位でありながら、読者の多くには向かないリードです。そのうえで「広い場所で思いきり遊ばせたい」という方には、迷わずこれをすすめます。街中の方は、次の2位以降から選んでください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | 伸縮リード(テープ型) |
| 長さ | 8m |
| 耐荷重(適応体重) | 50kg未満(公式に明記) |
| 重量 | 630g |
| 原産国 | ドイツ |
| 価格帯 | ¥¥¥(やや高め) |
おすすめポイント: 広い場所に着いたらリードを伸ばすだけで、ロングリードを別に持ち歩かなくていい。中・大型犬向けのシリーズで、コードタイプが存在しないという安心感。我が家のものは、まだ買い替えていません。
2位:EzyDog ゼロショック リード 120cm
オーストラリアのブランドで、最大の特徴は バンジーロープによるショック吸収 。犬が急に引っ張ったときの衝撃をリードの伸び縮みで受け止め、飼い主の手首や肩への負担を減らす仕組みです。引っ張ったときの衝撃が手首や肩に伝わりにくい、という点が口コミでも繰り返し評価されています。
耐荷重は 250kg と公式に明記されており、この記事の中でも数字がはっきりしている1本。反射縫い糸で夜間の視認性もあり、トラフィックコントロールリング付きなので、車道横断時などに短く持ちたい場面にも対応します。
我が家では使っていませんが、 街中の散歩がメインで、引っ張りが強いゴールデンレトリバー と暮らしている方なら、最初の候補にしていい1本だと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | ショック吸収リード |
| 長さ | 120cm(+伸縮15cm) |
| 耐荷重 | 250kg(公式に明記) |
| 素材 | ポリエステル、天然ゴム、ネオプレン |
| 原産国 | 中国(ブランドはオーストラリア) |
| 価格帯 | ¥¥(標準) |
おすすめポイント: 耐荷重が数字で公表されていて、引っ張りの衝撃を吸収してくれる。街中メインの大型犬の「最初の1本」として、口コミの評価が安定しています。
3位:ペティオ グランデ ダブルクッション付 リード 大型犬用 20mm
日本のペット用品メーカー・ペティオの大型犬向けライン。 対応体重45kgまで と公式に明記されており、ゴールデンレトリバーやラブラドールなら余裕があります。
持ち手はソフトラバーのダブルクッションで、サブグリップも付いています。反射材入り、金具は独自の「P.S.S REVO.セーフティースナップ」。重さは約370g。スタンダードリードとしては軽いほうではありません。
この商品のいちばんの強みは、 ホームセンターやペットショップの店頭で実物を見て買える こと。「ネットで買って持ってみたら想像と違った」を避けたい方に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | スタンダードリード |
| 長さ | 120cm(φ20mm) |
| 耐荷重(対応体重) | 45kgまで(公式に明記) |
| 重量 | 約370g |
| 素材 | ポリプロピレン |
| 価格帯 | ¥(手頃) |
おすすめポイント: 対応体重が明記された国内メーカー品で、価格帯は手頃。店頭で握って選べる安心感は、通販専用のリードにはないものです。
4位:EzyDog ロードランナー リード 200cm
2位のゼロショックと同じEzyDogの、 腰巻き・たすき掛け対応 モデル。ショルダーリードとして肩に掛けても、腰に巻いてハンズフリーにしても使えます。バンジーロープのショック吸収は共通で、犬と一緒に走りたい方や、散歩中に両手を空けたい方向けの1本です。
耐荷重はゼロショックと同じく 250kg が公式に明記されていて、適応も「中型犬〜大型犬」とはっきり書かれています。犬と走る人からの評価が中心で、腰に巻くことで引っ張りを体全体で受け止められる点が支持されています。
我が家は使っていません。ただ、大型犬でハンズフリーを考えるなら、耐荷重が数字で分かるこのモデルは、候補として外しにくいと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | ショック吸収リード(ハンズフリー・ショルダー対応) |
| 長さ | 200cm(+伸縮10cm) |
| 幅 | 2.5cm |
| 耐荷重 | 250kg(公式に明記) |
| 適応 | 中型犬〜大型犬(公式に明記) |
| 原産国 | 中国(ブランドはオーストラリア) |
| 価格帯 | ¥¥(標準) |
おすすめポイント: 腰に巻けば両手が空く。大型犬向けのショルダーリード・ハンズフリーリードで耐荷重が公表されているものは多くないので、その意味でも貴重です。
5位:ラロック アミット 丸ひもリード Lサイズ 直径18mm
日本メーカー企画の丸ひもタイプ。丸ひもは平たいリードに比べてねじれにくいとされ、昔から使われてきた形です。迷子札のメタルタグが付属していて、名前と電話番号を書いておけます。価格のわりに作りがしっかりしている点と、丸ひもの握りやすさが口コミで評価されています。
適応体重は「35kgまでの大型犬(目安)」 と商品ページに明記されています。ただしレンがちょうど35kg。 上限ぴったり なので、35kgを超える子には別のものを選んでください。重さは約286gで、この記事の中ではいちばん軽い部類です。
買うときに一つだけ注意があります。 同じ「Lサイズ」に、 直径12mmの別商品 があります。そちらは「体重30kgまでの中・大型犬用」と明記されており、35kgのゴールデンレトリバーには足りません。この記事で紹介しているのは 直径18mm のほうです。商品ページで太さを必ず確かめてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | スタンダードリード(丸ひも型) |
| 長さ | 約1.6m |
| 太さ | 直径18mm(12mmの別商品と間違えないこと) |
| 耐荷重(適応体重) | 35kgまで(目安・公式に明記) |
| 重量 | 約286g |
| 素材 | ポリプロピレン |
| 付属 | 迷子札メタルタグ |
| 価格帯 | ¥(手頃) |
おすすめポイント: 適応体重が明記されていて、8本の中でいちばん軽く、価格帯も手頃。迷子札付き。ただし上限35kgちょうどであることと、12mm版との選び間違いには注意してください。
6位:Julius-K9 スーパーグリップリード 120cm
ハーネスで有名なJulius-K9(ユリウスケーナイン)のリード。リードの全面にゴム糸を織り込んだ滑り止め加工がされていて、 どこを握っても滑りにくい のが売りです。表面には速乾性のある特殊コーティングがされていて、雨の日など濡れても乾きやすいとされています。濡れた手でも滑りにくい点と、余計な機能がなく扱いやすい点が、口コミでの評価につながっています。
我が家はJulius-K9のIDCパワーハーネスを使っていますが、リードのほうは使っていません。ハーネスとそろえたい方には自然な選択肢です。
正直に書いておくと、 日本の公式サイトには耐荷重の記載がありません。 目安として、カナダの代理店(JULIUS-K9 CANADA)は1.2mのものについて、20mm幅を「体重50kgまで」、14mm幅を「体重20kgまで」と案内しています。大型犬なら20mm幅を選んでください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | トレーニングリード |
| 長さ | 120cm |
| 幅 | 14mm / 20mm(大型犬なら20mm) |
| 耐荷重 | 日本の公式サイトに記載なし(カナダの代理店の案内では、20mm幅が体重50kgまで・14mm幅が20kgまで) |
| 素材 | ゴム糸織り込みの滑り止め加工・速乾性のある特殊コーティング |
| 原産国 | ハンガリー |
| 価格帯 | ¥(手頃) |
おすすめポイント: 価格帯が手頃で、全面滑り止め。同ブランドのハーネスと組み合わせたい方に。日本の公式サイトに耐荷重の記載がない点だけ、承知のうえで。
7位:Ruffwear クラッグ リーシュ
アメリカのアウトドア犬用品ブランド、Ruffwear(ラフウェア)のスタンダードリード。旋回式の「タロンクリップ」は、強度が高く、片手や手袋をしたままでも開け閉めしやすい作りとされています。パッド付きハンドル、アクセサリーループ、反射素材入りのウェビングと、山やキャンプで使うことを想定した作りです。作りの堅牢さとクリップの扱いやすさが、口コミでの評価の中心です。
ただし、 耐荷重は公式に記載がありません。 アウトドア用途で評判の良いブランドですが、数字では確かめられません。
なお、楽天では、ラフウェア日本公式サイトの取扱店一覧に載っている店舗(ペット用品ラフラフ)でも買えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | スタンダードリード |
| 長さ | 約1.8m |
| 幅 | 25mm |
| 耐荷重 | 公式に記載なし |
| 素材 | 反射材入りの Tubelok ウェビング(筒状のベルト) |
| 原産国 | ベトナム(ブランドはアメリカ) |
| 価格帯 | ¥¥(標準) |
おすすめポイント: 山歩きやキャンプに犬を連れて行く方に。反射素材と旋回式クリップで、アウトドアでの使い勝手を優先した設計です。
8位:FOUND MY ANIMAL アジャスタブル ロープリード【使ったが、壊された】
ニューヨーク・ブルックリンの工房でひとつひとつ手作りされるロープリード。海洋グレードのナイロンロープに真鍮のカラビナを合わせた、本当に見た目の良いリードです。長さを調節でき、腰に巻いてハンズフリーでも使えます。
我が家で以前使っていた、この記事で唯一の「伸縮リード以外の実使用品」です。冒頭に書いたとおり、 真鍮のカラビナをレン(35kg)に壊されました。 壊れたのはロープではなく金具のほうです。価格帯を考えると、かなり悔しい結果でした。
耐荷重については、「数百ポンド(lb)の引っ張りに耐える」という説明があるだけで、 公式に数値の記載はありません。 デザインは本当に良いものでした。だからこそ8位に残していますが、35kgクラスで引っ張りが強い子には、金具の面でおすすめしにくいというのが我が家の結論です。
なお、 日本のAmazonでは小さいサイズしか見つかりませんでした。 大型犬向けのLサイズは楽天で探すことになるため、この商品は楽天のボタンだけにしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | ロープリード(アジャスタブル) |
| 長さ | 約210cm |
| 太さ | L:1.2cm |
| 耐荷重 | 公式に記載なし(「数百ポンド(lb)の引っ張りに耐える」という説明のみ) |
| 素材 | 海洋グレードナイロンロープ、真鍮カラビナ |
| 原産国 | アメリカ(ハンドメイド) |
| 価格帯 | ¥¥¥¥(高め) |
おすすめポイント: 見た目の良さは、8本の中でも際立っています。引っ張りが穏やかな子、あるいは中型犬なら選択肢に。力の強い大型犬には、我が家のように金具で泣く可能性があります。
比較一覧表
| 順位 | 商品名 | タイプ | 長さ | 耐荷重 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | flexi ジャイアント テープ L | 伸縮(テープ) | 8m | 50kg未満(適応体重) | ¥¥¥ |
| 2 | EzyDog ゼロショック | ショック吸収 | 120cm | 250kg | ¥¥ |
| 3 | ペティオ グランデ | スタンダード | 120cm | 45kgまで(対応体重) | ¥ |
| 4 | EzyDog ロードランナー | ハンズフリー | 200cm | 250kg | ¥¥ |
| 5 | ラロック アミット 18mm | 丸ひも | 約1.6m | 35kgまで(目安) | ¥ |
| 6 | Julius-K9 スーパーグリップ | トレーニング | 120cm | 記載なし | ¥ |
| 7 | Ruffwear クラッグ | スタンダード | 約1.8m | 記載なし | ¥¥ |
| 8 | FOUND MY ANIMAL | ロープ | 約210cm | 記載なし | ¥¥¥¥ |
この順番は、耐荷重や適応体重が公表されているかで分けています。 1〜5位は数字が公表されているもの、6〜8位は公表されていないものです。「記載なし」が悪いという意味ではありませんが、自分の犬の体重と照らして確かめられるのは上の5本だけ、ということは覚えておいてください。なお5位のラロックは上限35kgちょうどなので、余裕という意味では1〜4位とは差があります。
タイプ別おすすめ
田舎暮らしで、広い公園や河川敷が身近にある → flexi ジャイアント テープ L 8m
我が家と同じ環境の方には、これ1本で足りると思います。着いたら伸ばす、人が見えたら短くしてロック。重さと慣れの問題はありますが、ロングリードを別に持ち歩く生活には戻れません。 逆に言うと、flexiをすすめられるのはこの環境の方だけです。
田舎暮らしではない → EzyDog ゼロショック/ペティオ グランデ
田舎暮らしでないなら、伸縮リードは選ばないでください。 歩道の狭さ、車道との近さ、すれ違いの多さ。伸ばせるという長所が、そのまま裏目に出ます。120cm前後のスタンダードリードで、耐荷重が公表されているものから選ぶのが安全です。引っ張りの衝撃を減らしたいならゼロショック、店頭で握って選びたいならペティオ グランデ。
引っ張りが強い子 → EzyDog ゼロショック
耐荷重250kgが公式に明記されていて、バンジーロープが引っ張りの衝撃を吸収します。「引っ張られて手首や肩がつらい」という悩みには、口コミでもこのタイプの評価が安定しています。あわせて、引っ張りに強いハーネスを組み合わせるのも効果的です。
ハンズフリー・ショルダーリードで使いたい → EzyDog ロードランナー
腰巻き・たすき掛けに対応し、耐荷重250kg・適応「中型犬〜大型犬」が公式に明記されています。犬と走りたい方、散歩中に荷物を持ちたい方に。
実店舗で握ってから買いたい → ペティオ グランデ
ホームセンターやペットショップで実物を確かめやすい1本です。対応体重45kgまでと明記されているので、大型犬でも選びやすい。
とにかく手頃に → Julius-K9 スーパーグリップ/ラロック アミット
どちらも価格帯は「¥」。滑り止めを取るならJulius-K9、適応体重が明記されている安心を取るならラロックです。ラロックは「35kgまで(目安)」と公表されている一方、Julius-K9は日本の公式サイトに耐荷重の記載がありません。35kg前後の子なら、ラロックも上限ぴったりになる点は頭に入れておいてください。
山やキャンプに連れて行く → Ruffwear クラッグ
旋回式クリップと反射素材で、アウトドアでの使い勝手を優先した設計。耐荷重の記載がない点だけ承知のうえで。
よくある質問
Q. 伸縮リードは大型犬に危なくないですか?
我が家の経験から言えるのは、 危ないのは「伸縮リード」そのものではなく、「細いコードタイプ」と「油断して長くしたままにすること」の2つ だということです。
細いコードタイプは、20kg弱のボーダーコリーに引きちぎられました。35kgのゴールデンレトリバーに使うのは論外です。flexiの中・大型犬向けシリーズ「ジャイアント」には、そもそもコードタイプがなく、テープタイプだけです。他のシリーズを見ても、コードタイプは確認できた範囲でMサイズ(20kg前後まで)が上限でした。大型犬に選べるのは、事実上テープタイプだけということになります。
もう一つの「長くしたまま」は、飼い主の慣れの問題です。人が見えたら短くしてロックする。車道の近くでは伸ばさない。これが体に染みつくまでは、かなり気を使います。そして繰り返しになりますが、田舎暮らし以外の方には、そもそもflexiをおすすめしません。都会で使ったことはないので断定はしませんが、人や自転車が多い場所では、この「油断して長くしたまま」がそのままトラブルになりそうだと思うからです。
この2つを外せて、なおかつ田舎で広い場所が身近にあるなら、大型犬を遊ばせる道具として、伸縮リードはとても頼りになります。
Q. ロングリードと伸縮リード、どちらがいいですか?
我が家は30mのロングリードを試して挫折しました(詳しくは我が家の場合に書いています)。遊ばせている間はいいのですが、片付けが毎回大仕事になるのと、公園に着くまでの道中ずっと持って歩くのが続きませんでした。
ロングリードが向いているのは、車で公園まで行って、そこで呼び戻しの練習をするような使い方だと思います。毎日の散歩の延長で広い場所に立ち寄るなら、伸縮リードのほうが現実的です。
Q. リードの長さはどれくらいが正解?
街中の日常散歩なら、 1.2〜1.8m が基本です。日本の歩道は狭いので、これ以上長いと車道にはみ出したり、他の歩行者の邪魔になったりします。
広い公園や河川敷で遊ばせるなら5〜10mの伸縮リード、しつけや呼び戻しの練習なら2〜3mのトレーニングリード。我が家は伸縮リード1本で、街中では手元で短く持つやり方をしていますが、これは田舎で広い場所が身近にあるからできることです。街中メインの方は、まず1.2〜1.8mを1本しっかり選んでください。
Q. ナスカン(金具)は何を選べばいい?
我が家の教訓は、 「金具は見た目より強度」 です。FOUND MY ANIMALのロープリードは、ロープではなく真鍮のカラビナのほうを壊されました。真鍮は見た目が良い反面、金属としては柔らかい部類です。
大型犬なら、バネの力で自動的に閉じるレバーナスカンなど、開閉が確実なタイプを。材質はステンレスや亜鉛合金など、変形しにくいものが安心です。ペティオ グランデのように、金具の外れ防止を独自に設計しているメーカーもあります。
リードを買うときは、本体だけでなく 金具の大きさと材質も必ず見てください 。
Q. リードの寿命はどのくらい?
一概には言えません。うちのジャイアント テープ L 8mは、まだ買い替えていません。ラクのときの10mタイプも、長く同じタイプを使い続けました。
ただ、FOUND MY ANIMALのカラビナは、いつ壊れたか分からないうちに壊れていました。見た目に問題がなくても、金具は突然壊れることがあります。散歩の前に金具を一瞬見る、テープやロープの傷とほつれを月に一度は確かめる。この習慣のほうが、「何年で交換」という目安より役に立つと思います。
まとめ
大型犬のリード選びで、この記事がいちばん伝えたいのは3つです。
- 耐荷重が公表されているリードを優先する。 今回の8本のうち、数値があるのは5本でした。数字で比べられるものを選べば、「大丈夫そう」という印象に頼らずに済みます
- 田舎暮らし以外なら、伸縮リードは選ばない。 うちの1位は、街中で散歩する方の1位ではありません。120cm前後のスタンダードリードを、耐荷重が公表されているものから選んでください。EzyDog ゼロショックか、店頭で握れるペティオ グランデが候補です
- 田舎暮らしで広い場所が身近にあるなら、flexi ジャイアント テープ L 8m。 我が家はラクのころから、flexiの伸縮リード1本でやってきました。重さ630gと、慣れが要ることは承知のうえで
そして、細いコードタイプは大型犬に使わないこと。金具は見た目より強度で選ぶこと。この2つは、ボーダーコリーに引きちぎられ、ゴールデンレトリバーに真鍮カラビナを壊された我が家からの、実体験にもとづくお願いです。
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