目次
  1. 1万円台のブロワーで足りる? うちの答え
  2. 我が家のブロワー:MORISAWA 犬用ブロワー
    1. 使い方:温風、出力は半分ぐらい、スタンドは使わない
    2. 音:レンは怖がらない。でも、相当大きい
  3. 乾かす順番:タオルで水を取ってから、ブロワー
    1. ブロワーを使うなら、タオルは2枚もあれば足りる
    2. 熱を一か所に当て続けない。指の間まで乾かす
  4. どこで乾かすか:リビングは毛だらけ。次は脱衣所を試すつもり
  5. ブレーカーは落ちない? 1400Wの考え方
    1. 1段目:コンセントは1つ1500Wまで
    2. 2段目:部屋ごとの安全ブレーカーは20A=2,000Wまで
    3. 3段目:家全体は契約アンペア
  6. ほかの選択肢
    1. この記事の価格帯の見方
    2. homerunPET ペットブロワー PD10
    3. メガブロー(業務用)
    4. 乾燥ボックスは、35kgには使えない
    5. 3つを並べて見る
  7. よくある質問
  8. まとめ
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35kgのゴールデンレトリバーを、うちは約2年、タオルと自然乾燥で済ませてきました。

人間用のドライヤーは熱すぎるので使わず、シャンプーのあとはペット用のタオルで拭いて、あとは自然に乾くのを待っていました。ただ、タオルだけでは基本的に乾きません。タオルはすぐにびしょびしょになって何枚も要るのに、それだけ拭いても湿ったままでした。

それでも約2年やってきたのですが、これから寒くなります。濡れたまま自然乾燥を待たせていたら、風邪をひかせてしまいそう。医学的な話ではなく飼い主としての心配ですが、そう思って、2026年8月ごろに約1万2千円のペット用ブロワー(MORISAWA 犬用ブロワー)を買いました。ブロワーは、ホースの先から強い風を送って毛の水分を飛ばすタイプのペット用ドライヤーです。

先にお断りしておくと、使ったのはまだ自宅でシャンプーをしたあとの2回ほどで、乾くまでの時間もきちんと測っていません。この記事は「1万円台のブロワーを2回使った時点で分かったこと」で、長く使ったレビューではありません。その前提で読んでいただけたらと思います。

うちの犬は、ゴールデンレトリバーのレン(メス・2歳半・35kg)。ダブルコートの長毛です。2ヶ月に1回サロンでシャンプーしてもらい、サロンに行かない月は自宅でA.P.D.C.のシャンプーとコンディショナーで洗っています。ブロワーを使うのは、この自宅で洗ったあとです。

先に結論:35kgの大型犬を自宅で乾かすなら

  • 1万円台のブロワーで足りる?→タオルだけの頃より圧倒的に早い。ただし「30分で乾く」とは言えない(うちは2回使用・時間は未計測)
  • タオルの枚数→ブロワーを使うなら2枚もあれば足りる(タオルだけで乾かすなら大量に要る)
  • 1400Wのブロワーの電気→同じ部屋で電気ストーブなどと同時に使わない(部屋のブレーカーは2,000Wまで)
うちのブロワーの仕様を先に見る

※ うちで使っているのはMORISAWAのブロワーだけです。ほかの商品(homerunPET・メガブロー)は、公式や販売ページの記載で紹介しています。

1万円台のブロワーで足りる? うちの答え

タイトルの問いに、先に答えます。35kgのレンの場合、このブロワーで、タオルだけで拭いていた頃より圧倒的に早く乾くようになりました。これは間違いありません。2回使った時点で、不満はまだそこまでありません。

ただ、「何分で乾くか」は答えられません。きちんと測っていないからです。感覚で言うと、ブロワーを当て終えて「もう自由にさせていいかな」と思うまでが、早くても30分ぐらい。「30分で完全に乾く」という意味ではありません。

それから、うちの使い方は、サロンの間の月に自宅で1回洗って乾かすだけです。「足りる」は、その使い方の範囲での答えです。

我が家のブロワー:MORISAWA 犬用ブロワー

買ったのは、MORISAWAの犬用ブロワー(ブルー)です。約1万2千円でした(2026年8月ごろ)。

メーカーの公式サイトは見つかりませんでした。販売元はYahoo!ショッピングにも店(MORISAWA)を出していますが、以下の仕様は Amazonの商品ページの記載(2026年10月確認)です。メーカー公式の数字ではなく、販売ページの数字として読んでください。

項目 Amazonの商品ページの記載
電源 AC100V
消費電力 1400W
風力 20〜65m/s(無段階)
温度 30〜55℃(無段階)
本体の大きさ 約39×20×17.5cm
重さ 3.86kg
ホース 81〜200cm(伸縮)
ノズル 3種(細口・幅広・丸形)
そのほか 本体後部に毛詰まり防止フィルター/「PSE適合品」(電気用品安全法の基準に適合した電気製品の表示)の記載あり

使い方:温風、出力は半分ぐらい、スタンドは使わない

うちの使い方は単純です。温風にして、風の出力は半分ぐらい。それでも結構強い風が出ます。風力は無段階なので、強さは調節できます。スタンドは使っていません。

音:レンは怖がらない。でも、相当大きい

音は相当大きいです。レンは怖がらないので、うちでは問題になっていませんが、この音が苦手な子はいると思います。音に弱い子なら、買う前にそこを考えておいたほうがいいです。

良いところ

  • タオルだけで拭いていた頃より、圧倒的に早く乾く(35kg・2回使用の時点)
  • 出力を半分ぐらいにしても、結構強い風が出る。風力・温度は無段階(Amazonの商品ページの記載)
  • 約1万2千円で買えた(2026年8月ごろ・我が家の実費)

気になる点

  • 音が相当大きい。レンは平気だが、苦手な子もいると思う
  • リビングで使うと動き回る。毛は濡れているので思ったほど舞わなかった気がするが、リビングが毛だらけになるのは間違いない
  • まだ2回しか使っていないので、長く使ったときの耐久性は分からない
  • 消費電力1400W。同じ部屋で電気ストーブなどと同時に使うと、部屋のブレーカー(2,000W)を超えうる

こんな家に

  • サロンの間に自宅でシャンプーする家
  • 人間用のドライヤーが熱すぎると感じて、タオルと自然乾燥で済ませている家
MORISAWA 犬用ブロワー(ブルー)

MORISAWA 犬用ブロワー(ブルー)

2026年8月ごろ購入・自宅シャンプーのあとに2回使用。Amazonの記載では1400W・風力20〜65m/s

乾かす順番:タオルで水を取ってから、ブロワー

まずタオルで拭いて、それからブロワーです。

ブロワーを使うなら、タオルは2枚もあれば足りる

「タオルは何枚要るか」は、ブロワーがあるかどうかで答えが変わります。タオルだけで乾かそうとすると、すぐにびしょびしょになるので大量に要ります(買う前の約2年は、まさにこれでした)。ブロワーを使うなら、2枚もあれば足ります。

タオルは歴代いろいろ使ってきました。最近買ったのは、Percoのペット用タオルです。Amazonの記載では75cm×127cmの大判で、素材はサンゴマイヤー(マイクロファイバー)、ポリエステル80%・ポリアミド20%。Amazonでは3枚入りで売られています。

Perco ペット用タオル 75cm×127cm

Perco ペット用タオル 75cm×127cm

最近買った大判のタオル。Amazonの記載ではマイクロファイバー、3枚入り

熱を一か所に当て続けない。指の間まで乾かす

ブロワーの当て方で、ひとつ紹介したい解説があります。米バージニア工科大学の獣医教育病院が公開しているお手入れの解説(Bathing Tips)です。ドライヤーについては、こう書かれています。

If using a blow dryer, keep it on cool or low and moving constantly; holding heat in one spot can burn skin.

ドライヤーを使うなら、冷風か低温にして、常に動かし続けること。熱を一か所に当て続けると、皮膚をやけどさせることがある、という意味です。あわせて、足の指の間や皮膚のひだまで完全に乾かすように、とも書かれています。

うちは温風で、風の出力は半分ぐらいで使っています。解説が勧めているのは冷風か低温なので、これから使う方には、温度は低めから始めて、ホースの先を同じ場所に止めないことをおすすめします。MORISAWAの温度は30〜55℃の無段階(Amazonの記載)なので、低いところから試せます。

どこで乾かすか:リビングは毛だらけ。次は脱衣所を試すつもり

うちは2回とも、リビングで乾かしました。毛は濡れているぶん、思ったほど舞わなかった気がします。それでもリビングが毛だらけになるのは間違いないので、そこは覚悟しておいたほうがいいです。

もうひとつ、リビングだとレンが動き回ります。それで、次は脱衣所のほうがいいかもしれないと思っています。まだ試していないので、うまくいくかは分かりません。

ブレーカーは落ちない? 1400Wの考え方

このブロワーは消費電力1400W(Amazonの記載)です。うちは買う前にブレーカーのことを特に気にしていませんでした。ただ、調べてみると、冬は頭に入れておいたほうがいい数字でした。電気の上限は3段あります。

1段目:コンセントは1つ1500Wまで

パナソニックのよくあるご質問に、「100(V)×15(A)=1500(W)」とあります。家庭のコンセント(15A)で使えるのは1500Wまで、ということです。

1400Wのブロワーは、この上限にかなり近い数字です。ブロワーだけなら収まりますが、同じコンセントに別の家電もつなぐと、残りは100Wしかありません。ブロワーを使うあいだは、そのコンセントにほかの家電をつながないのが無難です。

2段目:部屋ごとの安全ブレーカーは20A=2,000Wまで

分電盤には2種類のブレーカーがあります。東京電力パワーグリッドのブレーカーが落ちる仕組みの解説によると、「安全ブレーカー」は場所ごとに分かれていて、1つに流せる電気は20A、つまり2,000Wまでです。

ここが冬の注意点です。1400Wのブロワーを使っている部屋で、電気ストーブのような消費電力の大きい家電を同時に使うと、合計が2,000Wを超えて、その部屋のブレーカーが落ちることがあります。これは契約アンペアとは別の話で、契約が大きくても部屋ごとの上限は20Aです。

3段目:家全体は契約アンペア

もう1つの「アンペアブレーカー」は、建物全体で使っている電気の大きさで動きます。これが契約アンペアで、うちは60Aです。家全体で同時に使う電気が契約を超えると、家ごと落ちます。

対策は、東京電力パワーグリッドの解説にあるとおり、「使用する時間をずらす」「使用する場所を変える」です。同じ解説には、電子レンジ、電気ストーブ、ドライヤーなどの消費電力が大きい家電はなるべく同時に使わないように、とも書かれています。ブロワーを当てているあいだだけ、同じ部屋の電気ストーブを止めるか、別の部屋で乾かすか。それが「時間をずらす・場所を変える」です。

ほかの選択肢

ここからの2つは、うちでは使っていません。公式サイトや販売ページの記載と、口コミでの評判で紹介します。

この記事の価格帯の見方

値段は時期と売り場で変わるので、この2つは円の金額を書かず、4段階の価格帯で示します。

表示 価格帯
¥ 1万円未満
¥¥ 1〜2万円
¥¥¥ 2〜4万円
¥¥¥¥ 4万円以上

うちのMORISAWAは「¥¥」です。これから紹介する2つは、どちらも「¥¥¥」に入ります。1万円台で足りるか、という問いに対しては、その上の価格帯の選択肢、ということになります。

homerunPET ペットブロワー PD10

homerunPETは、ペット用のブロワーや乾燥ボックスを出しているブランドです。

公式サイトの記載では、定格出力1300W、定格電圧100V、風速は最大120m/s、温度は3段階調節、重さ4.8kg(2026年10月確認)。価格帯は公式価格で「¥¥¥(2〜4万円)」です。

MORISAWAと比べると、W数は少し低く(homerunPETの公式の表記は「定格出力」)、風速の数字は大きく、重さは1kgほど重いです。温度が3段階なのも、無段階のMORISAWAとの違いです。風速の数字はメーカーごとに測り方が違う可能性があるので、数字の大小だけで優劣は付けません。

homerunPET ペットブロワー PD10

homerunPET ペットブロワー PD10

公式の記載では1300W・最大120m/s・3段階温度・4.8kg。価格帯¥¥¥

メガブロー(業務用)

業務用のブロワーで、大型犬の飼い主の口コミで名前を見かけることが多いのが、メガブローです。

販売ページには「風量MAX102m/s」「風量・温度無段階調節」とあります。消費電力・重さ・価格は、この販売ページには載っていません。Amazonの商品ページの掲載情報では、100V・1500W・約6.38kg・ホース2m(2026年10月確認)。価格帯はAmazonの価格で「¥¥¥(2〜4万円)」です。

選ぶ前に見ておきたい点は2つ。1つは重さで、Amazonの掲載情報で約6.38kg。MORISAWAの3.86kgと比べると1.6倍ほどです。もう1つは消費電力1500Wで、コンセント1つの上限とちょうど同じ数字です。同じコンセントで他の家電を使う余地はなく、部屋のブレーカーの計算でも、MORISAWAより100W分だけ余裕が減ります。

メガブロー(業務用ペットドライヤー)

メガブロー(業務用ペットドライヤー)

販売ページの記載では風量MAX102m/s・無段階。Amazonの掲載情報では1500W・約6.38kg。価格帯¥¥¥

乾燥ボックスは、35kgには使えない

犬を箱の中に入れて乾かす「乾燥ボックス」という道具もあります。ただ、homerunPETのDrybo Ultraは、公式サイトで20kg以下のペット向けとされています(大型猫、ビーグル、コーギー、柴犬など)。35kgのレンは対象外です。少なくともこの製品は、大型犬の選択肢には入りません。

3つを並べて見る

MORISAWA 犬用ブロワー homerunPET PD10 メガブロー
消費電力(homerunPETは定格出力) 1400W 1300W 1500W
風の強さ 20〜65m/s(無段階) 最大120m/s MAX102m/s(無段階)
温度 30〜55℃(無段階) 3段階 無段階
重さ 3.86kg 4.8kg 約6.38kg
価格帯 ¥¥ ¥¥¥ ¥¥¥
数字の出どころ Amazonの商品ページ 公式サイト 販売ページ(風量・調節)/Amazonの商品ページ(消費電力・重さ)

いずれも2026年10月に確かめた数字です。変わることがあるので、買う前に見直してください。

よくある質問

Q. 人間用のドライヤーで大型犬を乾かしてもいいですか?

A. うちは熱すぎると感じて、使いませんでした。 米バージニア工科大学の獣医教育病院のお手入れの解説には、ドライヤーを使うなら冷風か低温にして常に動かし、熱を一か所に当て続けないように、とあります。

Q. 自然乾燥ではだめですか?

A. うちは約2年、タオルで拭いて自然乾燥でしたが、タオルだけでは基本的に乾きませんでした。 寒くなると風邪をひかせそうだと思い、ブロワーを買いました。

Q. 35kgのゴールデンは、ブロワーで何分で乾きますか?

A. 測っていないので、正確には答えられません。 感覚では、自由にさせるまで早くても30分ぐらいで、タオルだけの頃より圧倒的に早いことだけは確かです。

Q. 1400Wのブロワーで、ブレーカーは落ちませんか?

A. ブロワーだけなら、コンセント(1500W)にも部屋のブレーカー(20A=2,000W)にも収まります。 落ちうるのは、同じ部屋で電気ストーブなど消費電力の大きい家電を同時に使ったときで、契約アンペアとは別の話です。

Q. ブロワーの音はどのくらい大きいですか?

A. 相当大きいです。 レンは怖がりませんが、音が苦手な子はいると思うので、買う前に考えておいてください。

まとめ

  • 35kgのゴールデンを1万円台のブロワーで乾かしたら、タオルだけの頃より圧倒的に早くなった。ただし「30分で乾く」とは言えない(2回使用・時間は未計測)
  • 順番は、タオルで水を取ってから、ブロワー。ブロワーを使うならタオルは2枚で足りる。タオルだけで乾かすなら大量に要る
  • 温風で使うなら、熱を一か所に当て続けない。足の指の間まで乾かす(大学の動物病院の解説)
  • 音は相当大きい。リビングは毛だらけになる。次は脱衣所を試す
  • 1400Wは、同じ部屋で電気ストーブなどと同時に使わない。部屋のブレーカーは2,000Wまで

2回使った時点の記事なので、分かっていないことも多いです。長く使ったときの耐久性、冬の使い勝手、脱衣所で乾かしたときのことは、まだ分かりません。

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